翌日を年休にしていて、18きっぷ旅を検討していた。軽く一泊で行けるところ、ということで久しぶりに飯田線乗車もいいかな、と思う。で、松本に一泊くらいか、と調べたら東横インが新しく出来ていて3950円。これで決まり、と旅程を立てたが、名古屋までは新幹線で行かないと、途中下車も辛いな、と思って新幹線に乗ることにする。
京都まで新快速で移動し、8時過ぎの新幹線で名古屋まで。新幹線は定期便の広島発のに乗ったが、A-C列側が1両に3人くらい、全体でも10人少々しか乗っていないガラガラっぷりで、新幹線の休日需要の落ち込みに恐れを成す。まあ、TDL/TDSもUSJも開いてないし、イベントも全中止なので、こうなるのは分かるが…。
しかし、電光掲示板にニュースの出ない新幹線に初めて乗ったけど、まあ確かにあのニュースは積極的に見なかったけど、あれが出ないとなると全くそちらを見なくなるので、未だ出続けている広告の広告効果が著しく落ちている気がする。
名古屋で天むすを買い、新快速に乗り換えて豊橋まで。豊橋で鶏白湯のラーメンを食べ(美味しかった)、そこから飯田線へ。前回は早々にビールを飲んで寝てしまった記憶があったので、今日は天竜峡までは素面で行こうと決めていた。
豊川でたくさん降りるかな、と思ったが、次の三河一宮とか、野田城(横浜ゴムの工場があった)とかで意外と降りて行った。あと、秘境駅として名高い、中井侍駅でそれなりに降りて行った。下りで降りて、そこから上りの列車が10分くらいで来るのね。名古屋からの18きっぷ小旅行には良さそう。
途中、ICカードエリア外での精算がものすごく時間を取っていて、手持ち端末の操作性がしょっぱいのかな、と思う。途中の景色もほぼ見た記憶がなかったが、天竜川が車窓に見える風景が意外と良くて、ずっとぼーっと眺めていた。
天竜峡駅について、まず近くの温泉へ。コロナ対策で手を消毒してから入浴。ラドンが入っているとのことで、体にぬめりを感じて、温泉入っているな、という感じは強かった。風呂から上がって、土地の牛乳を飲む。そこから天竜峡を散策、吊り橋を渡ったが、下を見ると流石に恐怖感があった。
2時間くらい天竜峡で過ごし、また移動開始。移動前に駅から少し距離のあるところのスーパー、という名の個人商店でビールを買う。おじいさんが慣れない手つきでレジを通してくれた。天竜峡は初めての気分だったが、過去の日記を調べたら14年前の18きっぷ旅で同じく降りていて、自分の記憶力の減退を知る。その時は次の特急でさっさと移動していた。
天竜峡からそれなりの市街地を通るので、景色的にはあまり見所もなく。そんな中、温泉で飲んだ牛乳のせいで腹がギュルギュルなりだして、焦る。何とか我慢できるか、と思ったが、飲んでから2時間半後くらいに限界を感じて、車内のトイレへ。何とかそこからは持ち返した。
岡谷、塩尻と経由して松本へ。ホテルに入る前に15分歩いてイオンモールに行ったが、もう夕食向けの惣菜は売り切れ。コロナ対応で閉店が20時と早くなり、専門店街も閉まっていたので、そうなるのは仕方がないか。行きに通った道がgoogle mapの最短距離で、地元民も通るのか、という暗い道だったので、帰りは大通りを通り、ホテル近くのセブンで夕食を買い、ホテルへ。部屋は最上階で、トレインビューも見える部屋だったが、松本駅くらいの発着本数だとあまり楽しめなかった。