朝早くにホテルを出て、那覇のバスターミナルに向かい、29号系統で7時17分に出発、ダイヤ上は8時15分ころだが、8時20分ごろに座喜味のバス停へ。途中工事中で大回りして、仮設のバス停っぽい、少し遠目のところについた。
そこから少し歩いて座喜味城跡を見学。ここは城壁都市のような、何重にも囲まれた城に入っていく感じで、その石垣の立体感もあり、強く印象に残った。朝早かったが、先に見学しているマッチョな黒人の家族がいた。あと、入り口に入場者をカウントしている人がいて、私が入っていこうとすると近寄ってきたので、ちょっとびっくりしたが、特に話しかけられることもなかった。
見終わった後、座喜味を通るバスは少ないので、ぶらぶら20分くらい歩いて、9時半くらいに国道58号線に戻り、喜名のバス停から120号系統で名護に向かう。ダイヤ上は9時48分発、10時30分到着。途中、海沿いを走る58号線(沖縄といえば有名な国道)が気持ちよかった。
名護のバスターミナルに着いた後、すこしそこで時間を潰し、10時55分発の66号系統のバスで北へ向かう。一人旅の女性が乗っていた。ダイヤ上は11時36分に今帰仁城跡入口に到着。途中の道が車道と歩道に分かれており、歩道は険しいと書いてあったので歩道に行ってみたが、雨の後で歩きにくい(滑りやすい)とはいえ、それほど厳しい工程でもなかった。でも、歩道の出口から今帰仁城の入り口までに入場券を買うところがなく、それを教えてくれる標識とかもなかったのがちょっと不親切かな、と思った。
ということで、一旦入場券を買いに戻ってから、今帰仁城を見学。流石に世界遺産の代表格、という感じの大きさで、首里所の他に見るならこれ、という評価も頷ける。入り口から長い階段でのアプローチを経て、城に入っていく感じもデカさをアピールしていた。ひょっとしたら桜が見られるかも?と思っていたが、桜はとうの昔に終わっていた。どうも2月上旬らしい。
バス停まで戻り、外人カップルと他の男性とバスを待つ。次に来る路線バスは謝花周りなので美ら海水族館に行かない、その次のリムジンバスは美ら海を通るが300円別料金。普通なら後者を選択するが(他の観光客風の男性もそうしていた)、私は魔が差して路線バスに乗る。13時06分発の66号系統のバスに乗り、13時09分に新里入口で降りる。1時間位歩いて14時頃に美ら海水族館。途中の経路は「普通こんなところ歩かないだろう」というところで、自分何やっているんだろう、という面白みはあった。墓をたくさん見た。
美ら海水族館では、最初は展示を順々に見ていこうかと思ったけど、一度見たことあるし、という思いから途中で飽きて、さっさと大水槽のそばのカフェに行く。水槽の直近の席は予約扱いで、待たないと空かない雰囲気だったが、周囲はそれなりに空いていたので、ペペロンチーノとビールを頼んで着席。そこからビールをお代わりしつつ、2時間近く癒やしの時間を味わう。やはり、美ら海水族館前の大水槽の前でビールを飲むのは、この世界最高の癒やしの一つだ。
15時45分に水槽前を離脱、お土産を買いに行く。トートバックとぬいぐるみ、あとNHK制作のBDを購入。レジの人がBDを探しにバックヤードに行ってなかなか帰ってこなかったが、結果的にレジにあった。
買い終わったのが16時05分くらいで、バスは16時11分。ひょっとしたら間に合うか、と思ったが到底無理で乗り逃す。次のバスが16時41分だったので、少し周りを散歩していたら急に大雨になり、バス停に戻るまでにずぶ濡れになる。同じバス停で女子二人組もバスを待っていたが、同じバスには乗らず。
16時41分の66号系統のバスに乗り、17時40分頃(ダイヤ上は1738)に名護十字路に着。途中も大雨で景色はほぼ見えなかった。名護十字路のそばの名護市場の2階でスタミナそばを食べて夕食。もやしやニラなどとレバー風の肉を炒めたものが乗っていて、こういうのが好きな私には美味しかった。
そこから、歩いて58号沿いのスーパーに寄ってからホテルに行こうとするが、雨も降っていたし、歩いている途中で距離的に無理なことに気づき、方針転換、ホテルに直行する。フロントの女性が若かった。ここでも疲れてしまいさっさと寝る。