朝早く起きて、はやぶさで新青森まで。朝一の下りはやぶさは各駅停車、途中盛岡や八戸への旅客流動が見られた。八戸で外国人観光客っぽい人がたくさん降りていったが、あの辺そんなに観光名所あったっけ?でもまあ、最近外国人はどこでも観光に行くからなー。伊豆のわさび園に来ていてびっくりしたこともあったし。
青森から少し足を伸ばして弘前まで行き、弘前城を見学。現存十二天守、ということが有名だが、その点以外は天守閣にはあまり引きが無かった。登っても展望できる構造でも無いのが物足りないし。でも、各所に点在する文化財や、公園のつくりに趣きがあってよかった。まあ、10月の月曜日の朝に行ったので、人が少なかったのが良かったというのもあるけど。
そこから、弘南鉄道の中央弘前駅を見て、JRの駅に戻る。あまり地方のローカル私鉄に乗らないので、私が知らないだけで、よくあるレベルかも知れないが、中央弘前駅の廃れ具合がすごかった。こういうのを見ると、地方公共鉄道の有様に思いを馳せてしまう。自動車の自動運転が確立したら、もう存在し得ないんだろうかな、とか。
弘前から青森へ戻る。弘前と青森の間の各駅停車は、結構人が乗っている。空いている時間帯の静岡県内の各駅停車レベル。弘前と青森の間の風景は、北海道に似てるな、と思ったけど、去年北海道をぼーっと鉄道旅行した時も、よく考えたら10月だった。
青森で、地酒の多そうな酒屋(市役所のそば)に行ってみたが、店の中に入っても誰もいないし、並んでいる酒も偏っていて、いまいちだったので何も買わずに離脱。雨の中、傘もささずに(今回は傘を持ってきていなかった)往復してびしょ濡れになったのに、得られる物がなくてテンション下がる。
1時間しか青森に滞在する時間が無かったので、急ぎ新青森駅に向かい、そこの観光売店に期待することに。でも、観光売店だからか、4合瓶ばかりでちょっと期待外れ。仕方なく2本買って、中に併設されていたヤマト運輸の店から送ったが、4合瓶2本を1500円近く使って送るのはちょっと敗北感があった。買ったのは豊盃と陸奥八仙。
新青森から盛岡に向かい、駅から少し離れた川徳(百貨店)でお土産の日本酒を探す。こちらはさすがに百貨店だけあって、品揃えも良く、満足な買い物が出来た。ここ最近で得た知見としては、日本酒のお土産は、困ったら百貨店にいけ、ということ。本当にマニアックな物は置いていないこともあるけど、割と評判の高い地酒は大抵置いてあるし、送料が安いこともあるので。
盛岡では日本酒を買っただけで離脱。仙台に戻り、仙台空港で少し自分用のお土産を買って、ピーチで関空に戻り、はるかで新大阪に帰る。夕食は近所のコンビニで買った。