朝5時過ぎに起きて、6時頃の列車でまずは津軽線に乗車。新幹線経由で18きっぷで移動する人が多いのか、それなりに客は乗っていた。三厩の駅で30分くらい帰りの電車まで時間があったので、海沿いまで散策。本当は竜飛岬にも行きたかったけど、列車が少ない分、行ってしまうと青森戻りが13時過ぎになりそうだったので断念。津軽線帰りは、途中でキャンプ帰り風の中高生が大量に乗車してきて、賑わっていた。
青森のデパートで日本酒を購入。最初さくら野に行って、品揃え微妙だな、と思って中三に行ったが、更に微妙だった。アスパムに行っても大したものもなく、仕方ないのでさくら野に戻って購入。その地方の地酒の品揃えの良い百貨店があってくれると、配送料も安いし助かるんだけど、青森はその点厳しい。
青森から野辺地に移動し、そのまま大湊線。あまり期待していなかったのだけど、真夏の大湊線は面白かった。あまり青森感がなく、海沿いを疾走する感じが良い。席が空いていなかったので先頭車両の先頭に乗っていたんだけど、大湊線は直線が多く、その分迫力もあって、それも良かった。
私は少し後ろから見ていたんだけど、先頭にかぶりつきで小さな男の子が最初は見ていた。でも、途中から「わー、すごーい」と言いながら女の子がやってきて、結果その子に先頭を奪われていた。その後の男の子のモジモジした、やるせない感じを見つつ、ああ、この歳からも女子は強いなー、と思いつつ、微笑ましかった。
大湊駅では10分もなく、そのまま戻る。駅舎内に戻り列車待ちの行列が出来ていたが、最初どうなっているのか分からず、危うく割り込んでしまうところだった。途中で気付いたので良かったけど。大湊でも、隣の下北でも、結構な数の客が乗ってきており、こちらは津軽線と違い、普段も割と賑わっている感じ。
野辺地から三沢へ移動、その間に天皇陛下のお言葉をiphoneで見る。むっちゃ面白かった。昭和天皇自粛をdisったりとか、もうあんな1年もかかる葬式いらんやろとか、かなり率直な、直球を投げてきた印象。ワシは何も出来へんけど、お前ら何とかしてくれや、というメッセージが伝わる内容だった。
三沢で降りた時に、駅員が最初は乗り越し運賃を受け取ってくれず、「これ乗越ですよね」と言ったら「ああ、野辺地で降りたの?」と言って受け取ってくれたが、野辺地で降りるかどうかは関係なく、18きっぷで乗車できるのは青森、野辺地、八戸間で途中下車しない場合のはず。どうも駅員も分かっていないみたい。
三沢駅では、先日の鉄道ひとり旅(CSの番組)で吉川さんが絶賛していたので、十和田観光電鉄旧駅舎のそば屋でそばを食べる。確かに出汁がかなり美味しかった。これはこの辺通りかかったらまた行きたくなるレベル。
三沢で梁川船木イベの払戻の電話をした後、三沢から八戸へ移動、さて翌日も含めて行程どうするか、と悩んだが、八戸にとどまる理由もなく(この日は八戸だけ東横インが空いていたが)、新幹線の立席特急券で盛岡まで移動。その間にYahoo経由で盛岡の宿(ホテル東日本)を取る。
盛岡着後、花輪線で安比高原までいき、引き返す。本当は花輪線も通しで乗りたかったが、本数の少なさもあり、どうしても今回の行程には入れられなかった。とは言え、全国の車窓100選の新書で、大更から安比高原までの車窓が取り上げられていたので、そこだけは見ておこうと乗車。
でも、微妙に間に合わず、松尾八幡平の駅で既に周囲は真っ暗。特におすすめになっていたのが松尾八幡平〜安比高原だったので、残念な結果に終わった。まあ、また今度通しで乗る機会を探そう。全く誰もいない安比高原駅で30分瞑想し、盛岡に戻る。駅の地下で冷麺を食べるが、イマイチだった。そのままホテルへ。