目的は夜の公演だったが、昼の間に北東関東の乗っていない路線乗り潰しをしようと思い、いつもと同じくらいの時間に起きて、いつもの一本後の快速で京都まで移動する。この時間の快速は新快速よりも空いているが、長岡京を出たところからノロノロ運転になるのもあって、10分近く余計に時間がかかるということが分かった。
京都から新幹線に乗り換えて東京へ。久しぶりにC席を取ったので、車内販売で初めてアイスクリームを買ってみた。手の熱で溶かしたりして、名古屋までには完食。濃厚な味で美味しいが、まあ何回も買うものでもないだろう。
東京着後、上野東京ラインの常磐線に乗り換えてまずは牛久へ。牛久駅から10分くらい歩いてハードオフを見る。特に気になる物もなし。そこから土浦に行き、土浦からバスでつくばに入る。つくば駅周辺は人工都市、という感じで面白かった。駅前再開発で作った場合は何らかの制約の痕跡が残るのだけど、一から作った感じで、全く制約を感じさせない構造になっていた。つくばの駅近くのフードコートで麻婆飯と小ラーメン。酸味が強かったが、まあ良くも悪くもなく。
つくばエクスプレスで一駅の研究学園から、15分くらい歩いてハードオフへ。つくばということで出物に期待したが、特に何もなく。往復30分位歩いたが、つくばみたいに町全体の縮尺がでかい(ドラえもんがひろびろポンプで広げた後みたいな)所は、同じ距離歩いてもなんか疲れが倍増する。歩いても歩いても着かない感が高まるからだろうか。
そこからつくばエクスプレスで流山セントラルパークへ。出発駅も到着駅も各停しか止まらず、少し時間がかかる。少し歩いて流山鉄道の流山駅に行き、馬橋まで流山鉄道を完乗。平和台の駅からの学生客が平然と折り返し乗車をしていた。まあ、黙認しても全く問題ない感じではあるが。
馬橋から常磐線で金町、そこから京成金町線に乗車、高砂経由で曳舟まで行き、曳舟から東武亀戸線で亀戸に出て、マイナー路線完乗の旅は完了。東京駅着は11時くらいだったが、それだけ回って、この時点で17時近くになっていた。秋葉原を少し見て、都営新宿線に乗り換え、スペース・ゼロに向かい、演劇女子部を鑑賞。後で書く。
終演後は友人と合流し、麻布十番に移動して焼き鳥屋で夕食。23時前に店を出て、大江戸線、浅草線と乗り換え、東日本橋から歩いて、東横イン日本橋に宿泊。
しかし、今日の演劇女子部現場では、周りの知らないヲタはみんな、明日どう戦うかの話しかしてなかったなー。私のようなおっさんはあのシステムを理解する脳細胞が残ってないので、今日一泊して明日は早めに帰ることに。
初めてのBEYOOOOONDS舞台と言うことで、それなりに事務所から枠組みを要望された感じが強かった。夢羽主役、CHICA#TETSUと雨ノ森川海、あと新メンバー3人でまとめての役組など…。そういう要望を受けて、あそこに着地する太田さんの見事さが光る、そういう内容だった。太田さん脚本演出にハズレなしだなー。
ということで主役は夢羽、あと両リーダーが難しめの役(マイペースと裏がある)、後はキャラで演技を補う、みたいな役の振り方。新メンバー3人は年齢が上という事もあり、しっかりした役をもらっていた感じ。小林さんはここでもピアノの能力を活かしていた。みんなに見せ場のある、良い舞台。
夢羽は主役を任されるだけのものはあったんだけど、やっぱり「何でそこまで推されるの?」と見ていて思う部分はある。中のセリフで主役の夢羽に対し一岡さんが「あなたは主役になれないの」というのがあって、そのメタ感が良かったです。でも、最後の夢羽の叫びにちょっと泣けました。
それ以外だと、高瀬さんは安定して上手い。平井さんはやっぱり宝塚を通ってきた人だけあって、声の出し方にその辺の物を感じました。ということでイメージ通りの格好良さが出ているので、平井さん気になる人は是非見た方が良い。
あと、見ていて一番凄いと思ったのは、茉麻の客いじり(誰が良かったか聞かれる)で、いじられた2人の客が共に役名で答えていた所。役名が発表されて、そこから一回し終わった段階で、なんで覚えているんだよ、という。見てすぐに覚えたにせよ、2人とも2回目だったにせよ、すげーな、と思った。慌てて私も覚え直したが、そこでいじりは終了。
と、いじりを気にするのは、夢の最前、だったから。でも、R列だったので、あんまりメンバーがこちらを見てくれない感じで、ちょっと寂しかった。でもそんな中、西田さんはむっちゃ見てくる。あのあざとさが凄いよなー、と思いました。と、そんなところで。コレクションを2枚ずつ買ったら、りか様2枚、さーや1枚、小林さん1枚で、あまりの引きの良さに驚いたり。