表紙と巻頭8Pで川村ゆきえ(倉繁利)。屋外撮影ですが、なぜかちょっと暗めの写真が並んでいます。表情やスタイルの見せ方は安定しているものの、そろそろ登場から時間が経ってきている分、何か変化が欲しいところでしょうか。そういう意味では、P4〜P5(A4)やP8(A8)で見せる定番の表情の中、P3(A3)で見せる川村ゆきえとしては一風変わった笑顔に期待したいところ。(75点)
長谷部優(dream)が5P(井ノ元浩二)。一応毎回長谷部優には(dream)というのをつけていますが、もうそろそろ省略しましょうか。dream時代からアイドル性の高さは認識されていた部分ではありますが、こういう正攻法の水着グラビアを見て、改めてそのポテンシャルの高さに感じ入ります。スタイルとビジュアルのベストマッチングが大きな要因ですかね。まあ普通に出てきたら「岩佐真悠子フォロワー」なんでしょうが、出自故にもっと見たい、と思わせます。P1(B1)の笑顔にやや(19歳故の)部分が悪い方に出ているくらいで、安定感もある。おすすめ。(90点)
河井えりが3P(塔下智士)。浜田翔子の妹だ、というのはもうそこら中で触れられているので普通に書いても良いんでしょうか。その事実を知ると姉と比較した論調になってしまいがちですが、敢えてそこを避けて書くと、ポテンシャルを感じない部分が大きい。P3(C4)の見返りの表情がかなり今ひとつ。全体にビジュアルにあか抜けなさが目立っています。そこを意識してP2(C3)のような髪型にするとさらに厳しいので、しばらくは普通に髪を下ろして勝負して欲しい。(65点)
あと、安藤美姫は普通にフィギュアしているところの写真のみで3P。表彰状を持っている写真が良いけど、まあグラビアじゃないし。その次の記事の楽天キャンプ地紹介記事に載っている「バーデハウス久米島」のインストラクターが少しだけ安藤美姫と雰囲気が似ている。あと、寺川綾が1P。
センターで浅見れいなが8P(熊谷貫)。久々のグラビアですが、まあ元ビジュアルクイーンなので。水着とかはないですが、露出度は高め。P7(E6)で見せるスレンダーさも変わらず。各ページで写真をしっかり見せる構成を十分受け止めるだけの写真の良さもある。表情もバリエーション広いし。おすすめです。(90点)
巻末、野間れいが5P(中村昇)。初見ですが、女性誌モデルだったそうです。まあどのレベルのモデルだったかは分かりませんが。ビジュアルにかなりの癖がありますが、そこが和らいで見えるP2下(F3)などではまあまあなんじゃないでしょうか。スタイル的にはモデル的要素も高く、P3(F4)ではその良さが感じられる。でもまあ、男性誌だともう少しモデル的な表情を緩めないと厳しいでしょうね。P5(F6)は名刺代わりには良いけど、今後はついていけません。(70点)
モノクロページに今年のアイドル紹介が「部活マネージャー系」というくくりで。ちなみに去年は「昭和顔アイドル」でした。写真が掲載されているのは小松彩夏、夏帆、長澤まさみ、堀北真希、石原さとみ、岩田さゆり、川村ゆきえ、近野成美、多部未華子、本仮屋ユイカ。あと名前だけで福田沙紀、石井めぐる。「昭和顔」にせよ、「部活マネージャー」にせよ、統一したイメージがみんなにあるわけではないので、くくりとしては使いやすいですね。元気な部活マネージャーもたくさんいるわけだし。もっと絞って「ティーンズファッション誌のアイドルを探せ」くらいでも良いのに。
表紙は上戸彩。巻頭でも4Pとっています。P16はまあまあ可愛いけど、上戸彩として取り立てて良い出来でもない。その後で鈴木えみ連載、バレンタインシチュエーションの小芝居写真が並んでいます。格好が全然2月っぽくないですが、P24、P26の表情とかかわいくて良い感じ。その次の榮倉奈々連載はやや単調かな。P31は綺麗さが出ていて良いけど。
P36からの巻頭特集は春物特集で、各ブランドの春物を掲載した記事。ファッション雑誌的にはもうそういう時期です。P43のCECIL McBEEでの安座間美優のミニスカっぷりが格好良い。隣の手嶋ゆかもミニスカではありますが。その次の「姉系・妹系」ファッション記事はやや写真が悪いかな。全体に写真が小さいし。
センター綴じ込みで北川景子大フィーチャーの「モテ服計画」記事。この記事では「モテ服=フェミニン」なので、男性読者にはうれしい。フィーチャーに負けないように、北川景子の出来も一時期よりはるかに良くなっているし。前半はちょっと表情が安定しませんが、P84、P85の見開きの写真はどれも良いんじゃないかな。P87以降のメイク特集の写真は綺麗さが出ているし。北川景子ファンに特にお薦めの記事でしょう。
少し後、ワコムのタブレットの広告の「せなちゃん」って世那ですか?なんか微妙に違う気もしますが。綴じ込みの反対側はメイク、というかスキンケアなどの特集。一人いまいちな人がP113の右側に混じっていますが、水原希子が可愛いので許しておきましょう。モノクロでH2(ドラマ)の紹介とか、浅見れいなとか、大塚愛とか。
後半ではP144からスポーツスタイル。谷口紗耶香、水原希子、大石参月の並びは意外と面白い。スポーツスタイルなのになぜかミニスカ度も高め。制服度の少ないこの号ですが、P154で赤谷奈緒子と手嶋ゆかが制服なので、そこでまあ一服できる、か。とまあ、そんあところですかね。
表紙は丹羽未来帆と三原勇希。三原勇希の方はこれまで意識したことありませんでしたが、この表紙は結構良い感じで写っていますね。
こちらも巻頭は新作春物を各ブランドから。P18、P19で岡本玲と丹羽未来帆が並んでいます。岡本玲はビジュアル面が微妙にふくよかになっている分(女の子としては良いことなんですが)ややおばさんっぽくなっている感じ。可愛さは十分維持しているけど、ちょっと物足りない。それに対し丹羽未来帆はP20の写真でも、とにかくシャープ。衣装の巡り合わせもあるとは思いますが、格好良さが復活してきてとても魅力的です。
P26からの109特集はさすがに109だけあってミニスカ度が高い。でも、写真的には微妙かも。P32からの海外ブランドの写真が落ち着いていて良いです。で、P36からのナルミヤ記事で割と新顔っぽいモデルが並んでいます。ちょっと表情堅いけど、割とバランス良い5人の記事。
あと前半は細かい記事が並んでいますが、auとパイロットの広告が2Pずつあって、そこでの写真が小さいながらも秀逸なものが多い。どちらも丹羽未来帆が絡んでいます。その次の遠藤瞳の「Miss Parlorコスプレ」は青年誌並みのコスプレ感がすごい。
センターに移って、この号では若干弱い岡本玲ですが、P79のウィスパーの広告での写真は割と良いかも。岡本玲ではP83の表情が珍しく悪戯っぽい感じで面白いです。P91から明治の広告、ガッキー(新垣結衣)が2P。
後半に入って、ニコモノCDがようやく発売になるようです。って放送終了からもう5か月経っているわけですが…。P123からメイク記事ですが、ページ数少なめ。P126から新垣結衣のバレンタイン記事2P(ミニストップ広告)。P128からミニスカ特集!と期待させておいて、ページ数は少なめの4P。それよか、P134からの制服ミニスカの方が良い感じ。
P146からの2Pで岡本玲ヒストリー。P147上の「ビューティー」の所の写真が絶品。P151でニコモノCDイベント記事、そうか、この5人でしたっけ。P157の岡本玲、森脇ゆかはどちらも良い感じ。というところでこの号は終了。
あと、あまり関係ないんですが、P142のベネッセのゲーム機チックな学習機「ポケットチャレンジ」、これ元ハードなんですかね?ワンダースワン?なんでハードで儲けようとするんだろう。普通にゲームボーイとかで出してあげろよ。
試験さん(2/4):確かに「グラビアが『わかりやすい』」という表現ほど分かりにくいものはないのかも…。つい使ってしまいますが。「読者が思うグラビアの一般的標準に非常に近い様子」とでも書いておきましょうか(こう書くと、「え、そういうつもりで使っていたの?」とか言われそうですが…)。
しかし、長谷部優の写真集は楽しみです。間違っても藤代冥砂とかに撮らせちゃだめですよ。井ノ元浩二、根本好伸、木村晴辺りの直球路線でお願いしたいところ。
satan鴫さん(2/4):そうだったんですか>倖田來未全米。ビルボードのどのチャートで20位か、という話もありますが、本気で攻めるだけの気力がなかったのか。妹は確かに迷走していますね。まあ、そろそろガールポップグループの賞味期限(3年弱)が近いというのもあるのでしょうが。
coccooさん(2/4):浅見れいなは確かに魅力が向上していっているような気がします。プレイボーイの「今年のアイドル」記事は理由付けよりメンバーを見るべき記事なのかも知れません。
ドクターマルオさん(2/4):言われてみれば目の周りに奥菜恵の要素を感じる部分もありますね>森絵梨佳@YJ。
あ、いや、私も「グラビアど真ん中」のような意味で「わかりやすい」を多用していますので(; 便利な言葉なんですよね。<br>私も個人的には根本好伸方針でかっちり魅せてきてほしいと思っています。
藤澤恵麻、組曲のイメージキャラクターに決定したそうです。http://www.onward.co.jp/gallery/index02.html<br>伊東美咲からの交代となりますね。彼女は3月で大学を卒業するのでそれに合わせての起用というところでしょうか。<br>線が細く華奢な印象を強く受ける人なのでキャリア服が似合うかどうか気になります。NHK朝ドラに続き、また大きな仕事とってきたねー、ちまい仕事は引き受けないのねー、という感じですね。これは安良城紅と加藤ローサにもいえることですが、ネームバリューがそれほどない新人がイメガに起用されるのは消費者にとってイメージが沸きにくいと思うのですよ。タレントのキャラクターをある程度消費者が把握してからタレントが打ち出すスタイルを取り入れるのではないかと。藤澤恵麻もこのキャンペーンと並行して雑誌以外の活動や、non・noとは違った女性誌展開をしたりしてnon・no読者以外の人達にアピールしてくれればいいと思うのですが。