山本梓が表紙と巻頭7P(熊谷貫)。スマイルとしっとりの二方面の表情を使い分けていますが、スマイルが初期の「あずスマイル」一辺倒になってしまっているなあ…。こうなったときは撮影のディレクションに失敗している、と勝手に理解しています。彼女の水着グラビアは露出面積が大きいのが特徴で、それは今回も踏襲しています。(70点)
満島ひかりが5P(小塚毅之)。これまでは幼い雰囲気のみ、という感じでしたが、大人っぽい魅力が増しました。それでいて幼さも兼ね備えており、そのギャップによる可愛らしさはかなりレベルが高い。裾を掴んだポーズ(B3)などの演出も巧み。ロリ体型を見せつけたり(B6)、構成もあざとさ含んでいますが上手いです。おすすめ。(90点)
原史奈が5P(西條彰仁)。24歳に、もうなりましたか。昔から大人っぽさが完成されていただけに、年を重ねても新規で見えてくるものが乏しく、ただきつさだけが出ている感じがします。このグラビアも特に新鮮味もなく。(70点)
佐川ゆかが3P(倉繁利)。彼女はかなり美形に見えるときもあり、例えばこのグラビアだとF4は割と良い。でも、F3みたいに「ちょっと不自然できついだろう」という写真になってしまうときもあって、その辺のクオリティアップが必要だと思う。Kissuiなどから離れ、メジャー誌展開する上では。(70点)
あと、キム・ウヨン3P(宮澤正明)。15歳の韓国アイドルが日本市場を狙うようになったかー。でもまあ、まだ未開拓な部分だけあって、それほどレベルは高くない。浅田舞が4P(下川純一郎)、スケート時代の写真も含めつつ。スケートやっていただけあって、本人見せ方は心得ています。でも、心得ているだけに今のレベルで限界も見えており、一化けがないかも知れない。
吉岡美穂が表紙と巻頭8P(今村敏彦)。グラビア含め、久しぶりに見ました。で、何か可愛らしさが増していませんか。A7で見せる表情のコケティッシュさなど、全体に表情に可愛さが出ており、良い感じです。もともと大人っぽい中にもそういう可愛さが出せる感じではありましたが。A2、A9の表情も良い。これはおすすめ。(90点)
大久保麻梨子が6P(小塚毅之)。スタイルのスレンダーな魅力は出ていますが、表情が今回は今ひとつだなあ。良いな、と思える表情のカットがないです。強いて良いのをあげるならB3くらいで、他はぼーっとしてしまっている感じがする。あと、髪をもうすこし整理した方が良いのかも。(70点)
太田在が5P(木村晴)。彼女は女性誌本誌でトップを張ったことがないので、「カリスマモデル」という表現には違和感を感じます。化粧惑星の残り二人、香里奈と長谷川潤はそれぞれトップだったので。で、このグラビアで太田在はモデル路線の表情付けをしていますが、こういうクールな方向の表情ではなく、親しみやすさが(モデル時代から)魅力だったと思うので、方向性を間違っていると思います。「トップモデル」のパブリックイメージをつけた方が楽だ、という判断でしょうが、違うんじゃないかな。写真としては悪くないんだけど…。(75点)
川村ゆきえが6P(倉繁利)、過去のプレイボーイでの写真を主にした総集編。こうして並べると大きく変わっていないし、初期から十分なレベルに達していたんだな、と思わせます。まあ、プレイボーイに出始めたのが遅いという話もありますが。総集編なので、点数は省略。
高樹千佳子が巻末8P、撮り下ろしの写真5Pと、連載で使われていたミニ写真を集めたものが2P、後プレゼント。撮り下ろしの部分は表情がもう一つ可愛さが出ていないような。もうすこし微笑み度が高い方が良いような気もします。ミニ写真はどれも可愛いし、連載ではモノクロだったので、こちらは重要。(75点)
その後で森下千里も4P(半沢健)ありますが、それほど重要な写真もないので略。胸の露出度は高いけどね。これも月刊か。あのシリーズは誰が魅力的だと思って買っているんだろう。ブランド買いの要素しかないような。
この号に予選通過者23名が掲載されており、そこから読者投票が行われることになります。毎年やっているコンテストでも傾向が分かりにくいのに、今回はミス週プレ初めてということで、どういうのがはまっているのかよく分かりませんが、とりあえず印象は書いておこうかな。ということで全員短評を書いてみます。23人もいるし、一周遅れなのであっさりめに。いつも分かりにくい文になるので、(AA,A+,A,A-,B+,B,B-,C)でランク付けしてみる。
(01)秋沢優:目の周りの垂れ方がちょっと合わない。スタイルバランスも微妙(B+)。(02)新井佑奈:茶髪にぽっちゃりしたビジュアルが合っていない(B)。(03)安藤舞:スタイルが重いなあ。表情もやや悪い(B)。(04)瑛梨香:ハーフ系だけど、ハーフ特有の可愛さに欠ける(C)。(05)岡田由麻:細目美人、という感じ。今っぽくなさがマイナスポイント(A-)。
(06)海川ひとみ:この間の「グラビアの美少女」は印象良かったんですがね。目の表情の作り方が弱い(A-)。(07)梶浦愛子:小池栄子系のビジュアルだなあ。14歳でB88っていうのは週プレ的だけど(B+)。(08)木口亜矢:下の写真だと顔の大きさが間違っている気がするが、上の表情は好みだな(A)。(09)久保百恵:猫眼系。何か化けそうな気はするが、今だとちょっと怖い(A-)。(10)近藤優奈:pure pure系ですね。ミス週プレか、というと微妙だけど、まあ可愛い(A-)。
(11)斉藤夏美:ビジュアルが微妙…(C)。(12)高部あい:女子アナ系?ちょっと大人っぽすぎる感じはするが、整ってはいる(B+)。(13)滝ありさ:こうやってみると瀬戸早妃には似ていないかも。撮られ方が今ひとつ?(A-)。(14)永岡真実:素朴な可愛さがある。ミス週プレか?という感じはするが(A)。(15)中村美菜:これで16歳とかだったらすごいんだが、20歳だからなあ。ある意味普通(A-)。
(16)西内裕美:髪型が失敗している感じ。下の写真だと表情はまあまあ(B+)。(17)春川由菜:下の写真の笑顔が良ければなあ…(B+)。(18)藤本ゆき:すましていると美形。笑うとちょっときつすぎる感じはする。でもここら辺はコントロール可能か(A)。(19)桝木亜子:上下の写真のギャップがすごく気になるなあ。そこが買いのような気もする(A+)。(20)三村幸路:名前が…。ビジュアルはやや…だけど、こういうタイプはグラビアアイドルには多い(B+)。
(21)元木あき:上の写真はサトエリ風。キャラは面白そうで、こういうキャラ好みの人いるからなあ(A-)。(22)山下莉奈:この老け顔は辛い…(C)。(23)横川春菜:表情のコントロールは良いと思う。ビジュアルの出来は厳しいけど(B)。
ということで、A+が19、Aが08、14、18、A-が05、06、09、10、13、15、21。最終オーディションは10人らしいので、一人余りますね。じゃあ20歳ということで(ひどい)15の中村美菜はあきらめて、10人予想は(05)岡田由麻、(06)海川ひとみ、(08)木口亜矢、(09)久保百恵、(10)近藤優奈、(13)滝ありさ、(14)永岡真実、(18)藤本ゆき、(19)桝木亜子、(21)元木あきあたりで。多分年齢縛りがありそうなので当たらない気もしますが、まあ。
かけもちさん(5/12):今月は写真集情報を全然追っていなかったのですが、ツッコミ見て、書泉のページを見て、購入候補がやけに多いことに戦慄しました。河中麻系(5/20)、奥谷侑加(5/20)、工藤里紗(5/26)、中村知世(5/26)、中村静香(5/31)あたりはどれも気になります。高橋幸子(5/27)も表紙チェックしないとダメだろうし…。berryz工房(5/20)も…。なに、安田美沙子(5/25)に佐藤寛子(5/27)、滝ありさ(5/26)に瀬戸早妃(6/2)か。さて、どうしましょうかね。
佐川ゆかは今年の一押しなのですが、最近どうもパッとしない感があります。先に出たDVDも凡作でしたし(発売元がエッジなので致し方ないのかも知れませんが)。「Kissui」に囲い込まれたままの方が良かったのかな、と思ったり……。
今週の週プレでスカウト規制で新人が激減という記事を読んで気になったことを。記事の最後に水着展開希望で締めてましたけど雑誌側とタレント事務所の歩み寄りが必要だな、と強く感じました。<br>水着をやらないから載せる女の子がいない、じゃなくて水着じゃない形でも載せられるようにするというか。例えば矢田亜希子や、つい最近の吉岡美穂のグラビアのような着衣で露出度強めのような。ところでタレント側としてはどこがNGなんでしょうかね。男性誌に出ること自体アウトなのか、グラビアがアウトなのか、水着がアウトなのか。男性誌に出ることがアウトならばそれは仕方ないけど、グラビアがアウトならインタビューで載せればいい、水着がアウトなら着衣でほんのりセクシー路線をすればいいと思うのですがそういうわけにはいかないのでしょうかね。又タレントサイドも頑なに水着をしないのはどうかと思うのですよ。やるだけやらして反響がよかったら続ける、悪かったらやめるでいいんじゃないかと。やらせてみて案外いけるというケースもあるだろうし。あと水着グラビア終了させてから女優業へステップアップという流れもどうかと。水着と平行して女優や歌手やってもいいじゃないかと。特に女優業なんてキャリアと年齢が物をいう職業なんだから若いうちから演技だけでいける子なんてほんの僅かだろうし。よっぽど似合わない子はいいとして少しでも脈があればグラビアを利用するという考えでもいいと思うんですけど…
今度発売される矢口聖来DVDのジャケットが一部Web上で公開されてますが、なんだか見ているだけで、はあはあですね(爆)。これはちょっと見逃せませんな(^^)...とか最初書こうと思っていたのですが、coccooさんのコメントを見て、変更。問題の記事を見ていないので、外しているかもしれませんが。<br><br>昔、宝生舞が「親が娘の裸を見ている気がする」とのことで水着を封印したことがありますが(そのあと、キシンがセミヌードっぽいグラビアを撮ったりしたけどなぁ)、そのような個人的事情は別にして、水着(グラビア)が敬遠されるのは、「格が低く見られる(見られがち)」なせいだと私は思います。ホリプロのマネージャーあたりがよく「グラビアは参入しやすいけど、その一年が勝負」という趣旨の発言をしますが、水着以前にグラビア自体も低い存在に見えるのでしょうね(まあ、このところのホリプロのグラビア展開は、お世辞にも上手いものに見えませんので、あまり参考にならないかもしれませんが)。そもそも、年中青年向け雑誌グラビアで水着展開をするというグラビアアイドル的手法をはじめたのが、キャブ系だったせいも多々あるんでしょうね。<br>とはいえ、水着かどうかは別にして、グラビア展開を上手く活用しているところは、依然多いです。アーティストハウスピラミッドは「ここキャブ系だったっけ?」と勘違いするほどのグラビア展開をして、このところ好調ですね(それでも多分、安田美沙子で途切れると思いますが(ひど)。内山理名、市川由衣あたりは、次に出演するドラマのPRなどを兼ねて(相武紗季などは、半年先に出演する映画のPRを兼ねるという荒技をやってましたが)というカタチで、上手くグラビア展開していると思います。えらい事務所のように、政治力で押し切ることができない事務所が新人タレントを売り出していくには、現状ではグラビアアイドル的手法で売り出すしかないように見えますが、どうでしょう?<br><br>さて、私が問題にするのは、「グラビアから先に展開できて、活動の幅が広げられるか」だったりします。これが出来ていないと、グラビアと平行して他の活動をという展開も出来ないという、とてもネガティブなものに見えてしまいます。そういった意味では、「水着グラビア終了させてから女優業へステップアップ」というのは、ある程度理解できます。少なくとも、水着にならなくても売っていけるわけですから、のちに着衣でグラビアに登場しても良いわけですし(ただ、そのようなグラビアは私なんかには”暇つぶし”に見えますなあ(苦笑)。一方、活動の幅が広げられずにグラビアしかないというタレントさんだと、もう必死になって(肌の)露出を上げていくか、引退しか選択がないように見えますから。まあ、各タレント、各事務所それぞれ考え方はあると思うので一概には言えませんけど、グラビアタレントだけで終わりたくない(終わらせたくない)というのがホントのところではないのでしょうか。
>かけもちさん<br>>活動の幅が広げられずにグラビアしかないというタレント>さんだと、もう必死になって(肌の)露出を上げていくか>引退しか選択がないように見えますから<br><br>それでセミヌードや着エロとかの方面にいくんでしょうね。<br>ここでエロとアーチスティック性を兼ね備えたグラビアがもっと出てきて欲しいのですが。(ここでポイントはあくまでもセクシーさが先に来ること+芸術性、これが逆転すると月刊シリーズのようになる)よくこういったグラビアで「女性受け」とか「男性受け」とか言うけど、タレントだって人気のある人は男女問わず人気があるのと同じように、いいものは男性だろうが女性だろうが変わらないと思うんですけど…<br><br>全く話は変わってDVDレポートを。<br>香椎由宇「クレメンティでお買いもの」<br>本編30分+特典映像12分。全編シンガポールロケ。<br>通っていた小学校や住んでいたマンションを訪れるという内容でセクシャルな要素はほとんどありません。<br>しかし、何つーか、地下鉄に乗っても、携帯をもってる姿も、何でこんなに絵になるんでしょうかねえ。どってことない携帯も彼女が持っていると最新の型に見えるというか。ちんちくりんな要素が一切がっさいないというか。マーライオンを飼っててもおかしくないというか(言いすぎです)<br>表情面では澄ました顔はもちろんですが、はにかんだ顔が魅力的。顔立ちと不釣合いな肉感的な体型を堪能するのもまたよろし。とりあえずDVD内では年相応のお嬢さんということが良く分かった一枚でした。