朝5時に起きて、白新線で新発田へ、そこで羽越本線の各停に乗り継いで、そのまま酒田まで。海沿いを走る区間を各停でのんびり移動してみたい、というのが目的。幸い海側のクロスシートの席も確保できて、景色を堪能した。
酒田で降りたらひどく雪が積もっていたが、その中を歩いて酒屋まで行って、実家へ送る日本酒を買う。見ていたら、早めに店の人が話しかけてくれたので、そのまま3本選んでもらう。割と買ったことのある蔵元が多かったが、銘柄的には初めてなのでそれでも良いか、と従う。
元々はすぐに駅に戻って、秋田までのいなほにのる予定だったが、酒田への移動中に陸羽西線の名前をアナウンスで聞いて、前乗ったのいつだっけと調べたらなんと17年前。その時の印象も良かったこともあり、久しぶりに乗りたくなって急遽予定変更して乗ることにする。そうなると酒田で2時間くらいの待ち時間が発生したので、大雪が積もった酒田市内を散策。後半かなり疲れ果てていたが、その分色々なところを見れて楽しかった。
12時前の酒田発村上行きで一旦余目まで戻り、そこから陸羽西線。確かに川の雪景色は見応えがあったが、久しぶりに乗るとその景色を見られる時間が3駅分くらいしかないのは時間が短いな、とも思った。まあその分飽きが来なくて良いとも言えるが。
新庄ですぐに乗り換えて秋田へ移動。席が埋まるくらいには混んでいて、以前逆方向に乗った時はそういう印象もなかったので意外だったか、帰省ラッシュの日で、秋田南部は秋田新幹線を使わずにこちらのルートで帰る人も結構いる、ということのようだった。結局秋田までそれなりに混んでた。外はずっと雪景色。
秋田に着いたら割と激しい雪。その中を調べておいた酒屋に行ってみたが、かなり小さい店内に年末ということでたくさんのお客さん、ということでここで3本発送とか頼むのは厳しいな、と思い、いつもの物産館へ移動。12月後半は送料800円のキャンペーンをやっていて、まあこちらでも良かったか、と思う。3本発送。
秋田はそれだけで離脱して、秋田新幹線で盛岡まで。女性車掌のアナウンスが「お客さまにごいたします」「お乗り換え列車のごいたします」「ご協力をおいたします」など、所々単語が欠落していて、脳障害ではないのか、と少し不安になる。もうだいぶん暗くなり、車窓はほぼ見えず。
予定では川徳の閉店時間の30分前くらいに到着する予定が、10分遅れて盛岡に到着したので、雪の降りしきる中急いで向かう。しかし、久しぶりに来たところ品揃えはまったくピンとこなくて、もう地方のデパートは厳しいな、と思う。何も買わずに駅に戻り、駅そばの松屋で夕食。駅中の酒屋も2軒回ったが、どちらもイマイチで結局何も買わず。どこでも赤武が人気だったが、何かブームなのだろうか。
宿泊は仙台か一ノ関を予定していたがどちらもホテルに空きがなく、北上で一泊。駅前のローソンで酒を買って、ビールと酎ハイ1缶ずつ飲んで寝る。