とりあえず美ら海水族館に行くのが今回の大目的ではあったんだけど、その目的を果たす中で、北部を一回りして、北の方で一泊しようという計画が持ち上がる。結果、沖縄最北端に近い奥ヤンバルの里 で一泊することになり、そこまで一日掛けて移動した。
出発が少し遅めの11時過ぎで、まずは高速に乗って名護近辺まで。前回美ら海水族館に行ったときは、そこから内陸部の道路を通って向かったんだけど、今回は天気も良いし、ということで海沿いの国道(449号)を使っていくことにした。
これが割と正解で、海沿いの気持ちの良さもあり、車もそれほど多くないということで、多分中を通るのと同じくらいの時間でつけそうな感じ。見知らぬ土地でレンタカーを借りたら、カーナビは県道84号線を教えてくれて、多分それに従っちゃうんだけど、これからの季節(海水浴シーズンまで?)は海沿いを通るのが良いと思う。途中、瀬底島に寄って少しだけ海岸を散策。
美ら海水族館に着く前に、きしもと食堂(本店)で昼食。「沖縄そばはそれほど美味い物がない」というのがここまでの総意だったんだけど、きしもと食堂の沖縄そばは美味かった。だしと麺のバランスが絶品、特にだしがうまい。じゅうしい(いわゆるかやくご飯)も具だくさんでおいしく、さすが有名店だけのことはある、という感じでした。きしもと食堂の近所はステレオポニーの出身地(今調べるとDr.かな?)らしく、いろんなところにポスターが貼ってありました。
美ら海水族館には14時30分くらいに着。前回一通り展示を見たこともあり、今回は大水槽の近くで魚をぼーっと1時間半眺めるという、贅沢な時間の使い方を実施。魚の動きは毎時変わり、かつ規則性のあるようなないようなで常に新発見があって、見ていて飽きないんですよね。お土産としてぬいぐるみばかり7つも買ってしまう。職場においておくと癒されることに気付いたので、つい手が伸びてしまった。イルカプールが清掃中で、そこで干されているのがシュールでした。
もう少しゆっくり見たかったのだけど、途中でヤンバルの里に電話したら、18時くらいに着くことを要請された(といってもとても無理なので、なるべく早く着くように、という要請に変わったが)のもあって、17時過ぎに離脱。
現地でバーベキューもしたいね、という話もあって、当初は名護に戻って買い出し案もあったんだけど、途中でどこか店くらいあるだろう、という観測で北に向かって移動開始。でも、その見積もりが非常に甘くて、大手スーパーなんて全くなく、コンビニすら希少。とりあえず何かないと始まらないだろう、ということで途中で個人商店みたいな店によって、冷凍のステーキを購入。
そこで(もう少しまともな)スーパーの存在を教えられて、向かったのが国頭スーパー。まあここもよろず屋的な店でしたが、とりあえず肉やソーセージなどを仕入れることが出来ました。
その後、ただひたすら北へ移動。奥ヤンバルの里に着いたのが19時30分くらい。もうその頃は真っ暗でした。道路に街灯など全くないので、車のヘッドランプを消すと真っ暗。「水曜どうでしょう」のカントリーサインの旅を彷彿とさせるような感じで。
奥ヤンバルの里は戸建ての建物を借りるスタイル、一泊で3人用で1万円。ベランダっぽいところでバーベキューも出来ます。ということで管理事務所で炭をもらって(購入)、途中で買った肉を焼いて食べたり。まあ、肉自体の味は(沖縄北端のスーパーで買った物なので)あれでしたが、それはそれで面白い体験でした。下の写真は翌朝の風景。