スピリッツで時折見られる、新人抜擢グラビア。見た感じスィートパワー(事務所)っぽい、荒削りの素朴さを「育ててみたくなる」キャラだなと思ったら、その通りだった。堀北真希(同一事務所)と置き換えてもグラビアが成立する、そんな感じ。いや、こういうタイプに弱い人はからっきし弱いよね。幼そうに見えて、意外と背がある(163cm)とか、なんか既知の類型の中にいるんだけど、でも惹かれてしまう、そういう印象です。中の走り高跳びのカットを見て、「R」「H」(注:広末涼子の写真集)を思い出した、ロートルグラビアファンがここにいますよ。(85点)
最初の方の書き割りのようなグラビア、中の表情の単一性、と井ノ元浩二の弱点が出てしまっている気もします。でも、表情がそれほどきつくない仕上がりなのは評価できるポイントです。これなら、大人のお姉さん的綺麗さが出ていて、親しみやすい出来なのでは。キャプションが仙台出身を強調するのは良いんだけど、今楽天イーグルスの話題なんて、出しても反応薄だろうに。(80点)
ミスマガジン2006のベスト16。ミスマガジンノミネート時は「見せ方で化けるタイプかも」とか書いていますが、今回は井ノ元浩二の見せ方で、顔がまん丸に化けちゃったよ!これは厳しいものがあるなー。宇多田ヒカルの太った時みたいな、まん丸さだもんなー。P3右下のカットがまだ良い感じなので、今度はこの魅力が出せるように、別の人にとってもらうのが吉、かも。(65点)
うわー、久しぶりだなー。でも、久しぶりでこのビジュアルの厳しさだとなあ…。P1やP2、P7で見せるビジュアルは、壊れた人形のような恐ろしさすら感じる。スタイルの特異性(小さいながらにメリハリのあるボディ)は変わらない魅力があるだけに、このビジュアルの出来はもったいないです。復活するのなら、ちょっと方向性を変えていただけると有り難い。(70点)
山田優が表紙と巻頭6P(渡辺達生)。y'z factory以来遠回りしましたが、再度ソロデビューということでの巻頭かな。構成としてはインタビュー記事なので雑記へ。P3の笑顔の写真は良いけど、P1とP6のクール系の表情が見事にダメダメなので、モデルグラビアとしては失敗している印象があります。でもまあ、もっと青年誌グラビアに出ても良いと思う。
大久保麻梨子が8P(小塚毅之)、実質この号のメイン扱い。でも、特に新鮮味はないからなあ。P2、P3はスレンダーな魅力を出しているし、P8の表情も良く、水準以上の仕上がりだとは思います。
センターには「フレッシュアイドル ビキニ&コスプレ収穫祭!」と題した新人紹介記事。帆足友紀、小泉麻耶、黒田稔恵、栗原まゆ、秋山舞、谷亜里咲、森下悠里。小泉麻耶のセーラー服カットがかわいい。あとは、栗原まゆも少し気になります。森下悠里は敢えてここで触れることもないような。
黒川智花が4P(沢渡朔)、先日発売なった写真集から。まあ、P3、P4みたいなカットが似合うか、というと似合わないよな。P2の下が少し宮沢りえチック。彼女も安達祐実と同じ、子役シンドロームの魔の手に絡め取られているのかも知れません。
他、巻末に高樹千佳子、小林麻央、甲斐まり恵のセントフォース3人娘が各1P、南知里が1P。
エレウシスさん(9/3): まあ、一般論的にいうと、希少価値=求めるべき魅力なので、食料が豊かな場合、太った人の方が増えるだろうから、そうなるのかも知れません。で、秦みずほはグラビアではいまいちなこともありますが、この間買ったDVDが非常に良かったので、そちらで魅力を感じていたりします。ブログは、なんか継続的に見ようと言う意欲が、起きないんですよね…。写真だけ見ればいいという話もありますが。
まあ、昔も今もダイエットは女性の関心事ですからねえ。SEVENTEENを見ると分かるように特に今のティーンのファッションは身体のラインを強調したものが多いですし。スカートじゃなくてもピチピチのパンツとか。そして若者向けの婦人服はたいがいワンサイズ(Mサイズ。9号くらい?)展開というのもあるかと思います。細くて華奢な女の子に着てもらいたいブランドイメージを守るように、ワンサイズで展開したり、同じMサイズでも細めに作ってたりするところもありますし。それでも最近は背の高い女性が増えてきたからか大きめサイズの展開をするお店も増えてきていますが。(また、サイズの許容範囲が広いということもあり、小柄な人や大柄な人は通販を利用するケースも多い)そういやあ着物は肩幅が広くてがっしりした体型の人が似合うっていうしなあ。体型によって服を選ぶのではなく、服によって体型が選ばれている(?)のだから、洋服屋やメーカーにも何か一因があると思うんですがね。