朝7時過ぎの特急の自由席に乗り込み、5時間越えの列車の旅に出発。自由席は通路側だったけど、どうも札幌岩見沢の通勤利用とか、美唄への通学利用(女子高生風の生徒が何人も降りていったが、美唄聖華という看護学校があるらしい)とかで、すぐに窓側に座ることができた。
旭川の駅が大きくなっているのを見つつ、北見、美幌、女満別を経由して網走へ。途中、車内で遠軽のかにめしの予約をして、遠軽で積み込まれたものを食べる。上品な味でおいしかった。
12時46分に網走着後、網走刑務所まで歩いて移動。バスが正解なんだけど、ちょうど時間が合わず、歩いても20分くらいで行けそうだったので。観光地とはいえ刑務所なので、どこまで入っていって良いのか訝しみながら進んでいったが、「これより先は観光客の方はご遠慮ください」の表示がったので、安心してそこまでをいろいろ見て回った。受刑者が作る土産品を買ったり。
そこからバスで、駅を超えて市街地まで戻る。オホーツク海を見たかったが、そこまでたどり着く前に次の列車に危ない時間帯になったので(直江津と同じパターン)、海のそばの川岸までで断念。14時20分過ぎの「摩周&川湯温泉足湯巡り号」で釧路へ。
その名の通り、途中の川湯温泉駅と摩周駅で停車時間を長めにとって、そこにある足湯を楽しむ、というコンセプトだったんだけど、乗っているのが台湾の方が多く、その辺の方は足湯に興味を示さないようで、足湯に入っていたのは私とサラリーマン風のもう一人だけだった。日本人風の女性も川湯温泉駅では足をつけていたが、摩周駅ではスルー。まあ、いちいち浸けるほど魅力があったか、と言うと微妙なので、そうなるのも分かるが。
途中、オホーツク海では海岸に竿を何本も立ててつりをしている人がいて、あれは何を釣っているんだろう、と思ったが、IRCなどのヒント+調べた結果、鮭を釣っていたとのこと。ああいう釣り方もあるのか、風物詩なんだろうなー、と思いながら車窓を見ていた。あとは標茶駅で乗ってきた高校生の態度が悪かったな−。
こちらもほぼ4時間乗車して、釧路着。釧路の東横インで宿泊。カレーを配給していたので、食べてみた。まあ配給カレー、という感じの味だった。挽肉を使っているあたりが特に。
食後、夜の釧路を散歩したが、まあ海岸の街頭の幻想的な風景は見られたものの、特に強く感じるところもなく。ちょっと新潟っぽいと言えば言える。泊まっていたサンマ漁船がすごくデコレーションされていて(デコトラと同じ意味で)、それが印象に残った。