まあ、もともと「寝る子はキュート」に比べると落ちるだろうな、と初回前から予想はしていたのですが、事前にくまくまーとか彩音をみてさらに不安が倍増し、見るのが怖くなっていた私。事前にML-Operettaを読まなければ心が折れて上京を断念していたかも知れない。
実際金曜日の公演もチケットを持っていたのですが、仕事が超多忙なのもあって、(普段ならたとえそうでも必死に年休を取ったところですが)断念してしまいました。でも、一回も見ずに終わるのはどうだろう、とは思ったので、とりあえず土曜上京して本日鑑賞。
終わってみて、見てよかったと思わせる内容でしたよ。確かに「℃-uteじゃなくても成立する」とか「脚本家の主張の押し付け」という部分は大いにあったのは確か。携帯小説に対するありがちな批判もあったと取れなくもない。でも、それでも「自分の思いをぶつければ、それは小説として成立する」という主張を入れることで、単純な批判ではなくなっていたと思う。
劇としては前半のテンポのよさは特筆すべき面白さだったし、後半の矢島舞美の演技も良かったと思う。何よりも、矢島舞美をはじめとするメンバーの制服姿のかわいらしさ、私服のかわいらしさなど、衣装面でいろいろ楽しめる点があったし…(ダメな感想になってしまっている)。
ということで、事前の不評をそこまで気にする必要はない、それなりに収穫のある劇だったと思います。初見としては、実は「寝る子はキュート」より良かったかもしれない。明日の千秋楽もなぜかチケットがあるので、もう一度見るのが楽しみ、そういう内容でした。
…ということを、終わったあとに「くまくまー」の中の人に言ったら、「まあ初回はそう思うよ」と言われたけど。まあ、確かに二度見るといろいろ退屈なのかもしれないな。テンポだけだしな…。
宿泊先で書いているので書き足りない部分もありますが、そのうち思いついたらもう少し加筆するかもしれません。