朝9時くらいにホテルを出て、肥薩おれんじ鉄道で新水俣まで向かう。途中の車窓が綺麗、ということで乗ってみたが、確かに肥後二見の辺りの車窓は海が見えて良い感じだった。途中団体客が乗ってきて、途中で降りていったが、山頭火の足跡を辿るツアー、みたいな感じだった。
新水俣からは新幹線で博多に戻る。翌日が朝一移動の予定だったので、お土産を買っておく。ホテルに荷物を預けた後、開演まで時間があったので、博多の街をうろうろ。祇園から博多駅までの国体道路にバスが30台くらい並んでいて、相変わらずの西鉄バスの威力を感じる。
そこから友人と合流し、福岡国際会議場で、℃-uteの秋ツアー初日を昼夜二回。これは後で書く。
終演後は西中洲の天王で。以前友人が来たことがある店ということだったが、確かにもつ鍋が美味かった。その後カラオケに行こうか、という話もしていたが、友人も眠そうだったし、私も翌日朝が早かったので、断念しホテルへ。
福岡国際会議場は2階がないので、ファミリー席が前で、その後ろに一般席、という並びだったが、友人が引いた昼は一般席の2列目くらい(全体では10列め付近)。なので、視線も良い高さに来るし、前を遮る物も少ないし、非常に見やすい感じで初回を迎えることが出来た。
ライブとしては、ライブ未披露のfarawayが来た段階で、すごく高まってしまった。ほとんどの曲はライブでやっていて、あれだけが残っていたからなー。しかもどうもメンバー発信のセットリストっぽくて、この辺を選んでくるところにメンバーの意識の成長を感じる。
他にも春ツアー同様に、やや埋もれる傾向があった曲を発掘しつつ、最後はクールな℃-uteの楽曲を連打して盛り上がる流れ。なっきぃやちっさーのスタイルも絞れているし、高さを利用したアクロバティックな動きを見せてくれたりして、格好良いライブになっていた。
中で、ソロの順番をシャッフルする趣向もあるんだけど、そこのアイデアも良い。途中着替えの都合で2人、3人に分かれて出てくるんだけど、そこの組合せも意外感あるし。研修生の使い方も上手い。私服風衣装は武道館と同じだったのかな。改めて舞美のスカートが短いな、と思ったが、可愛い。
全体にテンポが良くて、初見での好印象は超占イトに匹敵。春の路線はある意味客を選ぶ部分もあったけど、その路線を上手く消化しつつ、万人が楽しめる物になっていたと思う。というか、公演数絶対少ないよ!
そんな良いライブだったのですが、夜はまいまいの声に変調。ちっさーがパートフォローやソロ代打をこなすも、後半は録音の声を重ねる流れに。モンスターとも言え 喉の力を持つフロント3人に張り合うのは、色々負担もあるのかな、とは思う。最近声の裏返りがまた頻発するようになったし。1年前くらいの調子の良さを回復して欲しいと心から祈る。しかし、ちっさーのフォローは、流石℃-uteのバンマスという感じでした。