SEVENTEEN 2009 Jul.

表紙に「惚れてまうやろー!夏!」とありますが、この表紙の引きの強さには惚れてまうよね。桐谷美玲、(南)波瑠、武井咲がビキニトップで並んでいるわけですから。もう普通にグラビア雑誌じゃん、水着目当てに買っても良いじゃん、いや、買わせてくれても良いじゃん!という感じで。ということで買っちゃいました(別に普通に買ってますが)。

SEVENTEENはもうこの世代の雑誌で独歩しているので、モデル陣が強力すぎる。逆に誰も彼もが可愛いので、あまり特別触れるのも難しいくらい。P20で佐藤ありさ、南波瑠、岡本あずさが浴衣姿でいるのも、見惚れてしまいますし。っていうか岡本あずさはSEVENTEEN上では初見なのかな。P15の下とかでも可愛さを感じます。

デートグラビアっぽい記事に続いては、夏モテコーデ(P28)。夏らしい涼しげなファッションの連続で、みていて楽しいです。武井咲は可愛いのですが、P31の上の写真が結構気になります。クレジットから推測するに鈴木友菜なのかな?その次には制服記事がありますが、制服にしてはメイクがケバい感。まあ、ギャル系のページだからか。

P42には榮倉奈々と岡本玲。ってnicolaを捨てたか、岡本玲。対象年代が違うのでOKなんだろうけど。P52の夏モテ記事は煩悩系記事だけあって108個の内容。内容的にもあるあるネタ的で面白い。飛んで、P70からのインナー記事に岡本杏理。とはいえ、インナーモデルではないので注意。独特のほんわか感が可愛い。

ようやく水着記事(P83)にたどり着いたよ。とりあえず、桐谷美玲が細すぎる。他の二人(南波瑠、武井咲)も太い訳じゃないんだけど、一人だけクビレ王になっているもんな。胸も強調されているし、今年のスタイル担当ということで。いや、波瑠も武井咲も、無いわけではないんだけど。その後の浴衣記事では佐藤ありさと大政絢も参戦。佐藤ありさの美人感は、浴衣によく合います。

そこから何ページかも南波瑠はたくさん出てくるんですが、クールビューティーの彼女がP110みたいな高校生っぽい(むしろOLっぽいか?)写真で出てくると面白い物があります。P116からのロートリセ記事の鈴木友菜が可愛い。P123からの「美BODY BOOK」という綴じ込みで、桐谷美玲がくびれと美胸を指導。うん、まああの水着記事をみた後だと、納得だよね。

後半はまあパラパラと。「ふたつのスピカ」の記事があったりしますが、このドラマは桜庭ななみ、高山侑子、足立梨花というキャスティングがすごくて、明らかに伝説になるので、今から楽しみだったりします。P219の波瑠のパンキッシュな(違うか)衣装をみつつ、終了。

まあ、SEVENTEENは総合ファッション誌として唯一になってしまったので、(CanCamやJJが凋落の兆しといわれる今)雑誌の勢いとしてどうなのかというのはよく分からないのですが、モデル陣の強力さは強いなー、と。でも、去年から大きな新星が出た感じでもないので、高値安定ではあるが、新味という意味ではいまいちだったかも。ともあれ、水着グラビアの強力さから、入門編として買うのは超おすすめの、この号でした。

nicola 2009 Jul.

さすがのnicola、こちらは雑誌に勢いがあるだけに、表紙からして引きが強いです。立石晴香と川口春菜、第11回のグランプリペアが、見事にバランスよく成長してきました。とくに川口春菜(ポカリスエットCMにも出演中)は美少女感もアップしており、nicolaの核となれると思う。立石晴香は親しみやすさもあって、この二人のバランスは面白い。去年の感想では「どちらも王道ではないかな」とか書いていますが、撤回だなー。

パラパラとめくっていくと、西内まりやも目に止まる可愛さがある。背の高さがアドバンテージを持っている感じ。でも、他に目に止まる写真を拾っていくと、ほとんどに「ハルル」(=川口春菜)と書いてあるという…。やばい、これは来ている。一年でここまで来るとは思わなかったよ。

センターの水着特集は、立石晴香、川口春菜、城戸愛莉、中山絵梨奈。ここだと、立石晴香が結構良いのです。元気な親しみやすさが、水着に映えている。逆に川口春菜はちょっと目が弱くなっちゃうかなー。外に弱いタイプなのかも知れない。もちろん、これはかわいい、というカットもあるんだけどね。

後半ではなぜかフリクションポイント(消えるボールペン)の記事で強力モデル(西内まりや、立石晴香)がアップになっていたり、モデル紹介のページに男子モデルの紹介まで入っていて「直接的になったなー」と思ったり、ちょこちょこ見所はありますが、まあそれほどもなく終了。

nicolaは立石晴香と川口春菜の2トップが面白いなー。伊藤夏帆とか、ニコプチ上がりのモデルの居場所すらないって言うくらいに強力な2トップになっている。川口春菜はこの号の表紙だけ見ると、新垣結衣の幻影を追っているみたいな感じもするけど、雑誌の各所で見せるビジュアルや雰囲気にはまた違った、よりエキゾチックな美少女感がある。立石晴香はビジュアルの方向性も違うし、親しみやすさという意味でnicolaモデルの重要な要素を持っている。この二人はかなり注目度を上げて良いと思う。

ピチレモン 2009 Jul.

水着掲載号の少女ファッション誌定点観測、今年も実施してみましたが、今年はラブベリーはとりあえずパス。このピチレモンも買ってみましたが、手に取ったときの薄さ、軽さにちょっと驚きました。雑誌としての勢いが、なくなっているのかも知れない。

前半の特集記事のP12を見たら、3人とも結構可愛くて、星野悠月の大人っぽさに魅力を感じたりもする。この特集では割と可愛いんだけど、次の着回し特集での写真を見ると、「あれ?」と思うカットもあったりして。

センターは水着と浴衣の特集。といっても、ビキニトップのカットはあまり多くはない。全体的に質は高いんだけど、スターシステムが取れないからか、個人に対しての印象が残りにくいんだよな。あと、写真が安定しない感じもある。反田有沙に可愛いカットがあるんだけど、全体を通しての安定感までは無いし。

後半は制服アレンジ記事くらいかなー。P101の黒田瑞貴がはっきりした可愛さがあって良いかも。ということで、まあ可愛いんだけど、写真の安定感のなさ+満遍ない掲載(言い換えると推しの不在)から、飛び抜けて印象に残るモデルがいないという、去年と同じ感想になってしまいます。来年定点観測やるにしても、もう落として良いかな…。