朝6時くらいに起きて、7時過ぎの通勤快速で東京まで移動。国分寺の手前で通勤特快だと「体調の悪い人は快速に乗れ(新宿まで止まらないから)」というアナウンスが入るのね。なかなか厳しい効率化社会。
東京から新幹線で古川まで移動。指定席が取れないので自由にしたが、私が乗ったやまびこ53号は、E6系の前の6両が全て自由席だったので、先頭車両まで行って、窓側に座ることができた。
古川からは陸羽東線で鳴子温泉まで。降りてすぐに滝の湯(外湯)に向かう。200円。タオルが売ってたら買いたかったが売ってなかった。別府温泉の外湯のような、洗い場がなくシンプルに入るだけの温泉、硫黄泉で、湯温も入りやすい。硫黄泉は温泉に入っている感じが強くて良い。私の先にはおじさんが一人入っていたが、出るころに2人入ってきた。
そこから駅の待合で列車を待って、新庄へ。途中から乗ってきた中学生集団(20人くらい)が騒がしかったが、まああれくらいの年でみんなで仲良く出かけたらうるさくなるよな、とは思う。
新庄では特に下車もせず、そのまま天童へ。駅併設の天童市将棋資料館(320円)を見る。中で工事をしていてあまり落ち着いて見られず。将棋の駒の生産の歴史、みたいな展示が多かった。そこから山にある公園まで歩き、人間将棋の舞台を見る。ああ、これこれ、中継で見たやつ、という感慨はあった。しかし、暑い中の山登りはしんどい。
反対方向に降りて天童南のイオンモールに行きたかったがそちらの道はなく、やむなく引き返す。google mapには細い道、空き地、細い道、という感じになっていたので、途中歩けるのかと思ったら高低差があった。行き止まりと書いて欲しい。そこから結構歩いたので、最後には足が痙攣した。
イオンモールのユニクロでTシャツを買う。昨日着た服が汗だくで汗臭くなったので、着替えが足りないことに気づいて。天童南駅では列車が遅れていて少し待たされる。
そのまま山形へ移動し、乗り換えて米沢へ。駅南のトップバリュに行って、そこから東横インまで歩いたが、その道の形状を見て、以前来たなー、という記憶が蘇った。寿司などを買ったので日本酒も買ってビール500mlと飲んだが、旅先での日本酒は、夏は特にアルコール的に重いと思うなど。
この頃は福島原発の処理水の放出で報道が加熱していた。処理水自体には不安はないが、それを元に色々言い募る水産業者の報道を見て、福島産の海産物への心は少し離れた。そんな中、処理水は蒸散処理の方が海洋放出より、風評被害のコスト分有利とか書いてるのを読んで、甘いなー、と思ったりする。海洋放出だと風評加害者の想像力は海しか及ばないけど、蒸散だと凝結した水が降り注いで陸が、それが流れ込んで海が、と陸海空全てが汚染されると言い出すよ、多分。それなら海でも起点が違うだけで一緒だろ、とかいうのはまともな科学教育を受けた人の発想で、風評加害者は水の循環とか知らないので、海洋放出の方が汚染範囲を狭めに考えてもらえて良い。