都合により家を出るのを10時以降にしたかったので、朝起きてから時間ができてしまった。なので一念発起して衣替え(タンスの衣服の入れ替え)とこたつの片付けをしたら、疲れ果ててしまった。
10時になってつばきファクトリー大阪公演のチケットを確保。すぐにソールドアウトで、残念ながら夜しか取れなかった。そこから近所のスーパーに行って、Switch2の予約抽選結果を確認したらまさかの当選。ということで確保が確定したので、この週末が申込期間だったヨドバシは見送った。
そのまま新大阪駅に向かい、12時少し前の新幹線で上京。カツサンドを買って昼食にする。
東京までの切符を買っていたが、急に思い立って新横浜で下車し、長津田に向かってハードオフを見てから、田園都市線で渋谷まで。ハードオフは前回いろいろ興味深いものがあったのでまた来てみたが、今日はさほど魅力的なものはなかった。
渋谷に着いたがここもオーバーツーリズムの犠牲になっていた。なんとか会場に辿り着き、グッズを買ってから少し休憩。ということでハロプロ研修生実力診断テストを鑑賞。後で書く。今年も素晴らしいイベントだったが、隣の客が独り言の人で少し気になった。
終わってからも混雑の中なんとか渋谷駅に向かい、品川からのぞみで帰阪。のぞみの中でやたらイチャイチャしているカップルを斜め後ろから見るなど。御堂筋線に走って乗車することで、最終の45分くらい前に帰れた。乗れないと15分くらい前になってしまうので大違い。帰ってからビールとワインなどを飲んで寝る。
土曜日は福岡でつばきファクトリーツアー初日、日曜日は渋谷でハロプロ研修生実力診断テスト、という土日を過ごして、大阪在住だからやりやすい日程で充実感もあったが、やはりちょっと疲労感は残った。
LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂、CCレモンホール)も℃-uteのツアー追っかけをしていた頃は何回か来たが、かなり久しぶりの入場、建て替え後は初めて。八王子のように帰りの動線が狭くて出にくい会場で、印象としてはあまり良くない。
ということで見終わったあとの感想を書くと、林さんは実力は抜けているんだけど、一回取った後の段原さんと同じで、期待が上がってしまい入れ辛い。吉田、大坪、西村、杉原で迷うところだが、さてどうするか。とXには書いていたが、大坪さんに心奪われたので素直に投票。
結果は
総投票数 3461票 BP 西村乙輝 665票 ダンス賞 長野桃羽 647票 歌唱賞 林仁愛 598票 竹内朱莉賞 坂本葵花 石田亜佑美賞 根本花凛
となりました。西村さんは納得。長野さんは私が既存のアイドルパターンに当て嵌めすぎて目が曇ったかな。林さんはもうはよデビューを…。という感じ。
基本的に上位3人を3賞に割り振って、演者審査員は希望通り、という感じなんだろうか。去年のように賞なしの島川さんとまこと賞(一番権威がない)の相馬さんがいきなりデビューとかがあるので、あまり賞は関係なくなっている感じもするし、全員のパフォーマンスにもどころがあったので、これからの展開が楽しみ。
しかし、個人的にはアンジュルムは増員不可避だと思っているので、今回の結果は気になっていたが。一癖ありそうなのを入れるという従来のパターンからすると、上位にはガチっとはまる感じの人いないけど、どうするのかな。
あとは例年通り感想を貼り付けておく。
01. 牧野永愛 「SHALL WE LOVE?／ごまっとう」 トップゆえの不利が出た感じで、聞こえにくいトラックのせいもあって序盤は乱れた。この曲でボーカルがうまくいかないと、ダンスの見せ場がないのが辛い。でも、終わってから本人ポジティブなのは良かった。
02. 長野桃羽 「Kiss me 愛してる／℃-ute」 なんとなく荻野目洋子を連想した(古い)。ボーカルはまとまっているが、癖がついているのが気になる。ダンスも少しおとなしい感じ。ビジュアルも含めて、手堅くまとまってるな、というのが面白みを落としているかも。終わった後の大人扱いが上手かった。
03. 根本花凛 「シルバーの腕時計／田中れいな・鞘師里保」 キッズダンススクールにいそうな感じ、という印象が強くて、中での小芝居も選曲もそんな感じであまり面白みにかかるか。歌もそこそこうまいが子供っぽいところが出るのが面白い。まき先生の言うように表情は怖かったか。
04. 宮��理帆 「FIRST KISS／あぁ!」 大きなリボンの衣装が可愛い。歌の入りが聞こえにくいかったけど、年齢もあってか、声の質がオリジナルに近くてつい聴いてしまう。ビジュアル的には醤油顔美形。「心地よく聞こえるために」という意識をして歌ったというのはすごい。。
05. 樋口愛海 「恋☆カナ／月島きらり starring 久住小春」 この年代の子がこの曲を歌うと言うだけで尊い。上手くはないが破綻していない。歌っている途中の表情は固かったが、間奏の表情は良かった。でも、終わってからの顔が怯えていて、緊張してるんだな、という感じ。
06. 石川華望 「夢幻クライマックス／℃-ute」 ダンスのキレは好み。結構ステージの前に出ていっていて、それが頑張っている。ボーカルはそこそこだけど破綻はなかった。歌に不満があるという反省が、自分がよく見えている。竹内さんのアドバイスが良かった。
07. 吉田光里 「ヒロインになろうか!／Berryz工房」 衣装が本格的。ダンスのチョイスも含めて、あらゆるところの完成度が高くてすごい。音がずっと外れている感じがあるのはパートの問題とも思えないし、なぜなんだろう。森高千里にハマるというおじさんホイホイ。
08. 大野愛莉 「ロマンティック 浮かれモード／藤本美貴」 発表会用の赤いドレス、という衣装。ダンスも正確性というより楽しさ優先。歌は意外と破綻してなくて、後半に疲れはあったが結構良かった。終わった後の喋りがベテランで、「人生何回目？」という橋本さんのフリに「一回目」と返していて良かった。
09. 大坪茉乃 「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?／Juice=Juice」 音を切るボーカルが特徴的。多少音もズレるが、とにかく格好いい。衣装もいいし、スタイルや立ち姿、ダンスも含めて、素晴らしかった。喋りもハリがある。
10. 鈴木もあ 「LU LU LU／GAM」 ビジュアルがティーンモデルっぽい。このマニアックな選曲でバチっとハマったら凄かったが、そこまでの力はなかったか。声は出ていて能力値の高さは感じるけど、もう少し素直な選曲でも良かったか。
11. 浅野優莉花「涙の色／℃-ute」 ややダンスが緩慢。この曲でダンスにキレがないとボーカルで勝負しないといけなくなるが、全体に上手いんだけど、ガナリのところが音程が外れているので評価しづらくなっている。
12. 杉原明紗 「初恋の亡霊／Juice=Juice」 途中でマイクおいてのダンスが格好いい、衣装のシャープさも素敵。ボーカルに弱さがあるが、ダンスパフォーマンスは完璧とも言える。普段の笑顔が可愛いけど、パフォーマンスでの表情コントロールがすごい。
13. 林仁愛 「宇宙でLa Ta Ta／松浦亜弥 with 稲葉貴子」 本来去年デビューしていておかしくないわけなので、この完成度でも、まあこれくらいできるでしょという、段原さん2回目と似た状態。背が伸びて格好良くなった。声質が曲とややあってなかったか。トークの発声も良くなっているし、喋りも関西風私綺麗トークを入れたり上手くなっている。
14. 服部琉愛 「都会っ子 純情(2012神聖なるVer.) ／℃-ute」 この曲でなぜミリタリーなのか、もう少し掘って欲しかった。なんで神聖なるなのかと思ったけど、セリフの前にダンス入れられるか。決めの表情が笑顔ベースなのが可愛い。最後に「サンキュー！」で締めて格好良かった。
15. 坂本葵花 「ミステイク／OCHA NORMA」 入りの動きが激しい。パフォーマンス中のビジュアルがクールビューティー。しかしなんでこの落ちサビ罰ゲームの曲を選んだのか。やはり苦戦している間は否めない。「悔しいでーす」という明るいコメント。
16. 染谷彩良 「泡沫サタデーナイト!／モーニング娘’16」 タップ。この曲でタップをやるという大胆さ。ボーカルが途中で大暴走したけど、これこそ発表会だよなー。コロナ前こんなのたくさんあったよなー。最後の退場シーンが可愛い。
17. 西村乙輝 「Come with me／こぶしファクトリー」 彼女がこぶしをやるという構図の良さ。ボーカルメインで聴かせる素晴らしいパフォーマンス。講評で厳しい指摘もあったけど、聴いてて格好いいなーというボーカルで良かったと思う。
18. 宮越千尋 「Moonlight night 〜月夜の晩だよ〜／モーニング娘。」 彼女もマイクおいてのダンス。肉感的なスタイルからの身体的パフォーマンスが魅力的だし、あれだけ動いてもボーカルが破綻していない。でも、この曲でダンスソロをあれだけ入れるのは、ああいうバージョンもあるんだろうけど、少しずるいかな。