9時前ののぞみで東京へ。700系に久しぶりに乗ったが、特有のにおいがした。14時半くらいに新宿で良かったんだけど、秋葉原を少し見て回りたかったので、少し早めに。秋葉原ではmicroSDとかキーボードとかを買った。
そこから新宿に移動し、大人の麦茶×ゲキハロ「ごがくゆう」を昼夜2回。これは後でまとめて書く。
昼夜の間に青物横丁のホテルにチェックインしたが、時間的余裕がなさ過ぎてかなり焦った。あの距離を1時間半で往復は無理がある。チェックインカウンターも混んでいて、かなり焦りの表情を見せてしまった。結局青物横丁から大井町まで走ったりしたし。
夜を見た友人と終演後合流し、夕食。四谷三丁目の「鯨人」で鯨料理。鯨を食うのも何年ぶりか、という話だったが、まあやっぱりそれほど美味い物でもなかった。お値段は結構取られたけど。食べながら、チケット申し込みの最終調整。
モーニング娘。の鞘師、工藤、石田、飯窪、譜久村の5人が出演。ストーリーは、中盤にまさかの残酷な展開があってトラウマになりそうな感じで焦ったけど、結局はバッドエンドとハッピーエンドを両方見せる構成で、最後はホロリとさせる、安定のオトムギクオリティ。ラピュタのセリフ引用、モチーフも被せたりしていた。
で、とりあえず、娘。5人の所作がとにかく可愛かった。セリフに拙さも残るシーンもあるけど、表情の演技等はすごく安定している。主役の鞘師は上手いし、オトムギ二度目の工藤の安定感も良かったんですが、譜久村は見せ場が少ない感じで、ちょっと残念。
今回の舞台で光ったのは石田、飯窪のペア。石田のチャキチャキした演技、飯窪さんのコミカルさ、どっちもかなり良かったです。途中で石田、飯窪がけんかするシーンがあるんだけど、そこが台詞も胸に来るし、演技も熱いしで心にしみた。石田のポニテ姿は可愛かったし、飯窪さんは表情のチョイスが安定していて見て楽しい。鞘師も工藤も、表情の安定性ではまだまだで、むしろ飯窪さんが安定している感じでした。
途中の残酷シーンは、初見ではあまりに辛くてトラウマになりそうだったけど、鞘師の冷たい目の表情を見ると、シーンとして入れたくなる気持ちも分かる。シュガースポットの舞美殺陣シーンと通じるものがある。
全体のストーリーよりも、舞台の各シーンに心に迫る物が多くて、終演後の電車の中でも色々目頭を押さえたくなるくらい。最後のクライマックスも良いんだけど、途中で石田が工藤を追いかけて、追いつき、そこで話すシーンもよかった。さっきあげた石田、飯窪のけんかシーンも含め、この3シーンがとても印象に残る、そういう舞台でした。