会社が夏休みになると(うちは世間より若干早め)、旅に出たくなる最近の私。今年は何となく、まだ行ったことのない鹿児島、熊本辺りに行ってみようかなー、ついでに九州新幹線も乗ってみようかなー、と思ってはいましたが、特段目的も決めていませんでした。ですが、春頃に関東で放送された「堀北真希九州一筆書き旅行」をようやく最近見まして、「これだよ、高千穂鉄道だよ!」とか思って(単純な人)、何となくその番組で気になった場所をトレースする流れで、九州を一周することに決定。
大阪から鹿児島まで行くのに新幹線使う人もあまりいないような気がしますが、一つの目的が九州新幹線利用なのと、鹿児島中央→新八代の方向で新幹線使うと宮崎方向へ行きにくくなるので、往路で使うことにしました。ということでまずは博多まで新幹線で。ちなみに、大阪から鹿児島まで片道で考えると、カルテット切符を使って一旦博多まで行くのが一番安い気がします。8:01のひかりに乗って、10:46に博多着。
昼飯食ったり銀行で金を下ろしたりしたかったので、博多でちょっと余裕もって乗り換えをするべく、12:10発のリレーつばめのチケットを確保。奇跡的に窓際が通しで取れました(最後の一席だったらしい)。その後、春にも食べた一蘭が駅の近くにあったので、そこで再食、今回はかため→超かため。ですが、やっぱりスープに対する麺の馴染みの悪さが気になった。スープは旨いんですがね。
で、銀行などの場所を調べるために書店に入ったら、九州SpyGirlSelectの最新号が売っていたのですが、やはり今回も表紙の引きが強い。数日後にまた博多に戻ってくるので購入はなんとか思いとどまりましたが、絶対関西とレベルが違うよ。なんであんなに違うんだろう、土地柄?というか、博多は平均値が高いというより、時折すごいレベルの高い人がいますね。
その後、リレーつばめにのって新八代まで行って、乗り換えて九州新幹線つばめ号へ。リレーつばめは指定席も満席でしたが、つばめは指定席はガラガラでした。情報を集めてなかったせいもあって、車両の中が木目調だったのにはすごく驚いてしまいました。九州新幹線は山陽新幹線にも増してトンネルが多いので、あまり景色的には面白くなく、あっという間に鹿児島中央へ到着。
鹿児島中央駅は新幹線開業もあって、普通の近代駅になってしまっていました。来たことなかったけど、青森駅みたいな田舎の中央駅のイメージがあったので、なんか違和感を感じたり。駅前ではドコモのキャンペーンがやっていましたが、やけに閑散としていました。場所を広く取りすぎている。しかし、そのキャンペーンの女の子に、一人超絶的に可愛い子がいて、じっと見たい気持ちを抑えるのが大変でした。
着いたのが14:29というのもあって、どうしようかなー、桜島でも見るかなー、と思いつつ駅周辺をぶらぶら。一旦駅から出て、再度駅の中に戻ってきたら、指宿方面へ向かう快速の出発がちょうど3分後くらいという表示が。えーい、これだ、ととりあえず乗って、指宿に向かいました。
一応指宿も(どうでしょうのサイコロの旅のどれかで見た記憶があって)候補には考えていたので、目的地は決まっていました。駅から15分くらい歩いて、「砂蒸し会館砂楽」へ。有名な指宿の砂蒸し風呂に入ってみたい、という願望が果たせました。砂に埋められると、かなり熱い。埋められた状態で体を動かして砂を少し掘ると、さらにかなり熱い。砂も重い。面白い体験です。
でも、入るときに「目安は10分くらい」と言われますが、10分くらいだとあまり汗も出ません。15分くらいすると心拍数も上がりだし、汗も出て良い感じになります。周りには長風呂への警告が多数書いてあるし、元々10分くらいと言われているのもあって、そこで上がってしまいましたが、上がるともう一つすっきりしない。多分、もう少し頑張って20分から25分入るのが正解のような感じがしました。個人差はあるのでしょうが。
その後、また指宿駅まで戻って今度は各停で鹿児島中央へ。夕食は鹿児島の人に人気の「くろいわラーメン」を食べました。もやしのさっぱり感が良いんだけど、こってりした感じの鹿児島ラーメンを期待すると、鶏ガラの味が割と強いさっぱり風味なので、肩すかしを食らったような気がするかも。