朝は自然と目が覚めたので、予定の7時半乗車開始を切り上げ、7時にする。まずは中央弘前駅から、弘南鉄道大鰐線で大鰐温泉まで。駅から少し歩いたところにある、公衆浴場(若松会館)で入浴。入浴料200円。普通の浴槽1つのみだが、まあ公衆浴場なので。大鰐温泉は湯温が熱いが、若松会館はまだマシ、との話だったが、やはり熱めであまり長時間入浴は出来なかった。源泉はさわれないくらい熱かったし。とはいえ、いいお湯だった。タオルが会館のネーム入りなのは嬉しい(200円)。駅からも近いし、おすすめ。
外に出てドデカミンを飲みつつ温泉街を散歩。ほぼ温泉街と呼ばれる雰囲気を感じなかったが、夜とかは違うんだろうか。50分くらいの滞在で弘前に戻る。大鰐線は国鉄と並行して走る近郊路線、という感じだったが、車窓に見えるりんごの木が青森感を感じさせる。日曜朝の乗車客数だと、こんなの持たないだろ、と思うんだけど、平日は通学需要があるのかな。
弘前では建築を見て回る。旧図書館のあたりで観光客向けのアンケートを受けて、色々回答。そこから弘前城を少し見たが、以前登ったこともあり、時間があまりなかったので今回は登らず。
弘前駅まで歩いて、弘南鉄道弘南線で黒石まで。結構家族連れも乗っていたが、田んぼアート駅でみんな降りていった。最後、黒石で扉が開かないので、運転手に切符を見せないといけないのかな?と思って見せたら、すごくバカにした声色で「改札に人がいます」と言われて、ちょっとイラっときた。
すぐ折り返しも考えていたが、ちょっともったいなさを感じて1本遅らして街を散策。ちょっと古い雰囲気もあったが、それほど整備されているわけでもなかったので、あまり見ても感慨もなく。弘南線は田んぼの中を走りつづける印象だった。古い扇風機を使い続けるのは危険と言われるが、弘南鉄道では普通に使われていた。
弘前に戻って天ぷらそばを食べる。出汁は美味かったが、天ぷらとそばはあまりピンと来ず。そこから五所川原に向かい、津軽鉄道で津軽中里まで。アテンダントが乗っていて、行きは中里駅付近の地図をくれて、帰りはバスの時間を教えてくれた。でも間違っていたのでつい指摘してしまう、ダメな知識マウント癖を出してしまう。
中里駅でも時間があったので、15分くらい歩いて、近くにある中里城跡を見る。かなり荒れ果てていて、見所の展望台も封鎖されており、残念な感じだった。
折り返し五所川原に戻る。津軽鉄道はさらに田んぼの中を走る路線だった。途中一面に田んぼが広がる景色の駅があり、そこは雄大ではあった。 五所川原で50分くらいの滞在。近くに流れる川を見にいったりして時間を潰す。
五所川原からはバスで青森へ。日本酒を買いたくて中三の前で降りたが、中三は今年の5月に閉店になってた。うーん。ということでさくら野百貨店に向かい、酒を実家に送って、急ぎ青森駅へ。
あまり時間がなかったが、自販機で八戸駅への切符が売ってなくて焦る。窓口に聞いたら、フリー切符の方がお安いからか、黙ってそちらを売ってくれて、青い森鉄道いい人、と思う。18時過ぎの青い森鉄道で八戸に向かい、20時前に八戸着。
近くのスーパーで夕食を買ったが、どの惣菜も美味そうで買いすぎて、食べすぎた。ビールと日本酒などをホテルで飲み、少し早めに寝る。