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akarik日々メモ

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2019-08-26

今日の動き

朝7時過ぎの八戸線でまずは久慈へ。以前乗った時は冷房のない車両だったが、今回は首都圏ライクな密閉冷房車両になっていた。ちょっと寂しさを感じたが、たくさん学生が乗っていて満員だったので、これだと冷房なしは可哀想だな、と思う。あと、JR東日本の車両の良いところとして、防熱をしっかりする代わりにブラインドをなくしているので、観光路線に乗ったらブラインドを下げられて景色が見えなかった、ということがないことがある。

学生は本八戸で2割、白銀で7割が降りていった。八戸線は海沿いを走って景色が楽しい。陸中八木から有家の間の長い海岸で、海藻を取っている人がポツンといて、文明の終わりを感じた。

久慈では1時間40分くらいの滞在。街を見て回ったがそんなにやることもなく。スーパーに入ったら美味しそうなイカの寿司があったので買って、それをつまみに淡麗を飲む。

駅に団体が集まってきていたので、これは長良川鉄道と同じパターンか?と危機感を感じて早めにホームに向かう。久慈から宮古は乗ったことあったが、一応海側窓際の席を確保。団体はJTBとクラブツーリズムだった。JTBは普代で下車。クラブツーリズムは島越で下車していった。ああやってローカル線の普通の便に大勢で乗って、席を占領されるのは、一般客としては迷惑だけど、ローカル線の経営貢献という意味ではこちらが我慢するしかない、とも言える。

途中、反対方向の列車の遅れがあったり、支障物(木が倒れていたらしい)があったりで野田玉川で抑止があり、36分遅れで出発。なので、風光明媚なところの徐行運転はなしというアナウンス。団体客が乗っているのにそれは可哀想だなー、と思う。

車内の放送で、宮古で運転打ち切り、宮古に着いたら列車が待っているのでそちらに乗り換えてくれと言っていたが、宮古に着いたら老駅員の説明が、別に臨時で出るわけではなく、結局打ち切りで次の定期列車を待てとのことだった。話が違う、と憤ったが、「払い戻しはしますから」を繰り返す、言っても無駄そうな老人だったので声を荒げても仕方なく(見事なテクニックとも言える)、諦めて宮古をうろつく。海産物市場まで行ったが、特にいいものもなく引き返す。

しかし、支障物のせいで30分遅れはありがちにしても、「その程度で運転打ち切り、代替手段なし」「指令へ問い合わせた結果のアナウンスと事実が異なる」「駅員の対応も悪い」となると、三陸鉄道どうなのかなー、と思う。

戻って駅を見たらセレモニーの準備で、マスコミも沢山いた。そのうち反対向きの列車が到着、降りてきた客が三陸鉄道5000万人目ということで、お祝いをしていた。ああ、そんなセレモニーがあるなら、30分遅れの列車を走らせて、セレモニーの時間を遅らせられないよな、とは思ったが、こちらの予定はそれで狂わされたわけで、三陸鉄道には悪印象しか持たなくなった。それほど海が綺麗な景色でもないし、今後わざわざ乗りに行くこともないだろうな…。

朝の時点の予定では宮古には降りずに、陸中山田で降りて、山田線の名前の由来ともなった街を見ようと思ったが、宮古で足止めを喰らったせいで、陸中山田で降りてるとかなり遅くなりそう、さてどうするか、とギリギリまで悩んだが、もう来ることもないだろうし、と降りることにする。

到着後、次の列車まで2時間くらい時間が開くので、駅前で食事をしようと思ったが、定休日と夜の準備中ばかり。これは…、2時間することあるかな…。とりあえずぐるっと街を見て、鎮魂の広場を見て、約30分。仕方がないので、駅前のスーパーに行く。土地の魚が沢山置いてあったので、ホタテのつくりとビールをかって、広場で食事をする。

そうしていたら、地元のお年寄り(昭和9年生まれとのこと)が散歩に来て、私の横にすわり、話しかけてきた。震災の日の予報では、3mくらいの津波の予想だったが、予想外に高い津波が来て、この広場に逃げた人は助かったが、亡くなった人も多かったとか。他にも色々と震災の話をしてくれた。食べ終わって、散歩ルートに邪魔したことを詫びて、立ち去る。建設された壁を近くで見て、駅に戻る。

釜石ではそのまま乗り換え。前回通った時は夜だった釜石線の景色も見たかったが、予定より1本遅かったのもあり、真っ暗になってしまい、今回も見られず。ここは雪辱したい。

花巻から南に向かい、一ノ関で一泊。仙台まで行けなくもなかったが、最終に乗ることになるので、何らかの支障で乗れなかったときのリスクも考え、無理をせず。駅前のローソンの品揃えが絶望的だったので、遠くのセブンイレブンまで歩いて夕食を買い、ホテルで食べる。ビールとチューハイ。

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