8時前の新幹線で一旦岡山、そこから南風で後免まで。この日、新大阪駅のこの時間、新幹線ホームから降りてくる客の半分くらいは、卒業したからユニバ行こう、という女子客っぽかった。いつも四国の特急では横に座った人のためにトイレに行きにくくなるのだけど、今日は誰も座らなかった。そういう日は我慢もできて特に問題もないという。この時間の南風は香川県内で各駅停車感があり、だいぶん時間がかかった。
後免で降りて歩き、後免町から高知市電で移動。駅へ着いて一日乗車券を買おうと聞いたら、ちょうど車両が出るところで、話しかけた相手がその車両の運転手だったので、中での購入を促され、そのまま乗車。信号待ちでちゃんと呼びかけてくれて、無事購入出来た。
大橋通で降りて、ひろめ市場へ。以前も来たことがあるはずだが、全く覚えてなかった。フードコート(綺麗にいうと)と市場が合わさったような構造で、皆さん賑やかに昼から酒を飲んでた。酒屋で日本酒を買って実家に送り、エビの寿司と鯖寿司を買って、時間もないので30分弱で離脱。
そこから伊野まで乗って、市電はほぼ完乗。高知駅から桟橋までは乗れてないが、時間がなかったので今度来た時に回す。全体にレトロな車両が多く走っていた。併用軌道といっても道路の真ん中ではなく、端に線路が走っている区間が多く、路面電車感は少なかったかも。
伊野からは特急で宿毛まで。途中須崎の駅の風景に見覚えがあったが、過去特急に乗り換えたことがあったからだった。宿毛で40分くらい時間があったので周りをうろうろしたが、特に何もなく。実は一つ手前の東宿毛が市街地という、よくあるパターンだった。今度来た時は覚えておこう、といってももう来なさそうだが。
宿毛から宇和島までバス。ちょうど夕陽が落ちる時間帯に海辺を走って、幸せな気分になる。路線バスにしては表定速度60kmくらいで爆走するバスなのも気持ちよかった。なんとなく熊野大社へ行く時のバスを思い出した。夕陽を見ながら、夜景モードの次は、逆光の夕陽を綺麗に撮れるスマホカメラの登場が待たれる、と思った。
宇和島で20分くらい待って、特急で八幡浜へ。元々は18きっぷ消化の旅のつもりだったが、結局今日の行程では使うことなし。四国は各停不遇の島なので、どうしてもこうなる。八幡浜で降りて、ホテルまでの途中のスーパーで夕食を買ってホテルへ。スーパー1軒だけかと思ったが2軒あって、(どんな品揃えか確かめるために)もう片方も回ればよかった、と思った。一人暮らしで惣菜をスーパーに依存する人あるあるかも知れない。
スーパーホテルに20時過ぎに入り、食事と酒を飲んで22時くらいに寝る。大浴場の男女の切り替わりが23時くらいだったので、風呂は朝風呂にした。誰もいない朝風呂は気持ちいい。部屋に戻るときに同じ階の別の客が風呂に向かおうとしていたので、少しずれていたら気持ちよさ半減だったか。