先週よりは少し遅めに上京。桜満開と聞いて薄着でいったが、少し東京は肌寒かった。で、先週と同じく℃-ute「さくらの花束」を今回は小→大→中の順で。先週ほど書くことはないが、今回も別項目で。
終演後は友人と合流し、有楽町のコパンコパンで食事。IRC上で議論になった内容を蒸し返されるが、大体何を論点としたかったのかが分かって、少しすっきり。
食後は一人で横浜に移動し、万葉倶楽部で一泊。久しぶりの風呂は気持ちよかった。普段はシャワーだけなので…。
まずは小での中島早貴一人芝居。さすがに最終日前日ともなると、声のパワーが若干落ちている感じはあったが、まだまだパワフルだった。脚本での輪還的な楽しみ(最初の他者批判が自分に返ってきたりするところ)とか、二度目で色々分かるところもあって、面白かった。
二番目の大は、A列1番という超見切れ席(一番左)で、途中ステージの左側に行った演者が見えなくなったり。舞台としては座組のチームワークを感じるっていうか、絡みもいろいろで、落ち着いて見ていられる。個々の演技という意味では若干物足りないかな、とも思うけど、一番舞台らしくてこれも楽しい。
で、最後に舞美、マリカ二人舞台。「さくらの花束」を見られるのも私にとってはこれで最後なので、じっくり演技対決に浸りたい、と思う気持ちを満足させてくれた。最後も圧倒されました。初回よりちょっと席が悪くて、かつ隣にADHD気味の客が来て、そちらに気を取られたりしたのが少し残念。
各2回ずつ見たことで、初見では分からなかった台詞の背景も分かったが、特に最後の舞美マリカ舞台で腑に落ちる度が高かった。元々一番最初に見て、背景が全然分からない部分があったのに加え、本筋そのものの大、本筋と絡みが少ない小とは違い、本筋に大きな影響がありつつも、二人舞台故情報量が少なく、初見で分からない部分も多かったんだけど、最後に見てすっきりしました。
色々分かると更に二人の演技の味わいも増す、印象的な舞台でした。舞美ファンというのもあるのだけど、クールな中から現れるパッションが強い福永マリカとの相乗効果で、舞美のエモーショナルな演技の良さも引き出されていた、いい組み合わせでした。この配役に感謝。
あと、アフタートークで「落ち着く時間は?」という話になり、客席に振ったら「舞美ちゃんを見ている時」という答えが返ってきて、それに照れまくる舞美ちゃんの可愛さが素晴らしかった。照れ隠しで客席と一緒に深呼吸したり。微笑ましく終了。この回のアフタートークを見られたのも幸運だったな。