ヤングガンガン 2009 No.18

小池里奈が表紙と巻頭8P(樂満直城)。まあ、表情が一つのパターンに落ち着いてきて、その分面白みがないというのは仕方のないところか。元仮屋ユイカのような感じが漂っている。万人に愛されるんだろうと思うけど、その分ソリッドさに欠けるというか、見るたびの新鮮さがないというか…。年齢が幼い頃は美少女性で目を引いたけど、ちょっと興味が惹かれる部分が減ってきている。(75点)

丸高愛実がセンター6P(西條彰仁)。登場時の南明奈を彷彿とさせる目のくっきり感に惹かれる部分はある。でも、若干ビジュアルの完成度という点では(当時の南明奈よりは)劣るか。顔の長さを意識させない見せ方を覚えたら、大化けするかも知れません。ちなみに、最近の変化しきった南明奈よりは勝っていると思う。(80点)

しほの涼が巻末6P(樂満直城)。昔と変わらないビジュアル、と言う写真もあるけど、変化を感じさせる写真もP1やP5などに点在している。元々大人びていたけど、ビジュアルが年齢に追いついてどうか、と言うと、微妙な変化になっている。こういうタイプの人って、追いついたときにすごく輝きが増すケースが多いんだけどね。意外な感じ。(70点)

あと、付録でアイドリング!!!のミニ写真集16P。

週刊プレイボーイ 2009 No.37

巻頭にU-15次世代美少女50人という綴じ込みがあるので、頭に入れておいても良いのでは。川口春奈松井珠理奈が1Pで取り上げられているのは、ある意味当然とも言える。

巻頭は川島海荷6P(渡辺達生)、鎌田奈津美5P(矢西誠二)、富樫あずさ5P(熊谷貫)、麻生夏子4P(中山雅文)。川島海荷はスナップショットで彼女の魅力が十二分に出せないのかな、とも思わせる微妙なグラビアの完成度。プッシュ度合いは十分なのだけど、それを生かし切れるか微妙に思えてきています。渡辺達生の撮りが悪いだけかも知れませんが…。

鎌田奈津美は壁を越えられないまま終わりそうだな。麻生夏子は坂下千里子的な小悪魔感が面白いかも。このほかの引き出しがあるのか、よく分からないけど。

センターは丸高愛実(TOP of GRAVUREグランプリ)と松岡音々(グラビアJAPANグランプリ)の2ショットグラビア8P(小塚毅之)。グランプリ二人の夢の共演、とは誰も思わない、小粒感溢れる二人なので、それほど目を引く感じもない。二人が悪いわけではないんだけど、「グランプリではないよね」という感じ。

ヤングアニマル 2009 No.17

大島麻衣が表紙と巻頭11P(中山雅文)。今年のミスヤングアニマル、とのことで。「AKB48の辞め時を間違えた」とか色々いわれがちですが、グラビア転身で花開いた感もあるし、AKBの中位メンバーでいるのとどっちが幸せか、と言うと難しいところですけどね。

ビジュアルの安定感という点ではまだまだなんだけど、各シーン、各シーンにふさわしい表情が出せており、大いに成長は感じられると思っています。「作られた表情」のステロタイプに見られるような雰囲気の写真でも、作為性が低くみえるのがポイント高い部分だと思う。ということで、最近の大島麻衣、結構好きです。(80点)

松本さゆきが巻末7P(野澤亘伸)。ライトSMみたいなエロチックなモチーフ。でも、見た感じSっぽく見えなくもないので、ちょっと不釣り合いのような。まあ、ビジュアルだけでどっちがSかMかとか、私が熟知しているわけでもないので、まったく逆の見立てなのかも知れないけどね。着エロ系の一類型として、見流してしまう。(60点)