久しぶりのレビュー扱い。以前の週刊アスキーでかなり目を引いた彼女ですが、それからあまり見る機会もなく、久しぶりの本格グラビアです。私も忘れていたのですが、ふと書店で普段チェックしないデジキャパ!の表紙をみて、その引きの強さに「誰この女の子?」と中を開いてしまいました。
表紙は少し元気な少女っぽい雰囲気ですが、中は清楚な感じが出ており、レンジの広さを感じさせる。表紙では全く感じないけど、中だとハーフっぽいし、撮られ方で色々な魅力を感じさせるタイプか。画面に出るだけで、存在感を感じさせるようなビジュアルです。ショートパンツにブーツの衣装もキュート。この衣装で全身立ちポーズが見たかった。ということで絶賛気味ですね。もっといろいろ見てみたいな。(95点)
リアディゾンが表紙と巻頭8P(飯塚昌太)。ヤンジャンらしい明るさをもった南国グラビアで、水着もたくさん。年の納めにはふさわしいキャッチーなグラビアなんではないでしょうか。ビジュアル的にも崩れなく、良質の仕上がり。おすすめできます。(85点)。ちなみに、付録カレンダーは私購入分はリアディゾンでした。写真集からのピックアップ的内容だったので、特に見るところもなし。
センターに南明奈が5P(細野晋司)。南明奈にしては珍しい、まじめなしっとり系の表情主体。この表情だと彼女の可愛さが出るか、というと微妙なんだけど、そこはシャープさをうまく引き出して、変わった意図を実現している。最終2Pは笑顔でまとめて、落差をつけたまとめも上手い。新鮮さが出て良いと思う。(80点)
あと、巻末に1P加藤沙耶香。
加藤理恵が表紙と巻頭9P(中山雅文)。久しぶりにヤングアニマルに手が伸びた。この加藤理恵グラビアは、過去の加藤理恵のグラビアの中でも一二を争う出来。キュートな笑顔の着衣グラビアで導入しつつ、セクシー水着でも魅せる。最終ページのセクシーポーズ(+半エロ表情)はむしろ蛇足だったな。マフラーとか上着でのチラ見せセクシーが良い感じにはまっています。ちょっと歯を出した笑顔で矯正風味を感じる点がマイナスかも知れないけど、そこは甘く見て点数は高く。(95点)
京本有加が6P(HIROKAZU)。このページでは一回しか触れていないんだけど、その時はどことなく引っ掛かっている記録が。その引っ掛かりを今回も感じた。偽後藤真希、という印象はもう無く、でも誰かに類似性を感じる。類似性だけだったらあまりピンとは来ないのでしょうが、P3の表情が独自の魅力がある。なんでこんなにレビュー回数少ないんだろう?私が買っていないだけか?ちょっと今後は気をつけないといけないかな。(85点)
南明奈が表紙と4P(栗山秀作)。今週も鍛代修じゃないけど、降りたのかな?それだと残念だなー。それはともかく、別に南明奈としては良い出来でもないな…、と表紙やP1、P2を見て思ったけど、P4のミニスカブーツのちょいギャル、だけど上半身は優等生、的な写真がすごく良かったので思わず購入。超人気グラビアアイドルで水着主体になる南明奈を、こういうテーマで撮れるのがファミ通グラビアの面白いところですね。そこで点を持ち上げてこの点数。(90点)
付録扱いでスピリッツ2008ビューティーカレンダー。1月と12月が2P見開き、あとは2か月で2P見開きという変則構成。皆藤愛子、澤山璃奈、吹石一恵、安めぐみ、優木まおみ、浅尾美和、南明奈、AKB48、白鳥百合子、ほしのあき、小林麻央。全くコンセプチュアルなものがない人選なので、カレンダーとして使える物でもない。統一感のなさがスピリッツのグラビアの特徴とはいえ、カレンダーまでこういうまとめではもう一つだろう。
南明奈が表紙と巻頭7P(木村晴)。うん、安定しているんだけど、ビジュアル的には初期より癖が出てきている気がするなあ。ということで、常にキュートとは言いづらく、たまにちょっとこれは…、というビジュアルになってしまう時がある。この変化が拡大するのか、押さえ込めるのかで次の展開が決まるような。(75点)
石田裕子が袋とじ8P(根本好伸)。彼女もSoul Tigerから考えると長いけど、しかし同じような活動ばかり繰り返しているよな。ミスマガジンから6年経ってトリンプイメージガールっていうのもどうなんだろう。ということで経歴を見るとややしょんぼりしてしまうんですが、グラビアの出来はここ最近良くなっているんですよ。大人っぽい色気とキュートな感じを両方出せているので、今ちょうどいい時期かも知れない。次へと羽ばたいて欲しいんだけどな。(85点)
あとはセンターで愛衣が4P(木村晴)、笑顔主体での短いグラビアだと、まだまだ強さを感じますね。巻末に安藤沙耶香が6P(井ノ元浩二)。ちょっと色気方向に単調に振りすぎている感じ。キャプションが「この!ボディに!オレの!煩悩を!叩き込むぜ!!108回!」とかいう流れで来て、最終ページに「オーバー・ザ・レインボウ!!」って、どういう落とし方やねん、これ。
安田美沙子が表紙と巻頭8P(根本好伸)。久しぶりにグラビアで見た気がしますが、もう「ほんわか京美人」っていう感じでは、全くなくなってしまいましたね。シャープなお姉さん、といった感じで。最近の彼女の立ち位置がよく分からないので、そのビジュアルの変化が良いのか、悪いのかよく分からない。でも、その変化を上手く使うことは出来るはずだ。それくらいのシャープさの向上は見られます。(80点)
大久保麻梨子が6P(宮澤正明)。かといってここまでシャープを突き詰めてしまうとな。なんとなく、ボディービルとかをした方が良いんじゃないか、という雰囲気になっている。アクション女優的、というか。格好良いといえば、格好良いんだけどね、その格好良さを放出する方向がない、というか…。(75点)
滝沢乃南が6P(江森一明)。うーん、一時期に比べるとマシだけど、やはり重いよな。正面撮りだと、ビジュアルの美形感が少し感じられて、それで面白い仕上がりになってはいるけど、P2とかだとちょっときついしな…。私のレンジから外れているのか、論評に困ります。(70点)
谷村美月が4P(関めぐみ)。意外な形で写真集を出してきました。しかもビキニトップあり!(といいつつ、上に羽織っていますが)。撮影関めぐみということもあって、送り手側の意図を感じる写真集のようです。この4Pでは判断しがたいので、発売前のグラビア掲載に期待。
巻末には佐藤寛子がインタビュー+総集編で6P、秋山優が4P(中山雅文)、堀井沙織がカラータイツモデルで3P(飯塚昌太)。秋山優がちょっとだけ紺野あさ美っぽい。センターはキスマーク付きのクリスマスカードプレゼントと、小松彩夏が3P。
表紙は中川翔子、2Pグラビアは谷桃子。谷桃子の良さは、分かるような分からないような。いや、人気が出そうなパワーは感じるんだけど、一つ間違えると濃厚な色気が出すぎる感じがして、そこに進んでしまうとスター性がなくなるんですよね。その辺を上手に回避できたら良いんだけど。
新垣結衣が表紙、篠山紀信の撮りより、次の2P分の方がね、圧倒的にね。巻頭にAKB48、その次に新春ドラマから小雪、香里奈、深田恭子、黒木メイサ、成海璃子、夏帆、伊東美咲、米倉涼子。今回はB.L.T.の新ドラマ紹介が手抜き、というか情報量が少なすぎる。
センターは晴れ着で相武紗季、堀北真希、安田美沙子、戸田恵梨香、皆藤愛子、スザンヌ、南明奈、今井りか。毎年B.L.T.の晴れ着グラビアは安心してみられる内容です。続いてモーニング娘。、Berryz工房、℃-uteの晴れ着姿。Berryz工房、℃-uteはどちらも外れ無しに撮ってもらえていて良い感じです。安定感という意味で菅谷梨沙子、鈴木愛理、矢島舞美はさすがに高い。
巻末は細々とした水着グラビアが色々。全部名前を拾うほどでもないので省略。オーラスは岩佐真悠子が4P。
せっかくの長期休暇で、かつ前半は特に用事もないという久しぶりの状況なので、書けていなかった物をひろっていくことにしたいな。ということでこの冬のレビュー目標をメモしておきます。あんまり古くから拾ってもあれなので、秋以降から気になる物を。
写真集では、「全国縦断!2007夏℃-uteの旅日記」「M.T.J. GREEN TENNIS CLUB 佐藤里香写真集」「バタフライ 飯田里穂写真集」「CLEAR 鈴木愛理写真集」「momo 嗣永桃子写真集」を。嗣永桃子写真集は本日購入。なんで今頃、という話ですが、彼女のもっている独特の雰囲気を、写真集で一冊押さえておくべきだろう、と思ったので。
ムック類はどこまで細かく書くか未定ですが、pure pure vol.45(美山加恋表紙)、アップトゥボーイの2007 Dec.(北乃きい表紙)と2008 Feb.+Apr.(成海璃子表紙)、Gザテレビジョンのvol.9(中川翔子表紙)、あとCM Nowのvol.130(北乃きい表紙)くらいは書いておきたいかなー。全部を書くのではなく、気になる部分のみで。
雑誌では、DVD付録の付いていたSEVENTEENが書けないまま次号が出てしまいました。これは遡って書くかは未定。多分書かないような気がする。
もちもちさん(12/15): まあ、その答えは既に書いてあるとおり「興味がある人には区別が付くから」ですが(あとは稲葉の歌詞とか)。というか、創作において毎回毎回大きく異なるものを作る必要も、ないですよね。
ひでまろさん(12/16): 多分、グラビアに関してはアイドル歌謡より、ネット上での(軽めの)評論的なものとの親和性が高いと思うので、ひでまろさんが書きたい内容が軽めであれば、是非やっていただくと良いのではないかと。逆にまじめな評論とは親和性が低いような感じがしています。刹那的なものだから、かも知れません。
イッカクさん(12/16): イッカクさんが書かれている内容とずれたコメントかも知れませんが、こういうページを続けていて、賛同の感想とかを頂くと、いつのまにか自分が平均人の感想を抽出して書いているような気分になってしまう部分があります。でも、そういう気分で書かれた文章の傲慢さをみて辟易した経験が何度もあるので、なるべくそうなっていることに気付くよう、努力しています。
さて、自分の中ではあまり記憶に残っていないレビューを、印象に残っているといっていただけるのは、非常に興味深いです。書き手にとって印象に残るレビューは、筆が面白いように進んだときとかで、例えば石川梨華2nd写真集なんですが、多分読み手にとって印象に残るのは、読み手が心に持っていた物を、上手く言語化したときとか、なんでしょうかね。
かけもちさん(12/16): 北乃きいは、水着無しでもOKという可愛さがあるのは確かだと思います。ミスマガの候補時から輝いていた可愛さを維持しているというか。ということで私もCM Nowは買ってしまいました。大塚ちひろの髪型か…。夏帆はイモっぽさが抜けないのが面白い。Girlsは買っていないですが、本当に「カード紹介のページを削ってその分グラビアを充実させるか価格を引き下げたらもっと買いやすいムックになるハズ」ですよね…。流行通信は写真が一人2Pっぽかったので見送りました。で、佐藤寛子と小泉麻耶の写真集レビューを楽しみにしております。結論から先に書かれてしまって、すごい引きを感じます。
むむむさん(12/16): perfumeは語りたくなるんでしょうね…。私はベタなメロディ大好きっ子なので、perfumeは敬して遠ざけていますが、あの路線でぶれずにやり通したのは偉いとは思います。中田ヤスタカの最近のインタビューは、ロジックを語ってくれてすごく読んでいて面白い。私、音楽をロジカルに語る人がすごく好きなんですよね。と、まとまりなくフォローも出来ず終了。
coccooさん(12/16): ケータイ刑事はドラマ自体がしょっぱいので、そこから演技は変わっていますよ、きっと…。天然コケッコーではどうだったんだろう>夏帆。perfumeは下積み長いから、別になんでもやっていきそうな気もします。彼女たちが今やっている音楽は大衆受けしない(言い換えれば、チャート上位はあっても、トップにはなりづらい)と思うので、その位置で細く長くを良しとするか、一発当てようとするか、というところがあるでしょう。普通に考えると後者は取らないと思いますが、アミューズはよく分からないから…。
coccooさん(12/16): ××総研の資料みたいな作りが参考になりますね>日経エンタ。内容が、ではなくフォーマットが。あれをベースに書けば、もっともらしくなるのかな、と。で、BOMBは何か買うのに踏み切れないうちに月末になってしまったな。どうも保存前提の買い方が抜け切れておらず、BOMあ購入意欲が落ちるのですが、読み捨て気分で買うべきなのか。買ったらまた何か書きます。
もちもちさん(12/16): まあ、上羽織り水着でしたけどね…。写真集が週プレからでるということで、今後の掲載に期待かなー。
かけもちさん(12/16): ちょっと表情が…>さとみ様。ベタな格好は、してくれないでしょう…。
coccooさん(12/27): 出先なのに書いていただいてすいません…。しかし、速報聞いて翌日の番組表に「ローレライ」を見たときには驚きましたね。テレビ放映のためにプロモーション会見か!(違います)と。そういえば関テレでやっていましたね。以前録画したような気がしていたので無視して、忘れていましたが…。本人のインタビューより、イメージビデオ的番組が変で面白い人か…。どういうことでしょうかね。まっとうな企画が成立しないタイプ?
でも、何となく分かりました。強い個性というタイプではないんでしょうけど、それがビジュアルとギャップがあって、そこに興味が惹かれるタイプ、なのかな。オダギリジョー的にも俳優同士で個性のぶつかり合う夫婦ではなく、芯をもって受け止めてくれる(高反発でなく低反発のような)相手を求めた、といった所なんでしょうか。…って勝手にプロファイリングして、良い迷惑か…。
麿は「よい子の歌謡曲」世代なので、どうしても昭和的批評スタイル(笑)になってしまうんですね、無意識に書いていると。 <br>でも、21世紀的評論は、数字など客観的事実を基に書かないと読んでもらえない。「俺が好き/嫌いなんだ」という主観はスルーされますよね。 <br>ま、事実をどう主観的に並べ替えて(捻じ曲げてとは言わない)「こうなんです」、とやんわり誘導するかが腕の見せ所なんでしょうねえ。
いや、レス拝見しましてレビューにおける御自身の立ち方(心構え)の表明のようにも思えて、圧倒されました。どのような方法をとろうとも、書き手の方法に対する自覚性の高低で、読み手への影響も変化するのかなあ、と勝手なことを思ったりしました。何にしても、これからもレビュー愉しみにしています。以下せっかくなので、気になったところ。一宮里菜は、YS乙女学院(46号)で認知して以来ときどき検索してました。いつのまにか、Wikipediaにもつくられていますね。オーディション番組だったら、札挙げてしまうと思います。テレビの前で。いち視聴者なのに。今回の表情も素晴らしい。ただ、これこそ趣味嗜好なのでしょう。僕には衣裳が苦手でした。表紙の感じの衣裳の方が良かったので、一寸残念です。リア・ディゾンは、中身はいいのに表紙はイマイチでした。白石みき(20071104)のときは、僕も失敗だと思いましたが、どうも表紙のフォーマット(アプローチ?)自体がかわってしまった気がしないでもないです。京本有加は可愛いのですよね。安田美沙子は、WPBサイトで表紙を見たとき、えらくブラッシュアップ(エア・ブラッシ)されたみたい感じだなあ、と思ったのですが実物を手に取ったらそうでもなかったです。彼女にしては…、もっとどうにか…、といった感じが多かった気もしていて、でもこの中身は良かったと思います。
FRIDAY入手しました。今年最後に入手した雑誌が、よりによって加護亜依を叩き殺したクソ雑誌になるとは...何か因縁めいたモノを感じます。表紙(&グラビア)の和香パイがまた魅力的になってきたとか(表紙共々リサイクル行き確定と(ひど)、クマちゃんのぼいんに魅了されたとか(ここ最近よくなってきたように見えます。気のせいでしょうけど(^^;)、MAXりなのB地区見たさ(まあ、ヨコから何となくみえてますが、へそピーなのであまりロマンスを感じません)とかではなく、和沙です。佐藤和沙はこれまでムネのおっきさだけに頼ってきた感があったのですが、表情的にも前の写真集(買ってませんけど)ぐらいから年相応のセクシー感が出せるようになって気にはなってましたが、今回の写真集先行カットを見ると、そのプロポーションとのバランスもとれてきてますし、なにより露出度的に楽しめる出来のようです。ううむ、私も、どうやら彼女の魔乳の魅力にとりつかれてしまったようです(はあはあ)。来年の写真集初めは彼女で確定のようです(^^;)...と、あほコメントで今年は終わってしまいそうなんですが、来年は、やりかけの仕事をきちんとやり遂げられるように、「ご利用は計画的に」を目標にがんばりたいと思ってます(ん?)。 <br>それでは、よいお年を。