UTB+ (アップトゥボーイ2011 5月号増刊)

続けて更新していますが、継続的に更新していく予定があるわけでもないです。

表紙はNot yetなんだけど、あまり気になるところもなく。水着を二色に色分けとか、AKBグラビアは工夫をしないと、という思いが空回りしている感じ。

続いての矢島舞美もちょっと表情にかわいらしさがないし、足立梨花も縛りにとらわれすぎている感じ。川口春奈も可愛いんだけどね、ちょっとビビッドすぎる感じがある。松井玲奈は逆光とかちょっと技巧的だけど、それに負けてない感じはある。

センター付近のAKB系、秦佐和子とか市川美織はタレントは感じるけど、このグラビアだけで心に残るか、というとそうでもない。

巻末、小池唯は最初のページの笑顔が可愛い。吉川友はまだ撮られなれてない感じがあるが、むしろ笑顔意外の陰を感じる写真の方が良いのでは。

真野絵里菜が今回のこの号では一番印象に残るグラビアだった。違うアプローチが成功している。衣装1点勝負(アクセント的にもう1点)というのも意志を感じるし。高橋愛はやっぱり茶髪は似合ってない(今更言う話でもない)

モノクロページカットとか、変化点はあるけど、出せる空気だから流れに乗ってとりあえず出しました、という感じは否めないな。普段の号の完成度が安定しているだけに、逆に寂しい感じもする。眺めるムックとしての上質度は、あるんだけど。

野元愛写真集「野元愛 15歳」

何となく久しぶりに写真集を買ってしまいました。元々Chu-Bohの表紙で引きが強いなとは思っていて、気になっていたのですが、写真集の表紙でもやっぱり引きが強かった。ということで思わず買ってしまいました。

撮影は海外、東南アジア系。水着主体で、種類は6種類くらい。最後のはインナー風といった方が良いかな。あとはセーラー服、といっても水兵着みたいなのと、制服とか。普通の着衣も露出度高めではありますが4点くらい。ということで衣装点数は多いです。

表紙で分かるようにスタイルは未成熟。ということでスタイルを楽しむ写真集ではなく、初々しさとビジュアル、表情を楽しむ内容。基本笑顔主体だけど、割とバリエーションもあり、この辺は西田幸樹の撮影のうまさを感じます。

構成も割とテンポよく見ていける内容ながら、引きの強いカットが点在し、見所はたくさん。初見では最後の入浴カットがしつこいかな、と思ったけど、今見直すとそれほどでもない。後半シャワーカットが続くので、印象がかぶってそう見えただけかも。

ということで、表紙のビジュアルとショートカットに惹かれた人には、買って裏切られることはない、出来の良い写真集だと思います。1st写真集はかくあるべき、というのを思い出した。(100点)

第9回ハロプロ楽曲大賞2010

ハロプロ楽曲大賞本編。昨年は1位に迷わなくて、後もバランスを考えたら割とすんなり決まったのですが、今年は℃-uteにお気に入りが多くかなり迷いました。でもまあ、今の気分で決めて投票してみる。開催ページはこちら

楽曲部門

第1位 夢見る 15歳/スマイレージ(3.0pts)

ファーストツアーでこの曲のイントロが流れたとき、血液が沸騰するような、そんな高まりを感じた。冒頭のシンセの音が大好きというのもあるけど、歌詞も正攻法ではない切なさの表現に惹かれます。メジャーデビュー一曲目は良かったのに、それ以降迷走している感じもするが…。

第2位 Danceでバコーン!/℃-ute(2.0pts)

SHOCK!での愛理偏重からどうなるかと思っていた今年の℃-uteでしたが、それ以降のシングル3曲はメンバーバランスを重視した方向に振れて何より。それに応える形で、(いわゆる後列)メンバーの表現力もすごく上がってきています。夏秋ライブの激しいダンスを思い出させるこの曲は、今年の代表曲にふさわしい。「会いたいロンリークリスマス」を選びたかった部分はあるけど、対象外なので。

第3位 立ち上がれ 乙女達/℃-ute(2.0pts)

多分今後取り上げられることの少ない楽曲だろうけど、曲全体に流れる焦燥感というか、虚無感の中にあるポジティブな感じにすごく惹かれた。何となく心から離れない、そういう感じ。中近東イメージのアレンジ、ダンスもそれを引き立てます。

第4位 君の戦法/℃-ute(中島早貴・岡井千聖・萩原舞)(2.0pts)

春のライブでこの曲を見るのが楽しかった。クール路線の楽曲主体の℃-uteですが、3バックのこのメンバーにブリブリ曲をきっちり作る、こういうところに上手さというか、巧みさを感じます。3人のパフォーマンスも可愛らしくて、アイドルの一つの魅力の極致、と言っても良い(言い過ぎ)。

第5位 MOON POWER/Berryz工房(1.0pts)

今年のハロプロ関連最大の思い出は「三億円少女」でした。この演劇を見せてもらえたことに感謝、というくらい中身の濃い、いつまでも記憶に残るであろう内容だった。ということで、その劇での唯一のベリ曲を挙げておきたいと思って。

PV部門

第1位 キャンパスライフ~生まれて来て良かった~/℃-ute(3.5pts)

久しぶりの℃-uteの可愛い路線のPVは、破壊力抜群でした。アップが特に強いんだけど、PVとしてはスタンダード版を選んでおく。「キャンパスライフ」と「Danceでバコーン!」が甲乙付けがたくて、PVが印象的だったこちらをPV部門にまわしたが、本当は楽曲部門でも投票したかった。

第2位 友達は友達なんだ!/Berryz工房(2pts)

PVの雰囲気としては去年の「ライバル」に近いけど、最後のロケを印象的に使ってあって、構成としてはこっちの方が上手い気がした。楽曲がそれほど没入できる感じではないので、「ライバル」ほど上にはしなかったけど、お気に入りです。

第3位 真野恵里菜/元気者で行こう!(0.5pts)

真野ちゃんは今年すごく頑張っていたと思うので、この辺で投票してあげないとね。楽曲は正直ピンと来る物がなかったのですが(結局つんく♂好きなのかも知れない)、これは疾走感があって良かった。

推しメン部門

矢島舞美

今年も変わらず。天然ボケの一面が取り上げられやすいのですが、芯がしっかりしている部分が、いろんな言動から感じられる人です。