夜まで特に予定がなかったので、山形駅付近を散策。山形城跡(霞城公園)を見に行ったが、元々城がない上に、正門が工事中でほとんど見るところがなかった。
しかし、公園内に建てられている山形市郷土館は、元々市立病院(済生館)だったのを移設した建物で、その建築様式は独特な感じ。あと、中にこの建物を移設する際の苦難の展示があり、その辺りも含め、興味深かった。
あと、歩いていたら「本日無料でーす」との声をかけられたので、山形県立博物館を見学。ご当地特有の博物館、というよりは、百科事典型の、小中学生の社会見学用みたいな感じで、こういう博物館ってインターネット時代にどうなっていくんだろうな、とは思った。そんな中、山形出身で昭和初期に雪害について訴えた松岡俊三の特別展示があって、私は全く知らなかったので興味を引かれた。雪害対策のために議員になった、みたいな経歴で、戦前の議員って、こういう来歴の人もいて、多様性を感じられる。まあ、これの悪い類似例が山本太郎にはなっちゃうんだけど。
そこから市内中心部へ移動し、旧県庁(文翔館)を見学。明治の古い県庁、という感じだったが、昭和の高度成長期まで、この県庁で業務をしていたのか、と思うと、ちょっと信じられない感じになる。あとはデパートで山形の地酒を2本(出羽桜と初孫)買って、山形駅でトンカツを食べて、仙山線で仙台に戻る。
仙台着後、朝起きたら空きがあったので予約した、仙台駅東の東横インににチェックインし、そこから長町南まで移動して、歩いて10分くらいの「カネタケ青木商店」で地酒を2本(日高見と澤乃泉)購入。買う前は日高見と墨廼江を買うつもりで、その2本を選んだつもりだったんだけど、帰宅後届いたのは澤乃泉だった。誤配送?と思ったけど、レシートも澤乃泉だった。手に取った瞬間に勘違いをしていたらしい。
そこから長町まで戻って、勾当台公園の駅のそばの仙台Rensaで、Berryz工房とJuice=Juiceのナルチカ。後で書く。
終演後は仙台駅までぶらぶら。途中の商店街で日本シリーズのパブリックビューイング、というか街頭テレビをやっていた。7回時点でリード、7回頭から好投の美馬(大沢たかお似)に代えて則本登板、と聞いて、これは9回は田中だなー、球場のそばまで行こうかなー、と思ったけど、まあ場違い感は否めないので駅の牛タン屋へ。空いていたので善治郎に入ったが、まあ美味しかった。
その後ホテルに戻ったら、ちょうど楽天胴上げに間に合った。もう近鉄の痕跡はほとんど残ってないけど、近鉄のなし得なかった日本一奪取、近鉄の元ファンとして喜びたい。
かなりギリギリに取ったので、整理番号が500番台、しかも入場列が捌けた後に行ったので、中に入ったらスペース0、空いているのが柱の裏だけ。これは見られないかなー、と思ったけど、座って場所取りしている集団の後ろに少し空きがあったので、そこに無理矢理入り込む。そこからはまあそれなりに見えたので、全然楽しめないことはなかった。
でも、やっぱりライブハウスは辛い。あんまり見えている感じしないし。セットリスト的にも、Juice=Juiceは「Let's Live」とかカバーをする割に、自分たちの初期2曲とかは1コーラスカットで、ちょっと物足りない感じだった。2グループがほぼ交互に出てくる構成も、ちょっとぶつ切り感があって乗り切れなかったし。
最後のMCがキャッキャウフフ(女子同士のイチャイチャ話)ばかりで、そういうの嫌いじゃないけど、偏りすぎている感じはした。まあ、ライブハウスのライブが元々苦手なので、少なめのチケ確保で正解だったのかな、とも思う。
こういうライブハウスで、最後の握手ってどうやるんだろう?整理番号順?と思っていたが、特にアナウンスもなく出口になだれ込んだ順に握手していくやり方で、意外だった。システム分からない人向けに、開始のアナウンスくらいは欲しいところ。まあ別に順番重要でも無いし、最後の方に行きたがる人もいるだろうから、ああいうシステムでも問題ないのかも知れない。人がそれなりに多いので、握手の剥がしはきつかった。