朝から電車に乗り、木更津に移動。東京湾アクアラインを通ってみたい、という思いが、車旅行を計画していた頃からあって、検索したらバス路線が結構あるようだったので、それで思いを果たすことにした。
当初予定では、木更津のアウトレットに行ってからにしようとか、木更津の駅周辺を観光しようとか思っていたんだけど、思いの外武道館のグッズ列が混雑しそう、という情報があったので、木更津に着いたらすぐにバスに乗った。私が勘違いしていて、アクアラインは全線橋だと思っていたんだけど、実際には千葉側のみ橋で、海ほたるを越えるとずっとトンネル、ということで、それほど景色は楽しめなかった。
横浜行きのバスに乗って、横浜着。駅前のねぎしで昼食。そこから九段下に移動。の前に三越前で降りて、ライブビューイング会場でDVDマガジンを購入後、神保町に移動し、書泉グランデで「ヒロインたちのうた」を購入。その後、九段下に移動。
武道館のグッズ列に1時前に並び始めて、3時くらいに購入完了。途中でお目当てのマイクロファイバータオルの売り切れ情報が流れ、ガッカリ。やっぱり露出度高いMFTはよく売れるね。みんな好きだね(人のことは言えない)。一般グッズで買うものが無くなったが、購入意欲だけが残っていたので、思わずツアーTシャツとか買ってしまった。グッズ列の友人を利用した割込が何件か見られたのが残念。
並んでいる途中に、「ヒロインたちのうた」の星部ショウのインタビューを読む。分析的に左脳で書いてる、という自己分析に納得。「(発注された曲のジャンルに)必要な要素を箇条書きにして、それで曲を作っていく」という製作手法を読んで、ああ、このインタビューは本物だ(当たり前か)と思った。ディレクターチームのディレクションと直しの割合とか、今までの疑問が氷解する、実在を納得できる内容だった。
そこから東横インに行ってチェックイン、1時間くらい仮眠して、武道館に戻り、鈴木香音卒業公演を鑑賞。後で書く。
終演後、上野御徒町に行って、蒙古タンメン中本の蒙古丼と北極タンメン(ハーフ)。さすがに北極タンメンはやり過ぎの辛さで、美味さが感じられなかった。次からは蒙古タンメン一択だな。そのままホテルに戻り一泊。
昨日はファミリー最前だったが、今回もほぼ同じ位置(南東の東寄り)の2列目。ということで昨日と同程度には良く見えた。ステージ構成も、座席のつぶし方(北側に客を入れない度合い)も昨日と同程度。卒業公演ということもあって、有志がサイリウムを配っていたが、その配り方が異常に熱心で、ファンのこの日への思いが分かる。
内容はいつものモーニング娘。卒業コンサートのフォーマット。アンコールでメッセージ交換がされるんだけど、そこで語られるエピソードに確執を乗り越えた話が結構多い。後半は香音は心優しく、笑顔溢れる人、という設定になってしまったけど、それなりに表裏のある(あった)人というのが私の印象なので、きれい事に済ませず、そういう話も出てきて、ちょっと安心したのが正直なところ。
まあ、そういう部分も含めて人間味であり、それを乗り越えて笑顔の守護者になったから、卒コンも笑顔に包まれた暖かいものとなった、ということなのだろう。そんな中号泣してた小田を見て、二人の関係性を感じる。
基本構成はツアーと同じだったけど、9期三人での歌唱や、本編ラストを香音メイン曲の「Oh my wish」にしていたところとかは良かった。でも、演出で火柱とスモークを取って付けたように追加したのは疑問。特にスモークは、ステージが見えにくくなるから嬉しくない。今日はさすがに歌始まりより早めに止めてたけど、それでもいろんなシーンが見づらくて困った。
香音の卒業ソロ曲は「Never Forget」。改めて、アレンジ含め、心に迫るなあ、と思った。グループからの最初の卒業時に、あれだけの名曲を送れたからこそ、それ以降も名曲を輩出できたからこそ、ハロヲタは卒業コンサートに集うのかもしれない。
最後には、上空の黒い袋から風船を振らせて終了。風船だけに、スタンドにはほとんど流れてこずに、アリーナの皆さんが美味しく頂いて、ではなくて持ち帰っていました。あとからtwitterに流れてきた写真でメッセージを知る。2日続けて卒業を見るのも初めてだけど、それぞれ違う特徴のある、良い卒業コンサートでした。