■ 私はこれまで、8年前に買ったシャープの25型テレビを使っていました。学生の時に買ったので、それほどお金もなく、その頃でも安いタイプのものを買ったので、S端子は1系統しかなく、コンポジットを合わせても3系統止まり。で、社会人になってAV機器が増え始め、今ではビデオ2台、HDDレコーダー1台、DVDプレイヤー1台、CSデジタルチューナー1台がテレビの周りに。ビデオは1台しか使っていないんですけど。
■ 一旦S経由での接続を味わうと、コンポジットには戻れないので、これまでは3入力のAVセレクタを二段使ってつないでいました。でも、AVセレクタはリモコンで制御出来るタイプではないので、いちいちテレビのそばまで行かないと行けない状況。で、そろそろ他系統の入力が出来るテレビが欲しいな、Pentium4はまだ買う状況じゃ無いし、今年のボーナスは他の用途も無いな。そうなったらD4端子付きの良いテレビを買うのもいいかな、と一気に思いは進んで、テレビを購入することにしました。
■ 今まで25型なので、ワイドを買うなら32型以上が理想(25型とワイド32型は、縦方向ではほとんど同じ大きさ)か、ということで色々物色。店頭で見たKV-32DZ950(sony)のピッチの細かさに心惹かれたりもしたんですが、EPGのありがたさと、ちょっとしたしがらみで松下のテレビを購入しました。TH-32FP30。12/8に、価格は18万円くらい(ここから16%のポイント還元)で。
■ 届いたのは水曜日、そこからセッティングをすませて、電源を入れてみる。最初に感じたのは、「なんだこの違和感は」というものでした。このテレビは525i/525p(通常のテレビ放送やスカパー、DVDなど)をテレビ内で750pにコンバートして写すのですが、そのコンバートされた結果にかなりの違和感を感じました。走査線の間が埋められた結果、人の肌の部分があまりに人工的に見えたりするし。あと、今さらながらにワイド画面での妙な横長な感じに最初はとまどいました。
■ でも、ここ1週間ばかり見て、ようやく慣れてきました。逆にこれまでのテレビで感じられるジッタに耐えられなくなってきている。見慣れて初めて、その高画質が分かるという感じ。プログレッシブテレビは、最初の一週間は違和感を感じるものだ、ということなんでしょうね。EPG、というかチャンネル変えたときにでる番組名表示は便利ですし、スピーカーの音質も良いし、かなり気に入っています。