ビッグコミックスピリッツ 2011 No.18

表紙の武井咲のシャープさがあまりに印象強くて、超久しぶりにスピリッツを買いました。ということで久しぶりのはずなのに、連載の中身があまりに変わっていなくてびっくり。

他のコミック誌の移り変わりの早さとは、別世界のようです。それが悪いわけではないですが…。しかし、イキガミのあざとさがさらに加速していた。あれ、やっぱり喜んで読んでいる人がいるんですよね。不思議。閑話休題。

橋本雅司撮影のグラビアは、表紙で期待されるほどの中身ではなかった。写真のバリエーションは多いんだけど、その分印象がばらける感じがするのと、橋本雅司特有の粒度の荒さが気になったりして。

最終ページが割と表紙と印象が近いけど、逆に近すぎる感じで新鮮な印象もなく。強いて別方向の好印象カットをあげると、P3かなー。表紙の他にもう1カット、切り口の違うシャープさのある写真が欲しかった。表紙のすばらしさはここのところで随一なだけに、惜しい。(85点)

Koh-Boh vol.9

なんか佐山彩香の表紙のふくよかな胸に惹かれて買っちゃったよ。で、急遽佐山彩香ブームが来て、DVDまで買ってしまう始末。足立梨花をギャルっぽくした感じが、最近の私に微妙にツボだった。女子マネコスプレとか制服も可愛いですね。

この辺の海王社のムックって、B級アイドルの吹きだまり感があったわけですが、AKB48のグラビア席巻で活躍の場を奪われた人たちが流入しているせいか、可愛さを感じるモデルさんが多いです。相楽樹とか、長野せりなとかは普通に可愛いと思いますよ。

グラビアレビューという意味からすると割と正統派というか、ニコパチというか、そういう写真が多くて書きづらいんだけど、でも、ひねりが無くても、こういう写真は見ていて楽しい、ですよ。

余談、最近はこういうムックは割と躊躇せずに裁断して、ScanSnapでスキャンする方針です。2枚〜10枚に1枚は縦線は入るんだけど、ぱらぱら眺める分には十分楽しめるし、本棚に死蔵するより、ふと通勤電車で眺めて和める方が良いし。縦線入るからスキャン後のムックが捨てられないんだけどねー。

UTB+ (アップトゥボーイ2011 5月号増刊)

続けて更新していますが、継続的に更新していく予定があるわけでもないです。

表紙はNot yetなんだけど、あまり気になるところもなく。水着を二色に色分けとか、AKBグラビアは工夫をしないと、という思いが空回りしている感じ。

続いての矢島舞美もちょっと表情にかわいらしさがないし、足立梨花も縛りにとらわれすぎている感じ。川口春奈も可愛いんだけどね、ちょっとビビッドすぎる感じがある。松井玲奈は逆光とかちょっと技巧的だけど、それに負けてない感じはある。

センター付近のAKB系、秦佐和子とか市川美織はタレントは感じるけど、このグラビアだけで心に残るか、というとそうでもない。

巻末、小池唯は最初のページの笑顔が可愛い。吉川友はまだ撮られなれてない感じがあるが、むしろ笑顔意外の陰を感じる写真の方が良いのでは。

真野絵里菜が今回のこの号では一番印象に残るグラビアだった。違うアプローチが成功している。衣装1点勝負(アクセント的にもう1点)というのも意志を感じるし。高橋愛はやっぱり茶髪は似合ってない(今更言う話でもない)

モノクロページカットとか、変化点はあるけど、出せる空気だから流れに乗ってとりあえず出しました、という感じは否めないな。普段の号の完成度が安定しているだけに、逆に寂しい感じもする。眺めるムックとしての上質度は、あるんだけど。