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akarik日々メモ

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2013-03-16

今日の動き

翌日のチケットを確保するため、朝早くに大阪を発つ。適当に予約したら、乗車する新幹線が今日使用開始の27番ホーム発車だった。富士山が綺麗に見えるからか、のぞみ乗客の富士山撮影率が高かったり。

チケット屋の開店前に到着。ぼんやりとした形で行列が出来ていたら、行列順の受付になって、ちょっとどきどきした。一応3番くらいに来ていたんだけど、周囲の人に「私この順番で良いですよね」とか確認取ったりして。でもまあ、予定のチケットは無事確保。で、11時半まで少し暇つぶし。

そこからはシアターグリーンで℃-uteの「さくらの花束」を鑑賞。後でまとめて書く。3公演みたので合間が暇。ということでアムラックスを回ったりして時間を潰した。

終演後は友人と合流し、有楽町の焼き鳥屋風の所で食事。地下アイドルにはまっている友人のチェキを見せられるプレイ。その後は神田の東横インで一泊。

℃-ute「さくらの花束」@池袋シアターグリーン

大(BIG TREE THEATER)、中(BOX in BOX THEATER)、小(BASE THEATER)の3劇場同時進行の舞台が一日三公演、ということで中→小→大の順に鑑賞。

まずは中。すごく客席と舞台が近い、というか客席と舞台、という距離感ではなく、一体になった劇場だった。一番前の座席は子供用の椅子みたいなものだったし。前3列がパイプ椅子で、椅子の大小を付けることで後ろの列の客の見やすさに配慮、みたいな感じだった。私は2列目から鑑賞。

開始までどういう構成か全く知らなかったが、ここは矢島舞美と福永マリカの実質二人舞台で、そこに他メンバーや研修生が少しは絡む物の、基本的に二人のやり取りで進む展開だった。で、「いかん、舐めてた」というのが終演後の感想。

正直この舞台は、3劇場同時進行とかいう飛び道具的構成や、メンバーブログの「時間を合わせるだけで精一杯」的なコメントから、あまり期待していなかった。でも、舞美と福永マリカの実質二人芝居、二人の演技のレベルの高さから、自然と没入してしまった。クレバーな福永マリカを相手に、直球の芝居で迎え撃つ舞美とのぶつかり合いが、息もつかせないし、80分弱の濃密な時間が短さを感じさせない。終わった後「気の抜けるシーンがないから疲れた」という周りの客の声が聞こえてきたが、それも納得。

続いては小、ファンクラブチケットが取れずに、少し後ろの方からの鑑賞。こちらは(更に驚くことに)中島早貴の実質一人芝居だった。演技達者の二人をこうやって使うのは上手い。研修生も絡むけど、ハイテンションに淀みなくセリフを回し続ける中島さんに圧倒される、そんな舞台。出てくるネタが昭和だが、笑える部分も多し。違った意味ですごかった。あれが出来るのは中島早貴をおいて他にないという、一人芝居でよそ見をさせない内容だった。

最後は大、ここは割と普通の劇場の距離感だった。鈴木愛理、岡井千聖、萩原舞が5人組の友達グループの3人を演じ、その内部の亀裂とか葛藤とか再生とかを表現する、期待通りの集団劇。3劇場同時進行は脚本の坪田文の提案だったというのも納得の、どの劇場もきちんとまとめた、いい舞台でした。最後に共通のモチーフで収斂するのを見ると、構成の妙に胸が熱くなる。

結果的には「さくらの花束」を中→小→大の順番で見れたのは幸福だった。矢島福永の丁々発止にまずは度肝を抜かれ(あれだけ舞台に集中して疲れたのは初めて)、なっきぃのキャラに笑い、そして最後に全体を俯瞰する。ゲキハロでは、「三億円少女」と「1974」が別格なんだけど、それに匹敵するくらいの満足感。一応毎公演2回は見ておきたいと思って、来週土曜も3公演とって、しかも最後を舞美に(公演内容出てない段階で)しておいた過去の俺偉い!と思ったり。

本編の時間は短めだけど、その後アフタートークが30分くらいあって、ボリューム的にも満足だし。アフタートークも全メンバーが劇場を巡回して、色々な話を時間差で聞かせてくれる面白い構成だったし、見に来てよかった、そう思わせる内容だった。良かった。

あまりの良さに翌日の朝の当日券を購入しかけて、お金を係の女性に渡してから、明日の娘。コンが14:30スタートなのに気づく。ギリギリ行けなくはなさそうだけど…、15:00と思いこんでた。正直に「娘。コンが…」と説明して発券を止めてもらったけど、ちょっと恥ずかしかった。とまあ、それくらいにテンション上がった内容でした。

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