読み終わったのはちょっと前でしたが、書くのを忘れていた。切込隊長こと山本一郎氏が、「中国の経済指標は当てにならないし、そもそも商習慣が違うよ」「でも、情報集めると不良債権はかなりやばそうだ」という内容をいろいろ書いている。状況の例は色々挙がっているので、そこから色々読みとることはできるでしょう。
OA時代以前に生まれた私は、基本的に長い文章をモニタで読むことできないので、切込隊長の文章はネットではあまり読んだことはなかったのですが、書籍では読みやすかった。同じことを何度か書いている(内容的な話ではなくて、同じ例が何度か出てくる)ような気がしたのがちょっと気になったけど。
読みやすい、読みにくいと言えば、出張中に買った日経ビジネスを親(70代)に渡したら「なんと読みにくい雑誌やな」と言われた。理由を聞いてみると横組みだから、とのこと。以前星新一のエッセイで「横組みの本は読めない」という内容を読んだ記憶があったが、やっぱりそういうのってあるんだな、と今さらながらに思ったり。