昨日は周防玲子とどっちを買うか迷っている、と書きましたが、とりあえず こっちをまず買ってみました。周防玲子はあまり新鮮味無さそうなので…。
まず、ページ数少な、という印象。持った感じが薄く感じるんですよね。 まとめて写真を見ると、スタイルは確かに良いんですが、全体にパーツを 上に持ち上げたような印象。つまり、上半身がごつくてバランス的には どうなのかな、とも思わせます。眞鍋かをり的巨神兵感のスケールを 更に上げたような、人間離れした感じというか(分かりません)。
表情はまあまあかな。後半にかけて写真にシャープさが薄れていくのが ちょっと残念。って全体的に貶しているみたいですが、モデルのポテンシャルは すごいものがあるとは思います。でもどっちかというと佐藤江梨子系の 格好よさなので、ちょっととっつきにくさはあるかな…。 (85点/格好はいいし、可愛さもあるんだけど、ちょっとスタイルが人間離れしている感じかな。)
ここから下二冊は先月購入分なので、web版の日付のところにある累計 金額などには加算していません。まあ、上の小野愛も出たの先月なんだけど…。
上原まゆみは2000年日テレジェニックの割には、ヤンサン以外でのグラビア展開も 無く(これが正しい姿なのかもしれないが)、結構飢餓感は高まっていました。で、 初めての写真集がようやく年末発売、でもこの出来なら、満足は行くかな。ちょっと 髪型が変わったのが気になっていましたが、こうやってまとめて見るとさほど悪くない。 中には髪を後ろで束ねたカットもあり、それでバリエーションも感じます。
構成は、全体を5等分したら水着、着衣、水着、着衣、水着みたいな配分。 水着の表情もそんなに硬くないし良いんですけど、この写真集では普通の格好を した部分の良さが光った。もちろん、水着のカットがあってこそ映えている、 という要素は大いにあるが、着衣のカットで見せるかわいらしい表情が非常に印象的 でした。水着で見せるスタイルもちょっとぽっちゃりした感じ(と言っても、太くは 見えない)が安心感を与えてくれます。地方在住ということで今年もあまり 派手な展開は期待できないけど、このペースでの仕事もまあいいんじゃないかな。 (95点/心安らぐ写真集。私にとってはこういうのが「癒し系」かもしれない。)
加藤あいの写真集もこれで7冊目(ムック「なないろの愛」含む)。全部買っている 私もなんなんですが、ここまで来ると過去のとの相対評価しか出来なくなってくる。 で、その相対評価も見たときの気分によって大きく変わってくるんですよ。
例えば、「なないろの愛」はそれまでの写真集とはかなり違ったラフな感じの 写真が多く、そのときは評価が高くなったんですが、今見ると写真の出来自体は あまりたいした事はない。逆に、「ASIAN BEAUTY(2nd.)」を今見直してみると、 写真はあまり好きではないが、コンセプトは非常に良い。加藤あいの安定度の 高さもそれに拍車をかけ、本当に微々たる差から何かコメントを書かなくては いけない。評価って難しいですね。
と、長々と書いてきたのは何の前振りか。要は「今の加藤あいは髪が短すぎて いまいち。だから写真集もいまいち」っていうことを書きたかっただけかも。 加藤あいは安定度が高いため、それなりの商業写真集では誰が撮ってもあまり 差を感じません。今回のも写真の出来もまあまあ、表情もまあまあ、でも あまり良く感じない。その原因は私の髪型の好みのみに起因するんじゃないか、 だったらあまり論をこねくり回して評価を書いて、混乱させるのはやめよう、 と思った次第。皆さんも自分の好みで購入を決めましょう(なんじゃそりゃ)。 (90点/写真の出来も表情も、特に瑕疵はない。単に私の好みの髪型でないだけ。)
結局こちらも買ってしまったわけですが。写真集月1冊の誓いはどこに行った? 月末の内山理名写真集も、この勢いなら買ってしまうんだろうな。
撮影者木村晴、ワニブックスということで正統派アイドル水着写真集の 趣があります。表情的にも笑顔多め、水着も奇をてらわず、ポーズも普通。 どこかでみたような感じ、と批判することもできるでしょうが、普通のファンが 周防玲子の写真集に望んでいたものはこれなのですから、私は良いと思います。 過去の写真集1冊とムックではそれが達成できていなかったわけですから。 健康的な雰囲気が多いながらも、細くなったとはいえ肉感的な周防玲子の スタイル、そっち方向でも楽しめるのではないかと。まず買ってがっかり することはないでしょう。おすすめは、できるんじゃないかな。 (95点/周防玲子を正統に撮った写真集。健康的な水着がいい感じ。おすすめ。)
本当に、どこの書店でも見かけなかったこの「月刊井川遥」。読者の方から「旭屋の ネット販売で買えますよ」っていうメールを頂いたので、通販はタイムラグが気に なって苦手なんだけど、今日見つからなかったら申し込もう、と思っていました。 でも、今日最初に行った近所の小さな本屋に二冊残っていた…。この本屋の 開いている時間には帰れないので仕方が無いですが、灯台下暗しか。ちなみに、 難波ジュンク堂には無く、難波旭屋にも一冊残っていただけでした。
で、中身はっていうと、事前に「月刊○○」シリーズだということを忘れて 期待しすぎたのかな、という感じ。全体にコスチュームのチョイスが、今の井川遥に 対してのものとしては間違っている。変に露出面積が広すぎたり、エロチシズムを 意識しすぎているような印象です。
構成として、表紙にもなっている露出度高めビキニでの温泉カットと、ビル屋上での 光物系衣装が二つのメインなんですが、前者は藤代冥砂の弱点である「室内での暗い カットでは冴えが無い」が出てしまっていますし、後者はやっぱり衣装の似合って なさが鼻につく。たぶん、グラビアアイドルの色気、肉体感を求めるファンには 結構いい仕上がりなんでしょう。でも、私の求めているのはそれではないから。 むしろ巻末の本を持つアデランスの広告の方がよく見える種類のファンだから。 (75点/月刊○○シリーズとしては正しい仕上がり。でも、今の井川遥に求めるのはこれではない。)
月刊井川遥が買えなければ、ここは小向美奈子の写真集を今のうちに買っておこう、 と思っていました。で、井川遥の方が買えたのですが、一度火のついた物欲は 抑えられなかったという。しかし、タイトル「Classmate」なのに、飾り文字 風フォントで金箔押し風(違うか)っていうのは、根本的にチョイスを間違っている。
表セーラー服、裏ビキニとかなり買いにくい表紙なのですが、裏のビキニの 写真が非常に良い。着衣がセーラー服ばかり、後半に白いコートの写真が少し 出る程度(この格好は可愛い)、というのが不満ではあるものの、それを補って 余りある水着の写真の出来の良さ。表情的にもいいのが多いです。。
雑誌等の水着グラビアで見せるいやらしさ(エロ、といういやらしさで無く、 嫌らしさ、と書くべきか)がほとんど無く、最後の方の暗いスタジオカット以外は、 不要なカットも皆無。正直ここまで期待していなかったので、収穫が大きかったです。 小向美奈子を見る目が大きく変わりました。おすすめ。 (95点/水着の小向美奈子がここまでいいと感じたのは初めて。期待を大きく上回る。おすすめ。)
この写真集に関しては、難波旭屋で握手会が3/4にあるのですが、商品当日渡しで 参加整理券を販売しているようです。もともとイベントに興味があまり無いのと、 開始が11:00からだということで私は行く気はあまり起こらず、今日見かけたので もう買ってしまいました。どうも握手会などの参加型イベントは苦手なんですよね。
私は、後藤理沙の魅力はかわいさ、というよりは167cmのスタイルの良さから来る セクシーさだ、と思っているので、セクシー度が高いといわれていたこの写真集を 結構期待していました。でも、ちょっと期待しすぎたかな、後藤理沙の過去の展開 からすればこれ位っていうのは当然なのかな、と思う程度でした。確かに表紙の格好は セクシーですし、ビキニスタイルの写真もあったりしますが、ちょっと物足りない。
全面水着である必要も無いのですが、体のラインの出る格好で全身の立ちポーズ、 っていう写真がもう少し欲しかったかな、と思う。後藤理沙のスタイルを見る、という 意味で満足感が得られない感じ。中のほうでの花柄のワンピースの写真くらい でしょうか。そう、全身のスタイルバランスがあってこそのセクシーさじゃ ないかな、後藤理沙の魅力は。
とまあ、スタイル面では不満も残ります。しかし、逆にこれまで不満が残っていた ビジュアル面では結構シャープな表情を多数見せており、こちらは好印象でした。 今までの印象とは違う後藤理沙を見せる意味では成功しているんじゃないかな。 (90点/スタイルバランスのよさをもっと見せて欲しい。それでこそセクシーさが出てくる。)
「オール制服写真集」と書いていますが、一部制服でないカットもあるので ご注意(何にだ)。中の構成としては、この写真集のみの、冬の南木曽町での カットが最初と最後の7割位を占め、真ん中にフィギュア付き写真集「卒業」の カット、という風になっているようです。ここのところの祥伝社の写真集の 流れをくんで撮影は円山正史、ということで写真の雰囲気はその辺と同じです。
しかし…、前の加藤あい写真集でも髪型のことを愚痴りましたが、これも…。 私、表紙(というかこの写真集のオリジナルカットすべて)に見られる加藤あいの ウェーブのついた髪型、加藤あいに合っているようには全然思えないんですよ。 この髪型を見るだけで、他の部分まで目がいかなくなってしまう。
逆に「卒業」からのカットでの髪型はすばらしく良い。もう絶品。こちらに 載っている代表カットだけでも、まるで制服コスプレか、というばかりに いろいろな制服を着ていますし、どのカットもまた良いんだ。足下見られている のは分かっていても、あの忌まわしきフィギュア付き写真集を買わなくては いけないのか、と思わせるくらいのすばらしさ。うーん、祥伝社さん、 本当にフィギュア付き写真集の写真集単品発売はないのでしょうか。あるのなら 早めに教えてください…。 (75点/この点は写真集「卒業」からのカットは除く。髪型が合っているとは思えないのでこの点数。逆に「卒業」はすごく良さそう。)
以前の日記で「フィギュアはいらないから 中の写真集が欲しい!」と書いたところ、トレカなどを扱っている ミントの方から、フィギュアと トレカ用に仕入れて写真集が余っているので提供しても良いですよ、という申し出を 頂き、そういうことでしたら、とありがたくその申し出をお受けすることにしました。
でもまあ、このページの大原則として「画像は掲載しない」「自分で金を出した 物に対してレビューを書く」というものが実はありまして、その原則からすると これは外れています。ということで参考程度に読んでいただけたらなあ、と。
「もう一つの卒業」の時も書きましたが、この写真集での加藤あいの髪型は すばらしい。他の写真集でこれに近いと言えば「PRIVATE i」でしょうか。 制服のチョイスも、夏服フィギュアのベースとなったものを除くといやらしさが ないし。むしろフィギュアのベースとなったセーラー服系よりそれ以外のもの の方がかわいさが光る。特に冬服、それもボレロの冬服3が素晴らしいです。
ページ数的にははっきり言って全然満足度はない。写真の雰囲気もいつもの 円山正史で、ちょっとざらついた感じがあまり好みではない。が、各写真で 見せる加藤あいの魅力は、もう圧倒的な物がある。なぜこの写真集を、2000円程度で 単品で出さない?i-PACの時のトレカ抱き合わせにも怒りを覚えたが、ここまで くると不愉快ですらある。祥伝社はこの写真集を単品で出す義務がある。この ページに力がないのは分かっていますが、とりあえず強く訴えたいです。もし 単品で出たら、私の責任としてちゃんともう一冊買いますから。 (--点/この写真集が単品で出ていたら、間違いなく100点つけます。制服のかわいさは絶品。でも、この形態でしか出ないなら0点。)
以前から何度も書いていますが、昨年後半の酒井彩名の魅力の変化というのは特筆 すべきものがありました。急激に女性らしくなり、そのスタイルの良さが十分に 引き立つ、まるでモデル、と思わせるくらいの魅力をこの年齢で出すようになりました。 昔はあまり好感もしていなかったのですが、この変化で一気に興味を持つようになり、 このたび発売になった写真集を買うほどになったわけで。
いったん起こった変化が消えるはずもなく、この写真集でもその辺の魅力が 十分に出ています。シャープな男顔、抜群のスタイルバランス、しかしこの年齢 (新高一)というこの魅力は、現在比肩する人はいないのではないかな。海外の海岸 撮影の前半も良いのですが、私としては後半の冬系統の格好がすごく魅力的でした。 特にコートでマフラー姿の格好や、温泉での紙がちょっとぬれた写真など、 ぞくっとする何かを感じます。ここのところの魅力の変化に同意してくれる人なら、 圧倒的におすすめ。 (90点/ここのところの魅力の変化がきちんと現れている。前半の水着メインも良いが、後半の冬のカットがとにかく絶品。)
写真集の構成は、過去のUppersのグラビア関連のカットは周りに白枠とクレジット を入れて少し小さめの写真に、最新の撮り下ろしカットはページ全体の写真に、 という風に見分けが付くようになっています。で、見るまでは過去のUppersの グラビアの総集編がほとんどなのかな、と思っていましたが、7割くらいは 撮り下ろしが占めており、少し意外でした。
昔の写真も良いのですが、今の撮り下ろしはそれに全く負けていない。今の末永遥が ボリュームたっぷりで見られる上、成長の過程も見ることが出来る。しかもこの頃の 足元を見た写真集の値付けとは違った良心的な価格。これはすごくお買い得ですよ。
写真もいつもの渡辺達生色とはいえ、1stよりも明るい感じで見やすい。もう少し 着衣のカットがあっても良いかな、とも思うけど、水着でこそ末永、という意見も 理解できるので、これはこれでいいのでしょう。そりゃ、撮り下ろしのカットの スタイル見たら、水着が良いって言うのも分かるよ。逆にそういう人には水着の バリエーションはグラビアアイドル並みで、見ていて飽きないと思います。 (95点/撮り下ろしが意外と多く、お買い得感が非常に高い。水着も多く、おすすめできる。)
とにかく、この間のpure pureを見て以来の、私の黒川芽以へのハマリ方は 尋常ではない。そういう状態になっている私にとって、この写真集は劇薬でした。 今13歳、でも写真集ではビキニにスクール水着系、セーラー服に体操着、果ては バスタオル巻きなどの格好のオンパレード。他の人の写真集では「あざとい」の 一言で切り捨ててしまうようなものでも、黒川芽以がすると全肯定してしまう。
しかも、河野英喜の撮り方がうまいんだ。極限のところで色物の崖へ落ちて しまうのを踏みとどまっている。日本のロリコン文化の頂点、と言えるかも、 とまで言い出してしまいそうだ。といってもそれまでの頂点を見たことはないん ですが。なぜか今、大阪の旭屋書店関連にはサイン本が氾濫していますので、 そっち系に嫌悪感を抱かない人はとりあえず買ってしまいましょう。って今頃 ここまで絶賛するのもどうかとは思うし、チャームの魔法に惑わされていると いう要素は非常に強いので、みなさんが独自に判断していただければ良いんですが。 (100点/あざとい格好のオンパレード、でも河野英喜の絶妙のバランスが素晴らしい傑作に仕上げた。誉めすぎ。)
POPEYE特別編集の安価な写真集、ということで、広末涼子の Happy 20th Birthdayを連想させる。 ここの所のグラビアでは水着無しの奥菜恵が久しぶりにビキニ、とりたてて 水着引退を宣言しなかっただけにそれほどダメージはないのかも知れないが、 やはり私が見ると路線転向か、落ちぶれたか、という感じはないとは言えない。
ビキニあり、と事前にアナウンスしていたとはいえ、ビキニで海岸立ちポーズ、 みたいなグラビア的文法に従った物は無い。その辺が最後の抵抗だったのか。 でも、それならやめとけよ、と思ったりもします。その程度の抵抗は大部分の 客にとっては抵抗にも見えず、むしろ欲求不満が高まるのみ。
写真集そのもの、もしくは奥菜恵の仕上がりからは離れた話題が続いてしまった。 本日記では初登場の藤尾真琴撮影、アイドルグラビア的文脈にのった撮影を 良しとしなかったようで、その方向を期待する私としては不満の残る出来だ。 特に「ぶれ」や「ボケ」の手法を用いた写真は、はっきり言うと不要なのではないか。 後半は特に表情的に良い物もあるし、スタイルもそれなりに露出しているし、 値段相応の物はあり、ファンなら満足できるだろう。でも、Happy 20th Birthdayは もっと満足度は高かった。損した気分もないが、満足感もない。 (80点/水着を売りにするには中途半端。撮影者がアイドルグラビアの文脈に乗らず、不満は残る。損はしないが。)
こういうムック形式の写真集が増える傾向にあるようで、喜ばしい限りです。 やっぱりいきなり2000円オーバーの写真集っていうのは買いにくいですしね。 ファン層を広げる、という意味でも良いんじゃないかな。実際、結構売れて いるような感じです。
しかし、表紙の写真はかなりひどいなあ。中を見ると、小向美奈子の良い写真は ちゃんとありますし、ちゃんと胸をアピールしていますし、表紙がかなり残念に 感じてしまいます。小向美奈子って、小池栄子ばりの胸のボリュームがあって、 なおかつまだ16歳ということで、今後3年くらいはメインでやっていける ポテンシャルがあると思うんですが、浸透度がまだまだ、という印象。そこで、 このムックを契機に伸びていって欲しいな、と思う次第。
水着の写真についていちいち書くのは大変なので略します。窓枠に立っている 写真(後半)近辺が特に胸強調の写真が多いかも。で、それよりも注目して欲しいし、 私は以前からよく書いているのですが、小向美奈子は着衣の写真に良い物が多いん ですよ。このムックでも前半のゲームセンター内での写真とか、卒業式シーンの 右下とか、いかにも可愛らしい、という表情が出せていておすすめ。あとは そこの少し前の、二ページ見開きどアップの写真とかも良いですね。
どうしても胸が主体に見られてしまう小向美奈子、それは当然ですし、 そこを売り物にしていくべきでしょうが、その胸が原因で敬遠している人には その先入観を省いてみてもらいたいなあ、と思っています。結構小向美奈子には 期待している私。 (95点/価格対満足度は非常に高い。水着メインで、着衣にも良い写真が多く、絶対におすすめは出来る。見つけたら買っておくのがベター。)
ヤングサンデーでのプロモーショングラビアの 出来が素晴らしく、外れ写真が一枚もなかったので期待が高まった石川佳奈写真集。 で、買ってすぐに斜め読み(斜め見か)した時は、ちょっと過度に期待を高めすぎたかな、 と思ったのでした。さっと流す範囲では、似たような表情が多いな、と思わせる 構成でしたし。かわいいんだけど、ワンパターンかなとも思って。
でも、この文章を書くためにもう一度じっくり見直してみましたら、かなり良いやん、 と考え直した。確かに、表紙の表情と似た感じの表情が多く、その表情だと石川佳奈の 怖さが出てしまってあまり良い印象ではない。でも、そういった表情とは違った 表情の写真がそれなりの数あって、それがどれも非常にいいんですよ。そっちを 見ているだけでも、十分に満足度は高いんじゃないか、と。
構成はとても商売上手、という言葉が悪ければファン思い、か。水着のバリエーション はたくさん、しかもそれなりに露出度のある水着からかわいい感じのものまで。 スクール水着風やワンピースも取りそろえています。他にもセーラー服やソフトの ユニフォーム、ここまでのサービスをされたら購入者も満足でしょう。
表紙のように歯を出した表情全てが悪いわけではなく、かわいく見えるのもあるので 不満なカットは数少ない。アイドル黄金の年85年生まれの中でも、水着も出来る 正統派ということで、しっかりした地位を占めてくれるんじゃないでしょうか。 そんな石川佳奈の写真集、初期の輝きを押さえて置きたい、という方は是非。 (95点/一部画一的な怖い表情の写真もあるが、良い写真も多く、構成もサービス満点。今買わずして、いつ買うのでしょう。100点でも良いが…。)
最初で最後の「全ページ」水着写真集、やっぱり思い切ったことするなあ、という 思いは大きい。すでにETVのフランス語講座に出るなど、違った展開を初めているの だから。しかもこの写真集、ページ数はすごいボリューム、井ノ元浩二ということで 外連味なしの直球水着グラビアのオンパレード。ある意味、空前絶後といえるかも 知れない。
でも、正直な感想を言うと、ボリュームたっぷりでおなかいっぱい、という感じ。 ヤンマガなどでよく見た健康的水着グラビアを、延々百何十ページも見ることになる 訳ですから。あの路線は雑誌の巻頭数ページだから良いんであって、それを最後まで 続けられると、ちょっと他の味も食べたかったかな、と思ってしまう。
ほとんどの写真が屋外っていうのも、いつもなら私は嬉しいんだろうけど、 ちょっと食傷気味、という感じ。いつも「暗い写真なんていらない」とか、 「オール水着でOK」とか考えずに書いてしまいますが、いざ本当にやられると ちょっと辛いですね。これからはもう少し考えて書くことにしましょうか。 こんな書き方もあれですが、使いどころは結構あると思うので、そっち方向に 期待している人は買っても良いと思います。でも、私はあまりそっちではないので…。 (85点/オール水着、オールヤンマガ風の明るいグラビア、でもそれだとちょっと満腹になってしまうようだ。人を選ぶ写真集、か。)
1st写真集「初音日記」はとにかく良かった。 去年のベスト写真集に上げても良いくらい。そうなると事前のプロモーショングラビアに 不安が残っても、とりあえず2ndは買ってみるのが定めですよね。変なパッケージ (塩化ビニール?の袋に入っている)にさらに不安をかき立てられつつ、購入。
中身を見て…、ああ、初音映莉子でこういう、アーティスティックな方向に狙いすぎ な写真集を作りたくなるのは分かるけど、買う方の気持ちも考えろよ、という感じ。 「初音日記」がすばらしいのは、この写真集みたいなグラビアが氾濫している中で、 初音映莉子でかわいい表情を見せるグラビアと撮った、という所にあったので。
確かにこの写真集にもかわいい表情はある。でも、それはその他の写真の厳しさを 和らげる清涼剤的役割ですよね。写真家が撮りたい作品を仕上げ、提示するという やり方も分かる。でも、この年代のアイドル写真集でそれをやるのはどうなのか。 市場を見ていない作品提示は、マスターベーションに近いものではないのか。 この写真集を見る限り、懸念していたモデルの劣化はあまり感じられなかった。 それがさらに、この写真集に対する不満を増幅させる。
この時期のアイドル的初音映莉子をまとめてみる機会を、この写真集を出すことで 奪われてしまい、勿体ないとの思いが尽きない。こういう写真集のモデルにされるには、 まだ早いよ。でも、これが最後の写真集になってしまうんだろうな…。 (80点/初音日記が素晴らしかっただけに、こういう路線だと不満が募る。モデルの輝きは、さほど減じていなかった。)
土曜日の日記にも書いたとおり、握手会会場で見せていただいた写真集の 出来が、斜め読みする限りは良いように見えたのでこちらに戻ってきてから 買ってみました。で、じっくり見てみるとどうも表情におとなしめの物が多い。 いや、むしろ怒っているのでは、と思えるような表情。表紙も裏表紙もそうですし、 全体の7割程度を占めているような印象です。
でも、なかなかそれを責めるわけにも行かなくて。榊安奈の美少女性が出るのは そっちの表情なんですよね。歯を出して笑うと結構弱点が見えてしまう。 これは、メイクにも問題があるような気がします。事前の予想からは意外なほど 水着や、露出高めの格好にもなってますし、そういう榊安奈が見られるのは まあ喜ばしいとは思います。ビキニの水着一本槍、というのでもないし、 中途半端なスクール水着風ワンピースとかもないし。写真集としての完成度は 非常に高いし、おすすめ出来ると思います。 (90点/おとなしい表情ばかりなのは美少女性を引き出す上で仕方がないか。割と水着も多彩で、意外でした。)
むちゃくちゃ衝動買いで、この写真集を買ってしまいました。買うつもりも 全然無しに本屋で見かけて、表紙が醸し出す86年生まれとはとうてい思えない フェロモンに、引き寄せられてついレジに持っていってしまいました。 どこが良いのか、を言葉で書くのは結構難しい。でも、どこか惹かれてしまう。
結局、年齢不相応の何かを持っている人に、私は惹かれるのかも知れない。 背が高いわけではないですが、見るとスタイルのバランスはよく見えます。 ウエストの細さとか、脚の雰囲気とか、胸のボリュームとか、その辺の 微妙なバランスが上手く成り立っている。で、ビジュアルはちょっときつめだけど 美人系(かな?)。ちょっと汚れな感じはないとは言えないが、今年後半 注目していきたいです。いつもの私からは予想出来ないかも、でもおすすめ。 (95点/年齢不相応の無駄なフェロモンに惹かれる。スタイルバランスも背は低いなりに良いですし。おすすめ。)
つぃに出ました、平田裕香の写真集。マクドナルドの毎日平日キャンペーンに 出たことが幸いしてか、スポーツ紙系サイトでも結構取り上げられていました。 で、珍しく懸賞付きの写真集で、「特賞・裕香ちゃんと二人で観覧車に乗れる券」 とかあったので、こんなの当たったらどうすんねん、とおそれていましたが、 さすがにそんなことはなかったです。
写真集全体の雰囲気は木村晴撮影の物に近い、はっきりした感じ。本人は水着を 嫌っているようですが、そうだからと言って出し惜しみすることもなくスタイルを 直球で露出しています。でも、最初に見たときよりも、太いな、という感じを 持ちました。とはいえ、表情のレベルは全体に非常に高く、これなら平田裕香の 良さもきちんと伝わるのではないか、と思います。問題は、私の平田裕香への 思い入れが下がってしまった所にあるのでしょうね。 (90点/平田裕香の良さは十分に出ている。表情も、水着の良も、ファン思いの満足のいく品。)
アップトゥボーイに掲載されたプロモーション グラビアを見て、ビジュアルのレベルからかなり酷評はしたのですが、結局 買ってしまいました。まあ、まとめて見るとそれほどひどくは無かったです。 所々表情が画一的な感じがする所もありますが、割とバリエーションは ありますし。木村晴が取ったらみんな同じになる、っていう傾向もありますが、 それでも松本まりかの味は出ている。
松本まりかを知らない人にとっては、こういう感じの方が分かりやすくて 良いのかも知れないなあ。でも、眞継敏明とかの良い写真を見ていると、 やっぱりそっちで進んで欲しかった、とも思うけど…。とまあ書いていますが、 これを書くために何度も見ていくと、どんどん良く思えてきているのも事実。 さらに完成度は上げられたのかも知れないが、これでも満足はいきます。 (95点/懸念していたほどの低いレベルではなく、松本まりからしさは十分出ていると思う。もう少し変化は欲しいが。)
写真集ジャンキーな私、時折無性に写真集が買いたくなるときがある。 そういうときにはちょっとの言葉にも突き動かされてしまう。「15歳でB88」 「衣装がすばらしい」この二つと、表紙から漂うどことないえっちっぽさ。 私がレジに持っていくのに、これは十分でした。
英知出版っぽいそのエッチっぽい雰囲気は、中でも充満してます。で、この 幼い雰囲気、一つ間違えばB級になりそうですが、それが上手い具合にそこに 落ち込んでいない。これはおそらく、163cmで88-59-85というこのスタイルの バランスの良さが大きな要因でしょう。しかも、笑った方が良い方向に振れるって いうのが良い。真ん中、ピンクの水着でソファーに腰掛けているカットの表情が とても良いです。後半にも、赤(というよりマゼンタか)の水着を着たものなどに、 そういう感じのカットが結構あります。
でも、もう少しそういう表情のカットを増やして欲しい。最初の写真集ということで、 うまくその辺を持っていけなかったか。表紙みたいな表情だと好き嫌いがでるでしょうし、 少し間違えば大沢安希、それはちょっと勿体ないぞ。結構、初見より、見れば 見るほど味がでるタイプの写真集だと思うので、今後のグラビア展開を期待したいです。 (90点/良い表情のカットもあるだけに、上手く持って行けていない感じはする。何度も見ていくと味がでてくる。)
発売当初の極端な品不足で、私には手に入りませんでした。で、かなり期間が 立ってしまったので、もう買うのも良いか、それほど石川梨華に興味もないしな、 と思っていたのですが、書店で表紙を見た瞬間、心を改めレジへと直行。それほどまでに、 顔の超アップの表紙には力がある。ちなみに、まだ初版でした。
水着がないのでどうか、と思っていましたが、中身もかなり満足のいく内容です。 とにかく、奇をてらわない正統のアイドル写真集。巻頭の1カットを除いて、 全ページ、全カットに「石川梨華が写っている」。当たり前のようなことですが、 芸術性とかを意識して、これをしない写真集がどれほど多いことか。当たり前のことが 当たり前に出来る。小泉改革に通じるものがある(本当か?)、そう、骨太の写真集。
水着はないとはいえ、夏の写真集として十分の露出度はあります。中の方の 白のタンクトップくらいで十分でしょう。他にもベアトップ、ワンショルダー、 チューブトップ、可愛い系の格好は一通りあるし、浴衣、白い上着。この 格好のバリエーションの多さも特筆すべき。見ていて楽しい。この辺もきちんと 作っている、という印象を与える所以です。
強いて不満点を挙げるなら、最後の方の三人祭やテレビ収録現場の写真などは 不要かな。あの辺なら雑誌で十分見られるわけだし。でもまあ、私にとってそれほど 期待が大きくなかったからかも知れないですが、大収穫でした。ひょっとしたら 私が購入したアイドル写真集の中で、歴史に残る存在かも知れない。メジャーな タレントの、発行部数が多い写真集がこの出来というのは非常に好ましいです。 まだなかなか手に入らないようですが、とりあえず、私は大推薦します。 (100点/当たり前のことを当たり前にやった、骨太の写真集。事前の予想よりも露出度は高め。これはすばらしい。おすすめ。)
通勤時間の最近の愛聴盤は、Folder5の1stアルバムだったりする私です。 やっぱり私は日本的ユーロビートのメロディラインが好きなのかな。どれも シングルとして使えるくらいのポップさなので、飽きずに聞けて楽しいです。 そんなチャート的にも好アクションだったFolder5のメインボーカルAKINA、こと 宮里明那の1st写真集が、なぜか今の時期発売です。しかも水着あり!っていうか ほとんど水着!ここまで急いだ展開に駆り立てられているのは、なぜなんでしょうね。
アップトゥボーイでもこの木村晴との組み合わせは結構あったので、そこから 想像されるレベルの出来映えにはなっています。といっても低いわけではなく、 見ていて楽しめる出来です。商品としても、見る側の期待の遙かに上を行く 水着の分量、露出度などお買い得なのは間違いない。でも、去年に比べると若干レベルが 落ちている、いや、無駄にメイクをしている分雰囲気が重くなっている感がある。
と悪い点を書いてはいますが、やっぱり良いです。誉めて終わりましょう。 元々美形で、かつ可愛らしさを持っている宮里明那の、華奢なスタイルを きれいに仕上げた水着写真が満載。木村晴との相性もまあまあのレベル。 ビキニに関してはかなり大胆。Folder5の歌っている姿を見て「メインボーカルは 可愛いなあ」と思っていた人、試しに買ってみるのはどうでしょうか。 (95点/期待を良い方に大きく裏切る露出度。元々美形な宮里明那の魅力は、木村晴撮影と上手くはまっている。おすすめ。)
ヤングジャンプで時折グラビアが組まれていた、三津谷葉子と宮地真緒の 二人ユニットのムックがついに発売されました。水着グラビアで見せる、 あの豊満なスタイルの二人が水着で肌を寄せ合う、ということでレズグラビア色が 強いものになると思っていましたが…。どういうわけだか予想ほどの色気が感じられない。 この二人のマッチングの良さ、画面の色合いの付け方からもっと出てもおかしくないのに。
強いて一番を挙げるなら真ん中付近の正対して上から水をかけられているカット。 三津谷葉子の最近の色気の出具合、宮地真緒のポテンシャルがあるのに、 なんでこのレベルなんでしょうね。逆に、その分おとなしくて見やすいとは 言えるかも知れない。最後の浴衣のカットだと、素直に可愛いですし。 …、表情の問題なのかな。私が期待した方向とは、ちょっと違っていました。 (75点/この二人でこの雰囲気作りで、どうしてこれだけ色気が感じられないんだろう。何かが欠けているのか、表情か。)
アナウンスされていた発売日より発売が遅れる、っていうのは写真集では よくある話で、現に長澤まさみの写真集は未だ手に入っていません。しかし、 この石田未来の写真集は9/21発売のはずなのに、なぜかもう手に入ってしまいました。 小さな書店で偶然置いてあるのを見かけて購入したので、誤ったフライングかも。
感想としては、Uppersの先行グラビアの時に 持った印象と変わらないというのが正直な所。なんだかんだいってもベテランの 渡辺達生、石田未来のいい表情は上手くとらえられているとは思います。懸念された 上目遣いの表情も表紙以外は目につかないですし、笑顔が多いのも、ジュニアアイドルの 写真集としてみていて気持ちがいい。渡辺達生特有の粒度も、一部の写真を除いては さほど気にならない。
でも、私がジュニアアイドルの写真集として、完成型に近いと思っている黒川芽以の レモンドロップと比べると、やっぱり不満は残るのですよ。河野英喜撮影なら、 今の石田未来の素材ならあのレベルまで持って行けたのではないか、と。可愛さは 出ている、でも、企画レベルからの商品としての完成度は、もっと上げれたのでは ないかな。とはいえ、表情の良さ、素材の良さで、買って不満は残りません。おすすめ。 (95点/渡辺達生特有の弱点はあるし、河野英喜ならさらに上は狙えたか、とも思う。でも、表情の良さは素晴らしい。買って損はしない。)
事前のプロモーションカットから想像されたとおり、水着の写真は少なかったです。 あるのもワンピースかセパレートで、ビキニは無し。そういう意味で、出し惜しみが 感じられるし、不満が残るのも事実。他人に勧めるか否か、のレビューを書くとすれば、 勧めることはしないと思う。そういう点の充実を期待して、普通の人は買うから。
でも、私個人としては、この写真集を結構気に入ってはいます。上戸彩の笑顔に みられる快活さ、元気さを十分堪能出来るから。笑顔の写真だけがよい、という 訳でもなく、普通にすましている表情も良いですし、全体に表情の良さが光る 写真集ではあると思います。数あるカットの中でも一番良いと思うのは、赤っぽい オレンジのタンクトップにショートパンツの写真。
夏っぽい格好でそれなりに露出度はあるので、「ビキニレベルの露出度でないと 満足出来ない」という方を除けば、結構満足出来るんじゃないかな、と思います。 私も次の写真集ではビキニを期待しますけど、これはこれでいいんじゃないかな。 (90点/ビキニがないのは不満が残るけど、表情の快活さは堪能出来る、言い写真集だと思います。)
2chの写真集スレッドで、異常なまでに盛り上がっているこの写真集。この 写真集も上戸彩のと同じく、ビキニはないんですが、水着比率が格段に高いため 上戸彩の写真集に対するような不満は感じられない。どれくらい高いかというと、 斜め読みしたらほとんどが水着のカットに感じられるくらい。
構成としては、2000年8月の北海道、2001年7月のサイパン、2000年5月の九十九里、 という順番で写真があります。2000年の分はロリータ写真集を思わせるような 写真が多く、下着をつけずに白いワンピースを着たりして、ちょっとどうかと思わせます。 でも、2chの話題はこの部分に集中していたり。まあ、そういう楽しみ方も出来るのは 理解出来ますし、その方向でのレベルは高いと思う。
でも、私としては、やっぱり2001年分の写真を楽しみたい。この1年で長澤まさみが 大きく良くなった、その良くなった部分を堪能出来るから。体型、ビジュアル、見せる 表情、全ての点でシャープさが遥かに増しています。少女アイドルが女優になった。 持っていた少女性は失われたかも知れないが、新たな美しさを得ている。どの方向でも 楽しめるこの写真集、見ておいて損はないと思います。 (95点/水着度は高い。2000年分の少女性も良いが、やはりシャープさが格段に増した2001年分をおすすめしたい。)
全然発売情報を知らなかったんですが、偶然書店で発見しました。鶴海静香自体を 全く思い出せなかったくらいなので、普通なら買わない所なのですが、表紙の魅力に 抗うことが出来ずについ発作的に購入。価格的には月刊○○より高いし、足下を みられている感じはしましたけど。家に帰って検索をかけると、1年以上前の sabraのLolly Pop Networkで名前を発見。
中身は予想より充実していた。格好のバリエーションも多く、人形風や普通の格好、 後半では男の子風のコスプレも。水着も結構あって、その点ではきちんと作ってある。 写真の出来もpure pure常連の田辺遥一撮影だけあって、この辺の世代の撮り方は 心得ている印象。ビジュアル的には独特の可愛さを持っていて、存在感があります。 髪は普通に下ろした方が良いですかね。
しかし、やっぱり表紙の格好が素晴らしい。ビキニ、という方向でなく、この程度の 露出度なのに感じるこのドキドキ感。表紙をみて、この感覚を共有出来るあなたなら、 同系統のカットがまだまだありますし、絶対に買って損はない。次は眞継敏明撮影 ですし、結構このシリーズは期待出来るのかも知れない。 (100点/今日書いた3冊の中で、一番満足度が高いのでこの点数。表紙で見極めることが出来るので、表紙が気に入れば買い。)
うーん、結論から先に言おう。だめ。圧倒的に2nd. 写真集の方が良い。だめな写真集の 典型である「暗いカット」「小向美奈子本人を撮ると言うより、雰囲気作りのために 挿入されているカット」が多すぎ。着衣の写真もあるにはあるが、全然魅力的でない。 小向美奈子の着衣ならもう少し良くなるはずなのに、この出来は何?
同じヤングサンデー特別編集の「komukai16.com」では着衣の魅力や水着の迫力など 十分堪能出来たのに。あれは700円であのレベルなのに、この写真集は2700円という 水準より高い価格にもかかわらず、出来はkomukai16.comに負けている。 どうしたら良いんでしょう。
このページでの写真集の評価は、よっぽど好きでないと写真集まで買わない、などの 理由から割と高くなる傾向があります。でも、これにそんな高い評価はつけられない。 というか、買わないことを推奨したい。かなり厳しめですが、これくらいは 書いておきましょう。 (70点/700円のkomukai16.comに出来が負けている。私としては到底勧めることが出来ないし、買わないことを勧めたい。) [→bk1]
まずは細かい情報。表紙裏に「モーニング娘。ソロ写真集特別プレゼント」の 応募券なるものがついていた。ということで、今後さらなる展開があるんでしょう。 ということで、ワニブックスから根本好伸撮影で写真集という、正統派アイドル展開の 王道ともいえる、吉澤ひとみ写真集です。
期待していた格好良い系の写真はあまり無く、アップトゥボーイで紹介されていた ジャケット姿が最初の方に、あと革ジャンにパンツというスタイルが最後の方に数ページ ずつあるのみ。でも、それでもさほど不満は抱かなかった。全く期待していなかった 可愛い系の写真が、予想外に良かったので。アップトゥボーイで見て「どうなるんだ?」 と思ったセーラー服姿の写真も、掲載されているカットは結構良いんですよ。 おそらくワーストがあの雑誌掲載のカットなんじゃないかと。
全体を見て、「よっすぃー可愛い!」と言える写真集だと思います。小向美奈子の 写真集がひどかったから、相対的によく見えた、という側面は否定しません。でも、 雑誌の1カットで感じられる不安が、同系統のカットをまとめてみることで 消えてしまいます。元々持っているポテンシャルの高さか、どのカット見ても崩れている、 っていうのが無くて、どのパートにも当たりカットがあるんですよ。
石川梨華の時に感じられたような作り込みのレベルの高さは感じない。それは 数多くのアイドル写真集を手がける、根本好伸の限界かも知れない。でも、モデルの 良さは十二分に出している、佳品だと思います。セクシャルな部分を期待している 人には全く応えられませんが、それ以外の物を吉澤ひとみに求めている人には おすすめしたい。期待以上の出来でした。 (95点/期待された格好良い系の写真には不満が残るが、予想外にかわいさが出ていて満足。ポテンシャルの高さか。) [→bk1]
難波の旭屋とジュンク堂、梅田の旭屋、紀伊国屋、ジュンク堂、三宮のジュンク堂と 回っても見つからなかったこの写真集。仕方がないので宮竹書店(梅田阪急東通)に 行ったら、AV満載の一階で発見しました。帯のフォントが怪しかったので、 こういう店でしか見つからないのも納得、と一瞬思ったり。
でも、中を見たら割と正統派の少女系写真集でした。表紙や裏表紙からは あざといカットたっぷりの写真集を想像してしまいますが、確かにそういうカットも 無いわけではないものの、普通の可愛さを表現した着衣の写真も多く、あまり いやらしさはなかったです。黒川芽以の写真集ほどではないものの、それなりに 水着カットもありますし、そういう方向への期待にもある程度応える内容。
でも、この写真集のベストカットは裏表紙じゃないの、と思ったり。白い大きな Tシャツを水で濡れさせて、中の水着を透かせる演出はあざとさたっぷりですが、 やはり惹かれてしまう。あと、彼女は目が強いのと、綺麗なロングの髪型、スタイルの バランスの良さなどから、すごく大人っぽく、美人に見えますね。ビジュアル的に若干 弱さを感じるカットもありますが、その雰囲気の大人感で救われているカットも多いです。
いろいろ話題が迷走していますが、結論を書きます。一番ドキッとさせるのが 裏表紙のカットなので、それ以上の刺激を求める人には不向き。あざとさも期待よりは 少ない。でも、目の強さと長い黒髪が美人を感じさせるので、素直に美少女を 鑑賞したい方にはおすすめ。といった所でしょうか。 (90点/期待ほどのドキドキ感は無かったのですが、目の強さ、長い黒髪、バランスの取れたスタイルが美人を感じさせる。)
なぜ急に伊東美咲か、というと、ここ二ヶ月くらいのBOMBに掲載されていた 先行グラビアが非常に良かったから。最近はローティーンの写真集ばかり買っている 感じもするので、ここらで方向転換した、というわけではありません。 買うときに手にとって、表紙が意外と老けて見えたので躊躇してしまった。
最初斜め読みしたときは、暗い写真が多い、良くない写真集の典型かな、と 思ったのですが、じっくり見るとそれほど多くもなかった。最初と最後にそういう 写真が多いのがそう思った理由かな。中の方では、かなり露出度の高い水着を 着ていまして、そこで見せる171cmのスレンダーなスタイルはさすがに見応えがある。
まあ美人特有の加齢感を感じるカットも多少ありますが、かわいげのでている 表情の写真も多く、そして水着や露出度の高い格好も多く、結構どの趣向の人にも 満足度は高い写真集だと思います。室内の薄明かりでのカットも、この年代の 女優の写真集ならあってしかるべきか。今売りのBOMBを立ち読みして興味が湧いた方、 井川遥では味わえない細身の、色気の出た水着写真集を楽しみたい方、おそらく 買って損した気分にはならない写真集だと思います。おすすめ。 (95点/この年代の女優の写真集として正しい構成である上に、水着が十二分にある。表情も良く、買って損はしない。) [→bk1]
最初の鶴海静香の号が良かったため、 継続購入したこのFancy Fairyシリーズ。今回は、鶴海静香より2学年上、 今年14歳の田代友里恵です。渋谷系女子プロレスにも出ているんですね。 撮影は、Tokyo Walkerでの手堅い仕事ぶりが印象的な眞継敏明。
表紙はセーラー服、中も水着やパジャマやひもワンピ、とあざとさ全開の 衣装のチョイスなんですが、不思議とあざとさを感じない。これは、 撮る対象としてきちんと田代友里恵そのものを捕らえているからでしょうか。 衣装やシチュエーションを画面に残すのも重要です。でも、それ以上に 重要なのは、モデルの魅力をきちんと撮る、ということ。
そういう点で、いつもの手堅い仕事ぶりが十分に出ている、良いムックだと 思います。並の写真集より満足度も高く、で価格は抑えめ。表情の バリエーションも多く、アップや引きなど撮り方も多彩、で、色々なあざとい 衣装も楽しめて、田代友里恵はかわいい。こういうムックが増えると、 この低年齢アイドルブームも良いもんだ、と思うんですけどね。おすすめ。 (100点/二回連続してこのFancy Fairyシリーズには100点か。でも、良心的な出来で、買って損はないのでこの点数。) [→bk1]
東京の書店で写真集を物色していて、この写真集の表紙が目にとまりました。 裏表紙を見ると釈由美子に似た感じだな、でもこの人は印象に無いな、誰だろう、 と思ったものの、名前も記憶出来ないまま忘れてしまっていました。帰宅後、 うちの掲示板で、及川ゆうきの写真集がおしなべて好評だったため、及川ゆうきを 検索した所、見覚えのある表紙が。こういう偶然があれば、つい買ってしまいます。
九州で活躍後、この10月くらいに東京の事務所に移籍したばかり、ということで 印象にないのも納得。掲示板で、「垂れ目&離れ目」だが不思議にして絶妙な バランスで成り立っている、というレビューを書いて頂きましたが、まさしく その通り、という感じです。本当に、少しバランスが崩れるともうだめ、 なんでしょうが、どのカットでもひどく破綻したものがなく、年齢よりも かなり幼げに見える。九州出身のアイドルってこういう幼げな傾向がありますね。
表情が暗め、という話もありましたが、私の見た限りではそうも感じませんでした。 明るい表情も割とありますし、全体を無理に明るい感じでまとめるより、こっちの方が 好印象ですね。方向としては、写真集最初の見開き(前で指を少し曲げて手を 合わせているカット)のような、微笑むには行かないまでもしっとりした 表情で、物思いに耽っている、っていうのが一番良い感じ。
スタイルはスレンダーで、バランスも良いです。もっと引きの絵を使って、 バランスの良さを強調しても良いような。この写真集では様子眺めで、 ワンピース水着やレオタード、制服風などのカットも交えていますが、 次からはビキニ一本槍で行くでしょう。吉田裕之の撮影は、毎度のことながら 市場を意識した少しだけ下世話な感じが、上手くマッチしている。これも 割とおすすめ出来ますよ。もっとメジャー化出来るんじゃないかな。 (95点/掲示板での好評さから、写真集を買って正解。危うげな要素を多く持ちつつ、すべてが絶妙なバランスで成り立っている。おすすめ。) [→bk1]
N/S EYESの最初の号で、野村誠一の 秘蔵っ子として登場してから早1年半、ついに写真集が発売になりました。 帯には「10才〜13才のフォトメモリアル!!」と書いてありますが、10才の 頃の写真(上記N/S EYESの再録など)は最初と最後に数点あるのみで、 しかも1ページに数点の写真をまとめるなど、ページ数は多くないです。 基本は今の冨永萌美を、沖縄で撮ったカットが主体です。
その少ない10才の頃のカットと見比べると、体型が大きく変わったのが 分かる。というか、かなり迫力のある体型になっています。ウエストの 辺りを見ても、それほど太っているという感じではないのですが、とにかく 全体にごつい。深田恭子、綾瀬はるか系の迫力です。で、この迫力は、 13才のアイドルに必要か、メリットがあるか、というと悲しいかな、無い。
屋外写真が多く、野村誠一色があまり強くないため、写真集としては まあまあの出来です。表情も明るい方にもしっとり方向にも振れすぎていなく、 バリエーションもある。掲示板での指摘通り、後半に「被写体のピントを ぶれさせて動きを出す」カットを多用しすぎているのが気にはなりますが、 全体に写真のカット数が多いので、他で取り返しが効いていると思います。
しかし、最初に見たときには、こういう方向に成長するとは思わなかった。 今後の方向性に迷う感じですね。この歳でこの迫力だったら、今後数年は 新たな変化を期待出来ないものなあ。水着が多くても、水着よりその体型の 方に目が行ってしまうし。これは水着展開をせずに、着衣で美少女性を 出す方が良いんじゃないの?夏のグラビア展開に困るかも知れないけど。 (85点/水着が多いが、そのせいか体型の迫力に目が奪われてしまう。13才のアイドルに求められているものとは、ちょっと違う気が。) [→bk1]
後藤真希が加入し、「ラブマシーン」で国民的アイドルの位置を確立して以降、 モーニング娘。のグラビアから、水着は消えました。ステージ衣装などはかなり 大胆ではあるものの、全員でのグラビア展開、石川梨華、吉澤ひとみのソロ写真集に おいても、水着姿を見せることはなかった。盤石の地位を得たモーニング娘。に 下世話な水着は不要ということなのか…、その危惧を、この後藤真希写真集は うち破りました。事前に入ってきたその情報で、非常に期待が高まったのは事実。
水着ありではありますが、ビキニトップまでで、下は短パン系のものを着ています。 露出度は上原多香子写真集と同程度と言った所でしょうか。これについては賛否あると 思います(既に掲示板では否定的なご意見も頂いています)が、私としては、 これで良いんじゃないの、と思います。私が女性の色気を上半身重視で感じる方で あるため、水着の下の部分はあまり意識しないのが主な理由でしょう。
写真集の構成は定番の、ページをめくるにつれて時間の経過を感じさせるスタイル。 しかし、全ページ海岸近くの雰囲気があるため、写真集が一日で完結してしまっている ような感覚を受けるのはマイナスポイントですね。後半は夜のカットを交えるよりは、 スタジオ撮影で統一した方が良かったかな。
表紙は黒いインナー風の格好でベッドの上で微笑む、という狙いすぎのカットですが、 それがもっともあざといと言える。他の写真は割と素直な、アイドル写真集と なっています。ちなみに、ベッドの上のカットで黒い靴下を履かせているのは、 正しいポイントを押さえていますね。もっと、後藤真希のイメージを覆す衣装を 着せても面白かったかも、と思いますが、さすがにセーラー服とかは無いですし、 言うのは簡単ながら、この辺で落ち着くんでしょうね。
表情は良い。後藤真希のパブリックイメージからはちょっと遠い、かなり明るい笑顔の 写真があって、その表情はわざとらしさがない。モデルのノリが良いときの 2ショットデートグラビアに近いものがあります。そこまで良いからこそ、その表情の 後藤真希の横に男が写っていて欲しい、というのは私がデートグラビア好きだからか。 それ以外のカットでも、表情に意志が感じられます。
色々書きましたが、今の後藤真希を写真集にした、という意味で、不満はありません。 写真集の文法に従ったものだけに、モーニング娘。の写真集として私が初めて購入した 石川梨華写真集ほどのインパクトはない。中庸を狙っていると言えばそうかも知れない。 でも、価格も含め、減点する材料はなく(ビキニトップで終わりとはいえ)水着を 見せてくれたわけですから、万々歳でしょう。後藤真希というメジャーネームだから 批判や不満もある方もおられるでしょうが、私は評価したいです。おすすめ。 (95点/あらを探せば出てくるが、今の後藤真希を写真集にしたという意味で、不満は残らない出来。おすすめ。) [→bk1]
個人的には、この写真集ラッシュを期に、モーニング娘。にはソロのグラビア展開を 盛んにして欲しい。で、後藤真希には本当の意味での2ショットグラビアを見せて欲しい。 偏見かも知れませんが、グラビアにおいて男性と並んで輝きを増すタイプと、 違和感を感じるタイプがあるとすれば、後藤真希は前者だと思うので。
この写真集に関しては全然ノーマークだったのですが、掲示板で話が出たので ちょっと興味が湧いていました。で、ある朝に書店によったら、これと「キスして いいですか。」が並んでいて、表紙と裏表紙を見ていたら結構良さそうだったので、 勢いで購入してしまいました。ちなみに、「キスして…」の方はデフォルトで 買う予定だったので、2冊を10時前に同時購入。もうなんでも来いだ!
ビジュアル的には、外れの写真が結構あって、「ぽっちゃりしすぎ」とか 「どこでも居そう」とか思ってしまう。でも、かわいく撮られている写真が中に あるんですよ。そういう写真では「ぽっちゃり松本まりか」という雰囲気で、 かなりかわいいのでは、と思わせる。その良いビジュアルの写真を後押しする、 英知出版特有のあざとい雰囲気がこれまた見事なんだ。
「15歳」でこの胸のあるスタイル、しかもウエストが割と細いメリハリのある体型。 そういう、普通の感じの女の子が水着や制服、ブルマやスクール水着な訳ですから、 市場としてはよく分かっている。当然、こういう路線を毛嫌いする人がこの世の中に 多いのは分かっています。でも、この路線を支持する人がいるのも分かりますし、 そういう人の立場に立ってレビューを書くなら、絶賛出来るレベルです。 結局おまえが好きなんだろう、という声が聞こえてきそうですが、その通りです。
表情がおとなしめで、ちょっと恥じらった感じを出しているのも、演出かも 知れませんが上手い。本当に、普通で、たまにかわいい表情を見せる女の子が 水着になりました、という脳内ストーリーを勝手に見る側に見せる良さがある。 赤いビキニで布状(ブラウス風?)のものを前に持ち、上目遣いでこちらを見る カットなんてステロタイプなのに、心に迫るものがありますし。今年の写真集の 中で、結構上位に入るんじゃないかな。おすすめ。 (100点/生理的にこういう雰囲気を受け容れられる人、好きな人には絶対の自信を持ってお勧め出来る。とりあえず裏表紙が踏み絵になるので、見てみましょう。) [→bk1]
仲根かすみ3作目となる今回の写真集。これまでと同じ集英社発行ですが、 過去二回の坂田智昭から撮影者を根本好伸に変えてきました。しかも、今年に入ってから グラビア展開の軸足を水着に替え、これまで大きくは打ち出さなかったスタイルを 前面に出す嬉しい展開に変わりつつあったので、この写真集に対する期待は 大きかったです。プレイボーイでのプロモーション 写真での出来の良さもそれに拍車をかけていました。
実際に手にとって中身を確認したら、その期待を全く裏切らない、否期待以上の 出来に仕上がっています。基本的にオール水着や下着風、ということで水着以外の 仲根かすみを期待した方には不満があるかも知れません。でも、そういう人には 過去2冊の写真集を買っておけば良いんじゃないの、と私は思います。水着にするなら これくらい、出し惜しみのない展開にするのが正しい姿。って後藤真希の時と言っていること 違ってますか。そりゃ後藤真希がオール水着だと嬉しいけど…。
といっても、実はビキニはそれほど多くはない。でも、ビキニらしい格好をしている ので過去2作のような不満は感じない。あまり意識されていないですが、グラビアアイドル としての仲根かすみのスタイルの良さは非常にレベル高いですし、胸の谷間を見せつける など、その辺を上手く見せるカットも多い。
表情が若干画一的ではあるが、よく見える方の表情なのでこれまた不満はない。 適度にいやらしく、適度に綺麗で、適度に美しく、適度に女らしい。このバランスの良さ、 撮影だけではなく、モデルにもその評価は還元されるものでしょう。過去2作に不満を 感じていた人(私か)にも絶大なる自信を持っておすすめできる。良いですよ。 (100点/過去2作の不満を一気に解消する、素晴らしい出来映え。色っぽさと美しさ、エロチシズムと芸術性のバランスが良い(大げさ)。おすすめ。) [→bk1]
価格からも分かるように、これは写真集で、アライテツヤ撮影の、6人のアイドルによる オムニバス形式。表紙にも出ている上戸彩と長澤まさみ、あとは榊安奈、渡辺理奈、 森林恵理奈、高柳扶美子が掲載されています。上戸彩は超メジャー、長澤まさみは メジャー、榊安奈はそこそこ、あとはまだまだマイナーと言っても良いのかな。
ノイジーな写真、変なフレーム取り、長澤まさみの表情の乗りが若干悪い、 マイナー3人抱き合わせか?など、ツッコミ所はたくさんある。特に最初の二点に 関しては、普段ならかなり不満を述べる所です。でも、私はこの写真集がかなり 気に入りました。メジャーの二人、表紙の上戸彩の表情、長澤まさみの最初の8Pなども 良いんですけど、それより気に入ったのが榊安奈と渡辺理奈の二人。
榊安奈に関しては、掲示板でも聞いていましたが、男の子8人とのカットが秀逸ですね。 別に露出度を上げなくても、ドキッとさせる写真は作れるという好例。他にも、 表情のバリエーションが色々あって、割と画一的だった1st.写真集とは違った、 榊安奈の様々な側面が感じられて、満足度は非常に高い。
ピチレモンモデルで名前は響いていた渡辺里奈、でも、この写真集で初めて その良さが分かった気がする。地下鉄出口の前でのP5、手を前にくんだP9での 可愛さがとても良い。耳が気になるって言えば気になるし、これまではそこが 目に入ってちょっと評価を妨げていましたが、こういう良い感じで撮られるとあまり 気にならない。かわいいですよ、やっぱり。
残り二人は、高柳扶美子はP10(後ろから数えて3P)のビジュアルがあまりにひどいので、 それだけでちょっとマイナス。他はそれなり。森林恵理奈は可もなく不可もなくですが、 ちょっと幼すぎるかな。でも、榊安奈と渡辺里奈の良い写真が見られて、上戸彩と 長澤まさみもまあまあなんで、私としては買って満足。外れ写真も結構あるけど、 良い写真も多いので、可能な方は中身のチェックをおすすめしたいです。 (90点/榊安奈と渡辺里奈の出来が良い。上戸彩も長澤まさみもそれなり。ノイジーな写真、変な構図など不満も多いが、良い写真も結構ある。) [→bk1]
この写真集の中を見て、まず思い出したのが「天の時、地の利、人の和」という言葉。 といっても、色々な要素が上手くはまったときに良いものが出来る、という程度の 関連しかないのですが。これまで、周防玲子の写真集を出すタイミングは悪かった。 登場当時の切れの良さがあるときに出せていれば良かったのに、しばらくしてかなり 太ってしまってから1st. が撮影。2nd. も1st. ほど悪くはなかったものの、 木村晴の撮影がちょっとはまっていなかった点が、不満が残る仕上がりでした。
この3rd. 写真集にして、ついにすべてが揃った、良い写真集ができあがったなと いう印象。スタイル的にも、登場当初のシャープさに完全に戻った、いやむしろ 初期よりもシャープになってきた。眞継敏明の捉える表情も魅力的で、明るい表情が 多く周防玲子にはあっている。ビジュアルも、もうちょっと後だったら間に合わない であろう、高校生風の雰囲気がまだ出せているし、構成要素に一点の瑕疵もない。
惜しむらくは、このレベルを後一年早く出せていれば、という所でしょうが、 そこまで贅沢を言うのは止めましょう。セーラー服や浴衣、胸の大きく開いたTシャツ といった、あざといばかりのファンサービスも、今だからこそ出来る。体操着を着て セーラー服を前に差し出すカット、このカットのコンセプトは上手い。
ビジュアルに潜んだちょっとした劣化も、目に入らないとは言いません。 でも、すべてに及ぶこれだけの完成度を誉めましょう。周防玲子の写真集としては おそらく保存版になると思います。周防玲子に興味のない人にまで勧められるほどの 良さは感じないものの、満足は行く仕上がり。おすすめしたいです。 (95点/周防玲子のすべての良い要素が揃った、保存版とも言える仕上がり。これ一冊で十分、というかこれ以外いらない。)
私は、トレカというものに全く興味がありません。そういう私にとって、こういう トレカの図案をベースにしたムックというのは大歓迎です。でも、イベント参加用以外で トレカを買っている人たちにとっては、こういうムックはどうなんでしょうね。 トレカの写真目当てなら、より大きく見られるこういうムックを買えば十分、と思うので しょうが、やっぱりトレカ独自の魅力があって、トレカを購入するんでしょうか。
今年のグラビア系の超新星。15歳でこのスタイル、この水着展開の市川由衣に とって、写真集的なものとしては2作目。1st.は 私の中で、グラビア系では今年のベストと思っています。それに比べると、正直 インパクトの弱さは否めない。1st.が水着の出し惜しみがなさすぎたからかも しませんが、着衣の分量が6割程度(数えたわけではないが…)というのはちょっと多い。
水着部分は変わらず良いんですけど、着衣の部分が郊外の寂れた建物(制服)、 森の中の神社(浴衣)、うっそうとした森といった風に、都会から離れすぎているのが 不満を増す要因かも。市川由衣の良さって言うのは、都会的な可愛さだと思うので、 撮影場所のチョイスがあまりよくないと思う。さらに、コスプレ部分は全くの蛇足。 今の市川由衣にこういうメイクをさせて、喜ぶのはいったい誰なのだろう。
トレカをムック化するという企画は正しい。しかし、元々のトレカの図案の 方向性が、市川由衣には合っていない。おそらく近々に予定されているであろう 2nd. 写真集については、この失敗を繰り返さない出来になることを望んでいます。 (85点/水着が少なく、着衣の写真は市川由衣の都会的可愛さにあっていない場面構成。トレカの図案の方向性が間違っていると思われる。) [→bk1]
一般的な「アイドル写真集」の定義である、そのアイドルの写真が大量に載っている、 というものからすると、これは確かに写真集なのですが、どちらかというと 「アップトゥボーイグラビア総集編+α」と言った方がしっくりきます。ということで、 表紙に撮影者クレジットがないのも当然で、各パートごとに撮影者が異なる。 でも、今のこういうのの購買層にとっては、色々な松浦亜弥が見られるこういう構成の 方が満足度は高いのかも知れないなあ。難しい所です。
事前のファーストインプレッションでは「あまり出来が良くない」という方向で 書いていたと思いますが、改めてじっくり見てみるとさほど悪くない。中身は、 木村晴撮影のサイパン編、井ノ元浩二撮影の東京編、上野勇撮影の横浜編、久保田昭人 撮影のグァム編、あと大森直撮影の撮り下ろし編、その他プロモ撮影現場などが あるんですが、撮り下ろし編以外はどれも出来が良い。
逆に、大森直の撮り下ろしはてんでダメ。全体にぼけた写真、はっきりしない 色づかい、漂うおばさんくささ(これは撮影時期によるものも大きいが)、良い所が ほとんどありません。でも、撮り下ろし以外は過去のアップトゥボーイの総集編と 未発表カット、と言えるので、ちょっと新鮮みに欠けるし。新鮮さをとるか、 出来を取るか、普通は出来を取るか。
ということで、既存のアップトゥボーイのカットを見て満足出来る、ほとんどの 読者にとっては良い出来なんじゃないかと思います。木村晴、井ノ元浩二、上野勇、 久保田昭人と、メジャーネームが色々なパターンで一つの被写体を撮ったのを 見比べることも出来るし。この4人はどれもはっきりとした感じで撮るので (上野勇が若干その点は薄い)、見ていて不満は感じないでしょう。色々意見は 変わりましたが、総集編として割り切って、私はおすすめしたいです。 (90点/過去のグラビアの総集編としてみれば、その部分はおすすめ出来る。しかし、撮り下ろしの部分は箸にも棒にもかからない。) [→bk1]
遅咲きの大輪、朝倉香乃。青年誌にU-15の少女のグラビアが載るこの時代、 23歳にしてミスヤングアニマルに選ばれるという、希有な存在です。 女子アナが水着グラビアをしているようという 形容を過去にしましたが、帯に「筋金入りのお嬢さま」と書かれるのも納得の ビジュアルだと思います。ヤングアニマルというマイナーな雑誌のグラビアから、 写真集というメジャーシーン(そうか?)に飛び立ちました。
でも…、ヤングアニマル誌上ではもう少しましだったと思うのですが、この 写真集ではやっぱり年齢を感じざるを得ない。いきなり表紙からしてちょっとつらい、 疲れた感じがするもの。中の写真も、良いものは点在するものの、やっぱり全体に 疲れ顔が目立つ。何ででしょうね、この時の肌の状態が悪かったのかな。
写真の出来も、くっきりというよりは一枚ピンぼけのヴェールが入っているような 感じのものが多い。ビジュアルの出来が悪いと、ちょっと黒い水着を着せても 加齢感が増してしまうし、なかなかリカバリーが困難みたいです。エロチックな部分も ないので、そういう方向での評価も出来ないし。ということで、状態の悪さが 評価を下げてしまう、そんな感じの写真集でした。 (80点/朝倉香乃のビジュアルの状態がかなり悪い。そのため、ちょっと年齢を感じてしまい、評価が下がってしまう。) [→bk1]