第10回ハロプロ楽曲大賞2011

毎年恒例のハロプロ楽曲大賞本編。昨年に続いて今年も℃-uteの楽曲が割と好みのラインで、5曲のチョイスはあまり悩まなかった。中の順位付けは迷ったけど。次点は一丁目ロック!/Berryz工房と、嫌いで嫌いで嫌い/℃-ute。開催ページはこちら

楽曲部門

第1位 いざ、進め! Steady go!/℃-ute(4.0pts)

あの中島早貴がメインで歌う曲が、ライブのアンコールラストを盛り上げるという状態は、5人時代以前では想像できない。今の℃-uteの正五角形感、各人のバランスの良さを象徴する楽曲。

第2位 会いたいロンリークリスマス/℃-ute(2.5pts)

去年の曲だけど、どうしても選んでおきたい。愛理の情感溢れる歌い方と、それをきちっと録りきった録音が良かった。ハロプロにしては珍しい、ボーカルを聞かせるタイプの名曲。

第3位 さよなら涙/吉川友(1.5pts)

埋もれた名曲だと思う。情景が浮かぶような歌詞と、美しいメロディ。アレンジ(音色)にもうちょっとこだわりがあれば、もっと順位を上げても良かった。

第4位 世界一HAPPYな女の子/℃-ute(1.0pts)

今年の℃-uteを象徴するような、多幸感ある楽曲。ポジティブな楽曲にふさわしいパフォーマンスの可愛さも、見ていて楽しかった。

第5位 ブスにならない哲学/ハロー! プロジェクト モベキマス(1.0pts)

ユニゾンコーラスとソロのバランスとか、歌声の心地よさとか、楽曲的にはハロプロの面目躍如、という出来だったと思う。期待ほどの枚数が出なかったけど。

PV部門

不参加。今年はPVをほとんど見なかったので。

推しメン部門

矢島舞美

今年も変わらず。後半の生写真の状態は悪かったかな、とも思うけど、ステージ上は美しいです。

ffmpeg/x264更新でPARが失われる

こういうネタ書くところがないので、やむを得ず久しぶりにここを更新。

Linux PCを入れ替えて、ffmpeg/x264を更新したら、それ以降作成したiPhone用の16:9の動画のアスペクトがおかしくなった。うちは全て640×480で作成していて、4:3だと普通に見えるが、16:9はアスペクト情報を理解するプレイヤでないと正しく見えない。でも、PC上の動画プレイヤだと正しく見えたりする。

% ffmpeg -i

で見ても情報に変化なし。でも、

% MP4Box -info

で見ると、PAR(Pixel Aspect Ratio)の情報が出てこない。一部が失われたみたい。

結局、

MP4Box -add in.mp4 -par 1=4:3 -new out.mp4

で入れ直すことで解決方向。

モーニング娘。2011春ツアー@びわ湖ホール

9期メンバーは是非見たい、と思っていたものの、℃-uteスマイレージ合同コンと被るので、5月の尼崎のチケットしか押さえていなかったわけですが、東日本大震災の影響で合同コンが中止になったので、e-plusで取り急ぎびわ湖ホールのチケットを取って見てきました。

ファミリー席を取ったら4階という超天空席でどうしようかと思ったけど、割と手頃な大きさのホールで、かつ4階の最前列だったので、割と見やすかったです。まあ、双眼鏡で見ているシーンが多かったけど。セットリストは以下の通り。

01.まじですかスカ!
02.Fantasyが始まる
オープニングムービー
03.THE マンパワー!!!
-MC-
04.女心となんとやら(高橋新垣道重田中光井)
05.1から10まで愛してほしい(9期ダンスのみ)
06.I’m Lucky girl
-MC-
「クイズ 先輩に聞きました~!」(新垣光井譜久村生田鞘師鈴木)
07.好きな先輩(譜久村生田鞘師鈴木)
08.リゾナントブルー(高橋新垣道重田中光井)
09.女と男のララバイゲーム
-MC-
(道重田中)
10.すんごいマイバースディ(光井譜久村鈴木)
11.涙がとまらない放課後→通学列車(道重)
12.レインボーピンク(道重生田)
13.Moonlight night ~月夜の晩だよ~(高橋新垣鞘師)
14.愛の炎(田中)
-MC-
「高橋9期メンバー質問コーナー」
15.もっと愛してほしいの
16.メドレー
泣いちゃうかも→しょうがない 夢追い人→女に幸あれ
17.LOVEマシーン
18.いきまっしょい!
19.恋愛レボリューション21
-MC-
20.涙ッチ

〔EC〕
-MC-
01.でっかい宇宙に愛がある
-MC-
02.ブラボー!

9期のデビューツアーと言うことで、やはりそちらに目が行きます。やっぱりまず触れるべきは、リーダー、サブリーダーとのダンス共演(13)で一歩も引くところの無かった鞘師ですかね。十分ためを張っており、見応えがあった。あれのせいで、観客に「次期エース候補」という印象を与えています。歌の安定度はそこまでは感じなかったし、表情の安定感も低かったけど、見事なダンスでした。

経験値的には高い譜久村は、色っぽさをそこかしこで発揮していたし、位置づけ的にも2番手で安定感を保っていました。鞘師が強烈な印象付けでその分割を食っているけど、初回のツアーであのレベルって、エッグ出身じゃないと出せないと思う。

生田は結構かわいらしいシーンもあったけど、ちょっとビジュアルに癖がある感じ。でも、何かのきっかけでもっと魅せる部分が出てくると思う。

鈴木はすでに体型がかなりボリューム感で、先行き不安。でも、頭の回転はかなり速い。昼は高橋愛が一問一答形式で掘り下げていくMCに割当たっていたけど、そこでの回答は新人とは思えない、しっかりした感じでした。

現メン的には、道重は相変わらず喋りが達者。あと、ガキさんがなんか雰囲気、特にメイクの雰囲気が変わって、可愛く感じました。

構成は、特に後半は最近のシングルをショートでつないでいく内容。この辺はまずはいろんな曲に慣れさせるという、促成栽培を意図したものでしょうかね。久しぶりのマンパワーが聞けたり、最後は「涙ッチ」が聞けたり、期待を外さない構成で楽しめました。9期4人の「好きな先輩」とか、目頭が熱くなったね。

構成的にも現メンと9期がペアになってのダンスとか、こういうのがモーニング娘。の継承だなー、と思ったり。なんか、心高ぶる、良いライブでしたよ。