去年の旅行がきっかけとなって、友人が那覇に移り住んでしまいました。といってもそんなに長く住むつもりもなさそうなので、いるうちに遊びに行かないとな、というのもあり、仕事の山も越えて時期的にちょうどよくなったこの3月に、再度沖縄に行きました。
朝5時半に起きて、8時10分関空発の飛行機で那覇へ。この時間帯の飛行機なら、数日前でも何とか予約できました。株主優待券利用で、その購入費も合わせて2万3000円程度。
現地に先乗りしていたもう一人と合流し、3人でとりあえず昼食として大東そば へ。寿司付きと焼肉丼付きを頼んで、適当にシェア。そば自体は普通の味で、取り立てて印象には残らない。南国らしく?寿司飯が甘い。焼肉丼は普通にカルビ丼として美味かったけど、まあ特段、という感じ。
その後、現地在住の人間はおいて、二人で南部を車で。移住した友人は車も持ってきていたので、その車を借りての移動(運転はもう一人の方)となりました。ひめゆりの塔と、平和祈念公園を見て回る。
ひめゆりの塔はさすがに重くて、感情が揺さぶられた。展示物とかを見ると、知覧の特攻の資料館を見たときの印象と被る。戦争という不条理(特に第二次大戦の日本、さらにいうと沖縄は不条理が多すぎる)に対して憤りを覚えるんだけど、その不条理を現代の我々が未だに克服できていないのが、さらに絶望感を感じさせる。言論圧殺が潜在しているとか、国家戦略の稚拙さとか、(集団的熱狂下で)個人が尊重されなくなる社会性とか…。
平和祈念公園は海の見えるロケーションがとにかく綺麗だった。平和の祈念を行うには、ロケーションが良すぎて、観光地化してしまうよな、っていう。まあ、たとえ観光地化しても、そこを訪れる人たち(修学旅行の高校生が多かった)の一部にでも、何かが残れば良いんだろうけど。
那覇に戻って、3人で中華料理の燕郷房 へ。2500円のコースと、適当にエビチリとか。四川系の料理の辛さが容赦ないけど、それがまた美味い。ここまで加減ない辛さで、かつ旨味のある辛さで出してくる店って、なかなか無いのでは。他の料理も外れなく、コストパフォーマンスも良い。それほど中華を食べ尽くしているわけでもないんだけど、かなり上のレベルにあると思う。
で、その容赦ない辛さにやられて、友人宅への帰宅後、夜とか翌朝にトイレで苦しむわけだが。オムニ食堂以来の苦痛だった。友人宅(ワンルームマンション)で、3人で寝る。