諸般の都合で旅行を切り上げ、苫小牧に向かう。最初は、行きと同じく日勝峠を越えよう、と思っていたが、登っていく途中で「アイスバーンあり、夏タイヤ走行不可」の電光掲示板が。これはやばい、ここ強行したら死ぬな、と思い、再検討体制へ。
地図を見てみると、狩勝峠はちょっと高さが低いとの記述があり(実はこれは誤解だったのだが)、そちらへ向かう。その途中で新得を通ると、そばの産地との看板が出ていたので、途中の「そばの館」に入り、昼食とそばのおみやげ購入。出発前にそばの土産を要望されていたので(その時は北海道内で買うと言うより、中央道の途中での購入を考えていたが)、偶然とはいえ目的は果たせた。
で、狩勝峠を登っていくと、そこでも「アイスバーンあり、夏タイヤ走行不可」の文字が。でもあきらめきれず9合目まで行ったけど、やっぱり路面状態が怪しく、雪がかなり降り続いている。これはダメだろう、ここでスリップして死んだらシャレにならない、ということで、途中でUターンして引き返す。
さあどうする、といってもこうなっては候補は一つしかなくて、南回りで行くしかなくなり、来た道を戻って帯広を越えて、札内方面へ。カーナビでは一旦襟裳岬にセット後、近辺で苫小牧に変える方向で。合わせて300kmオーバー、結局今日も合宿(どうでしょう用語)かよー、と。
札内で下りた後、南に向かう途中で、これまた偶然に花畑牧場の看板を見かけたので、アップフロントの奴隷たる私は立ち寄り、おみやげを自宅に向けて発送。駐車場には山のように車がありましたが、店舗内は割と空いていました。大阪の百貨店だと行列をなさないと買えない生キャラメルも、当たり前ですが普通に購入可能。
そこからはただひたすらドライブ。途中通った黄金道路は波しぶきを浴びるような海沿いを通りつつ、途中で幅の狭いトンネルを通るという変化に溢れる怖い道路。そこを60kmで走っていたら煽られるんだもんなー。怖いよ、北海道。
西側に抜けてからも怖い部分が多少ありましたが、苫小牧に近づくに連れて開けた街も増え、ようやく落ち着いてきました。なんとか苫小牧に19時前に到着。でも、あまりに早すぎて乗船手続きが始まってなかったので、一旦苫小牧のイオンにいって、夕食とか、買い物とか。
北海道ではなるべく夜間の走行を避けようとしていたので、ここへの往復が初めての夜間走行になり、実は一番怖かった、と言う説もある。当たり前だけど、北海道の一般道は高速で走るのを要求される割に、夜は真っ暗なんですよね。
戻ってフェリーに乗船。こちらのフェリーではバックでの停車を要求され、かなり焦ったが、なんとか誘導もあり停車完了。2等船室で就寝。18人部屋の中に団体の6人くらいと、後は個人旅行の3人(私入れて)だけだったので、余裕を持って寝られた。苫小牧〜敦賀航路は2等船室が2部屋しかなく、ほとんどは1等などに泊まるらしい。
事故大変でしたね。私も免許取りたての頃、九州から東京に戻る際、雪の中国道で停車中おかま掘られました。後ろがへこんだまま東京に戻ってきました。事故後、帰り着くまで気分的には最悪でしたね。 <br>でも悪いことの後には良い事がありますよ^^