5時半くらいに目が覚めたので、大浴場へ行って朝風呂。もう一人客がいたが、すぐに出て行ったので浴場を独占する。帰りに無料のアイスを貰おうと考えていたが、フロントが起き出すまでは施錠されていた。一応フロントに人はいたが、その旨聞いて断念。チェックアウト時に声をかけたら覚えていてくれて、アイスをもらって出発。
そこから58号沿いを散歩し、開店前のショッピングモールの傍を通りつつ、名護城跡に登る。北口から登ったが、そこからだと城跡の上の展望台までまず行く形になるので、結構坂が長く、かつ急で、息があがった。前を歩いていた地元の方と展望台前ですれ違う。
名護城跡と名護城公園はとにかく案内地図が不足していて、案内板の情報もほぼないに等しい(一つ隣の場所の名前しか書いてない)ので、歩いていて不安になるし、実際無駄に歩いた。途中、でかい橋が整備されていたが、それを整備する前に、やるべきことがあるはず。と思わずtwitterに不平を書く。そこから名護市役所まで歩く。有名な建築物だし、確かに格好良かった。
9時50分頃に、北部合同庁舎前から77号系統のバスで名護を出る。国道329号線を通るルートで、こちらも海沿いの箇所が気持ちよかった。途中、辺野古のキャンプ前を通って、人間の壁と反対派のテントのホンモノを見る。11時5分ころ安慶名のバス停に到着。そこで乗り換えだったが、最初は南行きの方のバス停の時刻表を見ていたが、正しくは北行きを見ないといけなかった。危うくバスの乗り場を間違えかける。
11時20分頃に安慶名を出て、恐らく27号系統のバスで西原へ向かい、11時32分頃着。そこから歩いて勝連城跡へ。ここは下から見た作りが雄大だった。思わず城壁を入れて、滅多にしない自撮りをしたりする。後は海の近くゆえのオーシャンビューが見事だった。今回の旅で、以前見たことのある首里城を除いて4つの世界遺産を見たが、どれもそれぞれ個性があり、見ごたえがあった。
西原のバス停まで戻り、12時40分頃に出発、93号系統のバスでイオンモールライカムへ。途中高校生が降りようとしたバス停を通過され、運転士は謝って、次の停留所で下ろすとき無料にしていた。イオンモールライカムへは13時22分頃着。全体的なスケールのデカさが、マイカル小樽を思い出させる。昼食にフードコートで沖縄そばを食べたが、これは正直イマイチだったかなー。
14時40分頃イオンモールを出て、125号系統で那覇空港まで。これは国道130号線を走るルートで、今回沖縄のメジャーな国道は全部走ったことになる。空港の前のバス停で、運転士が休憩しだしたので、やばいかな？と思ったら、案の定客がいることに気づいていなくて、待機場まで連れて行かれる。とりあえず雨が当たらないところまで乗せていってもらう。やはりバスの運転手には、全体に沖縄気質を感じた。
空港でお土産の物色などをして、モノレールで戻り、小禄のハードオフへ。リージョン1のDVDがたくさんあったのが沖縄らしいか。観光客家族が来たので落ち着いて見られなくなり、退出。イオン那覇店まで歩いて造りを購入。
今日は東横インの美栄橋に宿泊。ホテルに荷物を置き、歩いて、みかどのちゃんぽんを食べに行く。野菜を食べている感じが強く、甘めの丼みたいな感じで美味しかった。そこから国際通りを一通り散策。第一牧志公設市場を歩いていたら、PayPay導入店に他のpay系(どこかは分からず)が営業かけてる現場を見た。もうこの業界は飛び込み営業力が勝負になってる感が強い。
モノレールでおもろまちまで行ってサンエーをみて、スーパーでしか売ってなさそうなお土産とか、朝食などを買ってホテルに戻る。
ということで、今回沖縄を3日5000円で路線バス(一部高速走るのは除く)乗り放題の、観光客向けフリーパスで回ってみたが、意外と良かった。主に土日の昼間に郊外移動に使ったので、渋滞にも巻き込まれず、バスも空いていたし。58、329、330の主要国道の景色も楽しめて新鮮だった。沖縄のバスの運転手はみんなサングラスをしていた。
まあ、レンタカーに比べると疲れが残るのはある程度仕方ない。その分、運転をしなくていい気楽さはあった。そういえば、10年前くらいに沖縄に行った時は、レンタカーにヒュンダイが溢れていたが、今は全く見かけなかった。レンタカーも「れ」ナンバーばかりで、「わ」はほぼ見かけず。
なお、沖縄でのバス利用は、経路検索サイトのバスナビ沖縄と、バスマップ沖縄にあった路線図のPDF、あと時刻表が役にたった。特に路線図のPDFをiPhoneに入れていったのが有益で、これが無いとどうにもならなかったと思う。