毎週のごとく日本橋をうろうろしている私、先週i810搭載の、Flex ATXのベアボーンキットが17,800円でソフマップで販売しているのを見かける。IDX-810ECという商品で、Flex ATXだけに結構小さい。なんとなくLinux Box(というのか?)を組みたかったというのもあって、発作的に購入しました。
ベアボーンの詳細なスペックは上記リンクを見て頂くとして、手持ちの余っていたパーツを組み合わせて帰宅後さくっと組みました。組み上がった時のスペックはこんな感じ。
CPU Intel Celeron 566MHz Chipset i810 Memory 128M HDD 8G(IBM) VGA/Sound OnBoard NetWork RTL8139C(OnBoard)/100Base-TX CD-ROM 50x(AOpen)
適当に組んでも、まあ動作しました。でも、CPUクーラーが大きくて、その上にCD-ROMドライブが重なるような構成になるため、ほとんど冷却効果がないのか、使って行くと熱暴走のような症状を起こしリセットが掛かりました。もともとネットワークに繋いでサーバ的運用をしようと思っていたので、 Linuxをインストールし、ネットワークが見えた段階でCD-ROMは取り外してしまいました。
ということでLinuxをインストール。使用したのはLinux Magazineの今年の1月号についていた、Omoikane Linux。Debian系のLinuxに憧れていたのもあるし、VAIOにインストールした時もとくにトラブルもなかったので。とにかくaptでのパッケージ管理は楽ちん。以下、Linuxインストール時の覚書。
- i810ならVGAも自動認識。ネットワークカード二枚挿しでもOK。 - aptの設定ファイルはdebianのページに。これを/etc/apt/sources.listに置く。 - 上の設定をしたら、" # apt-get update " でデータベースのupdate。 - そのあと、" # apt-get upgrade " でパッケージのアップデート。 - sambaを自動起動するためには、" # update-rc.d samba defaults"。
で、出来上がってしばらく動作させていたのですが…、ちょっとうるさい。普通に使っている分には気にならないとは言え、深夜動かしているとちょっと睡眠妨害になるくらい。我慢できなくは無いのですが…。設置場所を替えるか、何かの対応が必要かなあ。
と書いていたのが先週。で、うちにあった無線LANのボードを使って、別の部屋にマシンを移動しようと思い、PCIへのアダプタボードを買ってきて…、はまる。認識しない、Kernel Panicする、などなど。Vineをインストールしてみても同じ雰囲気。検索するとdebian-users MLとかには解決法が書いてあるものの、相性があるらしい(涙)。まあ、連休にその辺を試そうかと。