7時過ぎくらいに家を出て、駅へ。この段階ではこの日の行程が決まっていなくて、米原、岐阜周りで南から高山線に乗って富山に抜けるか、富山周りで高山線に乗って高山から松本に向かうか、悩んでいた。駅に着いたら、次に来るのが湖西線経由の新快速だったので、とりあえずそれに乗車する。
乗車中に時刻表を確認したら、その次の米原に向かう新快速に乗っても、米原で30分待たされる、例の接続悪い新快速ということが分かったので、行程を北回りに変更し、新快速にそのまま乗って敦賀まで向かうことにする。
敦賀で各停に乗り換え、福井から金沢はサンダーバードの自由席でショートカットして、金沢着。後ろに乗っているのが修学旅行の下見らしい女性二人組で、細胞観察の話をもう一方に延々説明していた。
金沢にはそれほど滞在せず、すぐにいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道に乗って富山まで。富山で1時間時間を作って、富山の大和まで15分くらいかけて歩き、日本酒を買ってすぐに駅に戻り、高山線で高山へ向かう。
高山線は立って乗っていたが、周りを東南アジア系の外国人に囲まれた。彼らもスマホの経路案内を使っていたので、その辺の普及も「なんでこんな辺鄙なところに外国人がいるの?」というのの原因なんだろう。
富山〜高山が未乗車だったので、それの乗りつぶしが今回の旅の一つの目的だったが、景色は途中川沿いを走るところはそれなりに見所もあったが、それほど印象に残るところも無く、睡魔に襲われる瞬間も多少あった。途中猪谷で乗り換えて、高山に16時過ぎに着。途中の飛騨古川では、さすがに「君の名は。」の聖地ということもあり、ややぐずついた天気の今日みたいな日でも、結構な数の客が乗ってきた。
高山から松本はバスで移動。10年前の9月に乗ったことのあるバスで、その時もそれほど乗客はいなかったが、今回は私一人だった。途中の峠は既に雪景色、でも岐阜側は結構積もっていたが、長野側はほとんど積もっていなかった。
途中のトイレ休憩で、開いているはずのトイレが開いておらず、運転士さんに連れられて建物の中のトイレへ。その時に少し話したところ、普段よりも雪は少ない程度とのことだった。あと、この日の最初の乗務で松本から高山に移動するときは満員だったとのこと。「外国人が多いですわー、彼らは温泉とか興味ないので、こういう路線バスを使っていく」とか。
松本で一泊も考えたけど、翌日も18きっぷで移動するとなると、時間的に厳しくなるので、この日中に甲府まで行くことにする。2時間少し乗車し、甲府で一泊。東横イン甲府Iは、最近の東横イン流行の部屋ごとに無線LANのSSIDがある形では無く、久しぶりのSSID1個、かつそれも入らないという、ネット環境が厳しいところだった。