大鳥居から上野まで移動し、8時過ぎのつばさで一旦山形へ。駅で花笠踊りの実演をやっていた。
山形の百貨店で日本酒を、と思ってまずは老舗の(駅から遠い)大沼に行ったが、期待より品揃えが少なくてがっかり。急ぎ駅のそばの十字屋に戻り、そちらで日本酒を購入し発送。骨折り損だった。おかげで、山形から新庄まで各停で移動する予定だったが、時間がなくなりそこでもつばさに乗った。山形駅で駅弁「牛肉ど真ん中」を買い、つばさの中で食べる。
新庄ではあまり時間もなく、そのまま奥羽本線に乗車し、大曲まで。田舎の路線ではあるが、さすがに電化されている「本線」だけあって、割とスピードを出しての運行で、あまり長さは感じなかった。
大曲からすぐに移動し角館。1時間半くらい待ち時間があるので、角館の武家屋敷を観光。とは以前に一度見て回ったこともあるので、お土産を物色して、駅に戻った。とにかく暑かったし。
角館から秋田内陸縦貫鉄道で鷹ノ巣まで移動。以前角館に来たときは友人の車で移動したのだけど、その時に車から見た秋田内陸線が印象的だったので、一度乗ってみたいと思っていた。今日は秋田泊にして翌日に回すことも考えたけど、まあ日の出ているうちに大半は見て回れそうだったのと、今日のると翌日以降の日程が楽になりそうだったので、17時過ぎくらいから乗ってみた。
角館の駅では、人はまばらかと思いきや、まさかの台湾人観光客が多数。駅員さんに「いつもこんなに多いのですか?」と聞いてみたりする。駅員さんの話では、大抵は松葉で降りられるとのこと。「混み合いまして申し訳ありません」と言われて、こちらも恐縮する。なんであれ、客が乗るのは良いことだし。
言われていたとおり、台湾の方々は松葉で降りた。遅い時間ということもあり、こんな時間に秋田内陸縦貫鉄道を乗り通す乗り鉄は私だけだったみたいで、阿仁前田駅で客は私と地元のおばあさんだけになり、合川駅でついに私だけになってしまった。まあ、台湾の方々も300円程度の距離しか乗っていないし、やはり経営厳しいか。
鷹ノ巣駅の周りは何もなく、駅員もおらず、客も一人もおらず、虫ばかりがいた。そこから大館まで移動。大館で時間があったので、駅から少し離れたところにあるスーパーに行ってみる。食事目当てだったけど、あまり良いものもなく。でも、秋田の地酒の品揃えが良かったので、そこから2本発送してみた。
大館からは青森まで移動。ねぶた祭も終わり、若者たちが浴衣姿で駅前たむろする中、東横インに入り、一泊。