「未来を予想している」ような幻想

まあ、よくある内容ですが。Perfumeのおわりのはじまりが始まる。こういう「○○終わったな」的な内容って、未来を予想している気分になって、書きたくなるのは分かるのですが…。

こういうのを書くときに気をつけないといけないのは、「○○終わったな」っていうのをショービジネスのネタで言うのは、実は予想でもなんでもないんですよね。まさかPerfumeが全員30歳越えて続いている可能性は非常に低いわけだし、だいたいショービジネスは当然いつか終わるわけですよ。書いた本人は、これ書いて、Perfumeが低落傾向に入ったら「ほら見ろ」みたいな気分になるのかも知れませんが、そんな簡単なこと、誇って言われてもね、と思っちゃうわけで。

「○○終わったな」と思ったら、黙ってそのコミュニティから離れていくのが大人の作法ですよね。まあ辛うじて自分のブログなりにさらっと一回書いて、そのまま触れないのが限界だろう。わざわざ他のところに寄稿とか、もう恥ずかしくて見てられない、と思ったりもする。

あと、「アーティスト」「アイドル」のような各人で定義がバラバラな言葉を主題にしているのも恥ずかしい。未定義語での議論は不毛だ、ってこのネット時代10年で学ばなかったの?と思う。まあ、どういう立ち位置にいる人なのか知らないまま書いていますが、なんかねえ、2009年にする話ではないよな。

逆に「○○始まったな」を予想するのは非常に難しい。でも、「○○始まったな」という内容の方が、「え、そうなの?」と興味を湧かせるという点で、世界の役に立ちます。やっぱり、ポジティブな言明の方が、ネガティブな言明より世界を変える気がする。ということで、そういう内容を書いていきたい、と思うのですが、なかなかねえ。上手く行かないですねえ(このテーマを書いている段階で敗北)。

週刊ヤングマガジン 2009 No.36+37

優木まおみが巻頭7P(井ノ元浩二)。最近井ノ元浩二のグラビアはあまりピンと来ないことが多いんだけど、これは優木まおみの持ち味と上手くはまっていて、好印象の内容。優木まおみ自体は、谷村奈南っぽくなってきている感じ(=ビジュアルの安定度が下がってきている)はしますが。

南明奈がセンター5P(木村晴)。南明奈のグラビアとしては、過去例を見ないくらいに、グラビアとしての出来が悪い。これは不調だからか、撮りが悪いか、下り坂なのか、どうなんだろう。

鎌田奈津美が巻末5P(唐木貴央)、P1辺りに変な写真が多いけど、後半はまあまあ。でも、ピンと来る写真もないような気がした。

週刊ヤングジャンプ 2009 No.35

杉本有美が表紙と巻頭8P(細野晋司)。当然、一般のグラビアアイドルレベルよりは可愛いんだけど、往時の輝きが、といういつもの感想に収まってしまう、そんなグラビア。どんどんもっさくなっている感がします。あとはセンターにミスキャンパスとか。