せっかくの千葉宿泊、ということで午前中は千葉近辺を放浪。まずは千葉から京成で津田沼へ。以前これに乗った時はやけに時間が掛かった気がしたが、今回はそれほど。よく考えてみたら、前乗ったのは震災直後で、運転制限がされていたからだった。
そこからユーカリが丘に行き、一度乗ってみたかった山万ユーカリが丘線へ。駅に着いたときは、本当に営業しているのか、というくらい客がいなかったが、そこからある程度は集まってきた。しかし、デベロッパーが鉄道まで引いてしまうのは格好いい。どういう運行形態なんだろう、のの字?と思っていたが、ユーカリが丘と公園の間は上り下り共用で、後は反時計回り一方通行なのか。短い路線だけど面白かった。公園、女子大、中学校という駅名のバス感とか。
勝田台まで戻り、そこから東葉高速線で都内へ。少し雨の秋葉原を見た後に新宿へ向かい、新宿スペース・ゼロでアンジュルムの舞台「MODE」の昼公演を鑑賞。後で書く。
終演後すぐに小田急に乗って座間まで向かい、ハーモニーホール座間で℃-uteの秋ツアーの夜公演を鑑賞。これも後で書く。℃-uteツアーの初日昼公演を見られなかったのは、ひょっとしたらツアーそのものを見ていないキューティーショー以来かも知れない。今回はMODEが先に申し込みで、その後℃-ute申し込みで、かつ℃-uteがFCで外れたので、こうなりました。
終演後、町田で蒙古タンメン中本。美味しいんだけど、もう食べない。これを食べていたら、元々高血圧の私は、血圧上がって死にそうな気がするので。
そこから都内に戻り、大塚の東横インで一泊。
何も知らずに8列下手端の席に着いたら、メンバーが前通路で歌ったり踊ったり、モデルウォークをする席だった。ということで、かみこ(上國料萌衣)の美形感を間近で見れて良かったです。テーマ故のファッションショー的な多数の衣装も見応えあるし、見ていて楽しくなる良い舞台でした。
内容は、某サムライ氏が「苦難に立ち向かう(リーダー)和田と、それを支える(サブリーダー)中西、竹内」的な読み解きをしていたりしてましたが、その辺の当て書きの巧さも含め、アンジュルムの境遇重ねて見てしまう、そういう内容。ということで、そっち方向に当てはめ始めると、どんどん思い入れが増していく、そういう良い舞台だったと思う。
後は、初舞台のかみこの歌や演技での表情の良さにやられる。台詞回しも大事だけど、表情の演技の良さは全てを引き立たせる。ゲストの清野桃々姫ちゃんもこれまた上手いけど、台詞に同期して頭が動くのが子役感があった。他も演技の微妙さを味でカバーして、コメディエンヌ感が高かったあいあい(相川茉穂)とか、男役以外も見たいと思わせる室田瑞希とか、みんな良い感じでした。竹内朱莉はさすがに上手い。
解散発表後、初めてのツアー。ということで、新規性のある何かをやらないと、という必死感(強迫観念)が無く、ラストスパートになって、これまでの集大成を見せていく、という感じの演出。でもそれが、落ち着いて(違和感なく)見られる良い流れになっていた。解釈に迷う(もやもやする)ところがなく、安心感があるところが大きい。
特別な仕掛けは最初のベッドと生着替えくらいだけど、だからといって物足りなさもなく、5人(と研修生)のパフォーマンスから感じるショーイズムで、格好良さと華麗さを感じさせる。武道館以来の、ブロック毎にまとまりを感じさせるセトリも見事。初見から素直に楽しめた。期間短いけど良いツアーになりそう。
新曲は2曲披露。「愛はまるで静電気」は久々の可愛い系シングルでこれも良かったんだけど、「夢幻クライマックス」が凄かった。さすが大森靖子、という芸のない言葉しか出ない。ピアノアレンジがちょっと想像力を限定しちゃう感があるけど、ドラマチックだし迫力ある曲。これはPVとかリリースが楽しみ。