まだ真っ暗な朝5時半から快速はなさきに乗車し、根室に向かう。6時を過ぎたら大分明るくなってきた。警笛で動物をのかせながら走っていたが、落石駅くらいから高校生がたくさん乗ってきて、東根室で降りていった。根釧台地は雄大だけど、単調なのと、早朝だったのもあって、結構眠くなった。
根室駅からは納沙布岬までバスで移動。途中、旧なんとか小学校前というバス停が多くて、過疎化に思いを馳せる。納沙布岬は一度車で来たことがあったが、その時と比較しても、右翼が北方領土奪還のモニュメントを乱立し過ぎてなんだかわからなくなっていた。灯台の所で自撮りをしたり、いろいろな景色の写真を撮ったりする。
そこから再度バスで戻る。バスと列車の接続が良いので、そのまま釧路に戻るという手もあったが、それも味気ないな、と1本遅らせて根室近辺をうろうろ。まずは根室はなまる本店で昼食に寿司を食べた。11時開店の少し前について、11時に店に入ろうとしたら、まだ朝礼をしていた。ちゃんとのれんが上がってから入るべきだった。真鰯やぼうずぎんぽう、ニシンなど地の物が美味しかった。
そこから東根室駅の「日本最東端」の標を撮りに行くべく散歩。根室の街は高低差が色々あった。川の跡っぽかったが、それにしては大きすぎるかな、という感じ。東根室駅で色々撮影して、そこから根室駅に歩いて戻る。
根室から釧路行き乗車。途中、厚岸付近の車窓風景がすごく良かった。ここはもう一度機会があったら乗ってみたい。途中、大鷲をはねたため停止、とのアナウンスがあり、運転手と、乗り合わせていた保線係が見聞してたが、特に説明なく発車していた。他も、急に速度を落としたな、と思ったら鹿がいたり。厚岸から釧路までで、鹿のケツばかり10頭近く見た。基本逃げて行くのでケツしか見えないという。
釧路でほっかむり寿司を買おうと思っていたが、もう夕方だったため売り切れ。残念、と思いながら札幌行きの特急に乗り込み、今日の宿泊地の苫小牧まで。途中、帯広から満員になり、車内の暑さと空気の悪さに死にかけた。さすがに特急でも、3時間半は辛い。苫小牧に着後、コンビニで夕食を買ってホテルで食べる。