くろしお1号で新宮へ向かう。途中駅で、出発する列車に駅員が手を振るシーンが各所で見られたが、ああいうのが過剰サービスだよなー、と思う。以前どこかまで18きっぷで行ったが、全く記憶がなかったが、今回紀伊田辺の駅を見て少し見覚えがあったので、この辺で引き返したのかな、と思う。前の客がホイール式のipodを使っていて、渋いなー、と思う。
紀伊田辺からは単線。途中周参見駅前の津波避難タワーとか、見老津駅近辺の景色とか、色々あったが、全体には単調。海沿いだけど海のそばは通らず、ずっと集落がポツポツ続いている、という感じで、印象には残りづらい。最後、新宮直前の長い砂浜が「おおっ」と思う程度。新宮より東は乗ったことあったけど、白浜から先は、その辺と同じイメージだった。
子供の頃に勝浦まで家族旅行できた記憶があるので、恐らく未乗区間は紀伊勝浦〜新宮だけだったけど、どこまで乗ったか正確な記録がなかったので、今回和歌山から新宮まで乗り通してみた。これで紀勢本線は完乗し、JR西日本は残り小野田線のみ。
新宮着後、すぐにバスに乗って熊野本宮大社。霊験あらたかなところではあるのだろうが、外国人(アジア系)観光客も多く、彼らが大声で喋っていたので、やや興が削がれる部分もあった。4つの社が横に並ぶ構成で、拝む順番も推奨があったので、その順番で参拝。自分のことや、家族の健康を祈る。少し賽銭を奮発し、お守りを買って終了。
帰りはバスで紀伊田辺へ。行きの新宮からのバスは、路線バス形式で、熊野川沿いのカーブの道の行程1時間くらいを割と早く走るため、揺れが激しくて疲れたが、こちらは観光バス形式でゆったり走っていて、2時間弱だけどむしろ疲れなかった。
紀伊田辺から白浜空港行きのバスに変わるので、そのまま乗車して、白浜駅のそばのとれとれ市場でお土産の金山寺味噌と、帰りに食べる寿司を購入。寿司を買う時、前の客がレジに何個か渡した後、さらに追加でちんたら選んでいたので、自分の分をレジに差し出したら「少しお待ちください」と言われ、自分のイラチ(せっかち)度を再認識。
白浜駅には17時20分頃について、28分発の特急が止まっていたが、ネット予約(半額くらいになる)は終了していたので、一本後の特急に乗車。この頃外は土砂降りで、駅の周りを見て回ることも出来ず、待合室で暇を潰す。そこから新大阪まで乗車し、帰宅。
帰ってからひなフェスの抽選会動画を見る。今年のネタのコンプライアンスの下りは微妙。加入後初めてのひなフェスでソロを引く強運の持ち主が毎年いるが、今年は川村文乃だった。