劇団ゲキハロ第6回公演「当たるも八卦!?」@ル・テアトル銀座

℃-uteのゲキハロもこれで3回目。今回も見事にチケット取得は玉砕したのですが、知人が2枚当てていたので、ご相伴にあずかってきました。見に行ったのは最終日(6/21)の2回公演のうち、朝公演の方。この日は最終日、かつ岡井千聖の誕生日ということで、千秋楽には負けるものの、良い公演を見に行くことが出来ました。劇の主題歌と、あと「暑中お見舞い申し上げます。」「SHINES」のミニライブあり。時間は2時間弱くらい。

内容は大上段からの主題もなく、あっさり見れる内容。そこが食い足りない向きもあったかも。世間一般的には「寝る子は℃-ute(第2回)」>今回>「携帯小説家(第4回)」という評なのかも知れなくて、私も「寝る子は℃-ute」は好きではあるんですが、人の生き死にを主要な構成要素にしたストーリーって、どこか受け容れがたいものがあるんだよな。思考停止感を感じる、と言うか。人の生き死には人間にとって重要な転機であったり、主要なバックグランドだったりするのですが、それを物語の展開理由にすれば、そりゃ何だって話転がせるだろう、と思ったりします。

そういう点からすると、今回の内容はそういうところに踏み込まず、それがゆえに物語の転がりも悪い印象も受けるんだけど、これはこれで一つの頑張り方じゃないんだろうか、と思った。過去2回が矢島舞美主役色が強かった(逆に他のメンバー置いてけぼり)ところを、各メンバーに見せ場を作る努力もあったし。その分主軸がばらけている感はありますが、基本的には中島早貴主役ですよね?え、違う?

ということで、毎回のごとく同じ感想になりますが、楽しめましたよ。「あんた℃-ute全肯定だろ」という話もあるのですが…。後半、やっぱりほろりとして、自分の感情不如意さに苦笑したりして。

最近のメンバー誕生日恒例の、ファン有志企画のサプライズは、小さなタオルをSHINESでまわすというもの。まあ、劇の中のライブなので、あまり大きなタオルを使うのは無理だとは思うけど、春ライブ最終日の梅田えりか企画と比べちゃうよなー。私の右側には企画者のうちの二人が座っていたのですが、終了間際に(回収のために待ちかまえるために)先に出ていったのですが、客席にあまったタオルを置いていく始末。全体に、そちらの方はちょっとよろしくなかったかもね。

週刊ファミ通 2009 7.3

忽那汐里が表紙と巻頭4P(鍛代修)。久しぶりの鍛代修グラビアだな。と言っても、割と(一般誌に載るグラビアとしては)正統派な撮影になっているので、鍛代修らしさは感じにくいかも。

しかし、忽那汐里は唯一無二というか、独特の雰囲気を持っていますね。とてつもなく野暮ったく見える場合もあるんだけど(P4など)、P1とかだと今っぽい…、そうか、顔だけか髪型込みかの違いか(単純な人)。まあ、脇で光るが大衆受けしないタイプとも思えるので、あんまりグラビア展開は向いていないかもな。(75点)

ヤングガンガン 2009 No.13

鹿谷弥生が表紙と巻頭8P(楽満直城)。ビジュアルに癖のある部分は残っているんだけど、表紙とかP8とか、綾瀬はるか風にソフィスティケートされたビジュアルになっている写真もあり、変化の兆しを感じさせる。P2やP6のような典型的な笑顔より、笑顔以外の表情に魅力を感じる写真も多い。こっちの表情主体で色々ブラッシュアップするのも良いかも。(80点)

大川藍がセンター6P(西條彰仁)。すごーくわずかに、新垣結衣風味の表情が出るカットがあって(P3とか)、そこに気になる部分がある。15歳としては悪い意味で完成してしまっているビジュアルなので、伸び代は少ない感もあるけど、化ける可能性を少しだけ感じなくもない。(70点)