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akarik日記メモ


2005-01-01 [長年日記]

あけましておめでとうございます。

昨年は仕事量的には極端に多いわけではなかったのですが、ストレスからやや酒量が増えまして、その分睡魔に襲われる部分が多くなり、レビューさぼり気味になってしまいました。開設以来続けていた全レビューも一旦とぎれてしまいましたし。そこで心の張りがなくなった部分も大きかったかな、と。反省ばかり書いていますが。

まあ全体にペースダウン気味ですが、ぼちぼち続けて行きますので、あまり期待せずにチェックいただければ、と思います。今年はそれなりに時間も取れそう、という雰囲気ですので、昨年よりは書けるんじゃないかな、と思っております。方向性としてはただ写真並べただけのムックからは徐々に撤退して、雑誌と写真集メインを考えています。今のところは。

2004年写真集ベスト10+α

2004年はほとんどまともに写真集レビューが書けていなかったわけですが、一応買ってもいましたし、一通り見ていた。ということでベスト10+αをまとめてみます。

【第1位/小松彩夏写真集「アヤカのナツ」】少女ファッション誌モデルであり、「美少女戦士セーラームーン」の主役の一人でもある小松彩夏が、ここまで大胆な写真集を出してくるとは思わなかった。美少女感と大胆さ、きわどさの併存が素晴らしい。2004年最大のインパクトと言える。[→amazon]

【第2位/榮倉奈々写真集「HBD16」】写真集を出すタイミング、その露出度のレベルなど、商品として完璧と言える。やや水着の量が多すぎて、体型のいびつさが強く出過ぎた、など贅沢な不満も持ってしまうくらい。きわどさは低めだが、モデルの水着写真集としての完成度の高さは秀逸。[→amazon]

【第3位/川村ゆきえ写真集「17ans」】川村ゆきえ大ブレイクのきっかけとなった写真集。川村ゆきえの持つ柔和なイメージを出し切った写真集として、これ以降のものと比較しても出来の良さは抜きんでている。ビジュアル面のシャープさもあり、この写真集が一番おすすめ。3位までの3冊は昨年の作品の中では特に抜きんでており、4位との差は割と大きい。[→amazon]

【第4位/岩佐真悠子ムック「'04夏」】写真集・ムックに恵まれない岩佐真悠子ではあるが、このムックは彼女のプロ意識に、根本好伸のバリエーションの振り方が答えた成功作。トップグラビアアイドルが渋谷で水着露出、何か一つでも欠けたら絶対に出来ない。[→amazon]

【第5位/大久保麻梨子写真集「和スイーツ」】ここからは好みの部分が大いに入ってきます。スタイルのシャープさという点で大久保麻梨子は今年抜きんでていました。ビジュアルも整理がされてきて、完成度が上がったところでの本写真集。初期の眞鍋かをりを彷彿とさせる格好良さがあります。[→amazon]

【第6位/田中れいな写真集】田中れいなの今の可愛さを素直に出した、それだけなんですが、それだけで良いんですよ、多分。制服のスカートだけの長さだけが悔やまれる。[→amazon]

【第7位/山岡みどり写真集「Green Day」】なんかここに心交社の写真集を置くと異質な感じもしますが…。全体にベアトップ主体の衣装がすごく可愛かったし、ビジュアル的にも好みの方向性なので。あまり心交社色は強くないんじゃないでしょうか。[→amazon]

【第8位/小松彩夏写真集「日直」】出来としては「アヤカのナツ」に並ぶくらいなのですが、方向性が同じ作品を二作とも上位にするのもどうかと思いこの順位。でも、二作続けてこの方向性に進める部分はすごいと思った。[→amazon]

【第9位/石川梨華写真集「華美」】グラビアアイドルとしての完成度はハロプロ随一。そこを改めて感じさせる、意識の高さが光る作品。意外性はないが、(知名度的に)トップアイドルがこのレベルの写真集を出してくれることは歓迎すべき。[→amazon]

【第10位/紺野あさ美写真集】撮影者はいろいろ変えているものの結果として同じ感じになってしまうハロプロ系写真集で、アライテツヤの作家性が出ているという点で評価できる。紺野あさ美にぶつけた点も熟慮を感じます。[→amazon]

【次点/新垣結衣「ガッキーブック」】掲載されている写真は出来が良いんですがねえ、写真集でもムックでもないので…。この時期、きちんと写真集を出しておけば…、一年アイドル展開が遅いよ、という不満もあってこの位置。

中でも書きましたが、ベスト3までのレベルの高さは際だっていました。2003年のベスト3が、オムニバス、ムック、ムックというのと比較しても、2004年は上のレベルは高かったのではないでしょうか。でも、じゃあ写真集豊作か、というとハロプロ系乱発や全体の高価格化もあって、そこまで評価できる年でもなかった印象もあります。

2005年雑感

今年はどうなりますかね。ハロプロ系の一巡、イエローキャブ系の「巨乳マッチョ主義」アイドルの退場(新生サンズのラインアップもそういう感じですし)ということで、グラビア界のはっきりした方向性はなく、その分色々な展開が楽しめそうです。まあ、グラビア界は割と色々なところから出やすい部分はあるので、大きく変わらないのかも知れませんが。

グラビア界から一般メディアへの転出が割と成功したのも2004年の特徴と言えるでしょう。若槻千夏があそこまで成功するとは思わなかった。他でも井上和香や眞鍋かをりもまあまあの展開ですし。この流れが続くか、というとこういう流れは2年周期と見て、2005年中はグラビア界からの発掘を行おうという動きは続くのではないでしょうか。若槻千夏ほどのポテンシャルがある人がいるのか、というと難しいところかも知れませんが。

雑誌グラビア界では、ヤンジャンは安定して良い素材を確保し続けています。市川由衣・若槻千夏占有の次は、川村ゆきえも引き当てて盤石の構え。それが正帰還を生んで、新垣結衣や榮倉奈々もまずはヤンジャン巻頭で、という良い流れになっています。

ただ、ここの所の制コレは少女誌モデル方向(に近いイメージの人も含む)に向かっているようで、昨年も近野成美、戸田恵梨香、田代ユリエ辺りを並べたけど川村ゆきえが当たった分救われましたが、今年の4人にはそういう逃げ場もないようですが、それが吉と出るか凶と出るか。アイドル隔年周期説から、市川由衣の代わりとしてのシャープなグラビアアイドルを探す方向性、なのかな。

ヤンマガは結果的に昨年のミスマガジンは読者への反応は鈍い形で終わってしまいそうで、今年は茨の道が続くのかも知れません。イエローキャブ系や井上和香で繋げるのも今年は厳しそうですし、どこから当たりを引いてくるか。佐野夏芽のように(彼女はやや低迷気味で辛いですが)アニマル辺りから、となりますかね。

ヤンサンは色々並べていますが、どれも育てきれないという部分に厳しさはある。ですが、その分色々楽しめて見る側としては面白い。もうヤンサンは割り切ってとりあえず登竜門に徹すれば良いんじゃないですかね。相武紗季をこのままヤンサンに埋もれさせるのはもったいないし…。

スピリッツは我が道を行っていただければいいでしょう。雑誌自体のパワーが落ちている分グラビアが組みにくい部分があって、あまり新鮮味のあるアイドルグラビアは見られないかも知れませんが。アニマルは小倉優子一極集中の次はどうするか。ここもヤンサン路線で適当に攻めていってもらって良いと思う。それかアバンギャルド専属にしてとっかえひっかえ載せていくのもよし(適当)。チャンピオンはもっとエロ路線でも良いんじゃないですかね。

アイドル雑誌、ムックのパワーは確実に落ちています。隔月にしたらいきなり埋没傾向のアップトゥボーイ、末永遥、石田未来の柱が抜けて試行錯誤中のPure Pure、memewはGiRL POPと水着ムックの間を彷徨っていますし。この辺は割と色々動きがあるんじゃないでしょうかね。web連係のムックも意外と増えなかったし、アイドル有料webサイトにも淘汰の波が訪れそうな感じもします。

とまああまりまとまりありませんが、この辺で。あまり2004年後半が整理できていないので、2005年注目のアイドルも正直よく分かりません。まあ、少女ファッション誌からあなたの知らないアイドルが!という流れは大きく変わらないと思うので、皆さん少女ファッション誌を買いましょう、ということで。どんなまとめだよ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
いやん (2005-01-12 22:35)

過去ログにツッコんですみません<br>小松彩夏いいっすよねぇ<br>自分も印象とのギャップに打ちのめされた一人です<br>次はどんな作品期待します?

akarik (2005-06-19 00:13)

ツッコミのテストを今さらしてみる。SPAM対策プラグイン。

akarik (2005-07-10 02:04)

普通のツッコミのテスト

akarik (2005-08-09 23:07)

ツッコミのテスト4

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